加害者学生の覚悟
今日午後3時からの、日大アメリカンフットボール部の加害者学生のテレビ会見を見た。
まずは、被害者学生にお詫びし、それから自分がやったことについて真実を述べていた。
やはり監督、コーチからの指示があったと名言していた。
その内容は具体的で真実を語っていると信じられるものであった。
しかし彼から、監督、コーチを責める言葉は出なかった。
指示されたけど、やったのは自分だからと自分の責任だと深く反省していた。
心から反省し自分を責めていたが、他に責任転嫁するような発言は一切なかった。
その潔さに、感動すら覚えるような発言だった。
私なら、監督に言われてしかたなくやったと言い訳することだろう
まだ20歳になったばかりの青年とは思えないような、落ち着いた態度。
他人のせいにすることなく、ただただ率直に自分の非をわび、心から反省の弁を述べる。
朝のワイドショーで、彼の顧問弁護士が、「覚悟をもって、すべてをお話しすることになるだろう」という言っていたが、文字通り彼の「覚悟」を感じた。
やったことは許されることではないが、過ちを心から反省していることは痛切に伝わってきて、その勇気には敬意を表したいと思ったほどだ。
それに対して、内田監督のなんと卑劣で醜いことか。
権力者は、弱者を踏みにじることによってその地位に上り詰めるのだとつくづく感じた。
そして長いこと最高権力として過ごす内に裸の王様状態になり、傍から見ると裸に見えていることに気がつかない人間になってしまうのだろう。
安倍総理がその代表格。
加計さんとずぶずぶの関係であった事を示す内部文書が出ても、今までの発言を変えようとはしない。
加害者学生の潔い対応を見習うとよかったのだが、ここにいたっては、しらを切り続けるしかないのだろうけど、見苦しいこと限りない。
総理、総監督、事務次官。権力者が陥る道なのか。
願わくは、加害者学生が幸せな人生を歩いて行けることを祈っている。
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