青島太平洋マラソン 出産の痛みは忘れる?
今日、青島太平洋マラソンの案内状が届いた。
去年の参加者に、今年のエントリー開始を知らせる案内状だ。
今年のエントリー開始は6月20日、夜8時からとなっている。
マラソンのようなハードな運動は体に悪いというのが定説になっているから、私は、もうマラソンはやめると決めていた。
封筒に入っているパンフレットごと資源ゴミ置き場に入れようと思ったのだが、ちょっと中を見てみた。
わずかではあるが、もう一度だけ走ってみようかなという気持ちもする。
2月から、薬に頼らずに血圧を下げるべくウォーキングを始めている。
早足のウォーキングで、最近は軽いジョギングも混ざっている。
私は、都合3回青島太平洋マラソンを走った。
初参加は6カ月余りの練習で、5時間を切って完走した。
2年後、周りに誘われて2度目の参加。
完走はしたが5時間半の記録。
それに納得がいかず、去年3度目の参加。
初参加の記録を更新して有終の美を飾って引退?という計画で練習にはげんだが、結果は5時間35分。
20㎞過ぎから足がつって、ほとんど歩きの惨憺たる結果。
有終の美とはいかず心残りは合ったが、身をもってマラソンは体に悪いと感じて、二度とマラソンはしないと決めた。
今年2月から、薬に頼らずに血圧を下げようとウォーキングを始めたが、ランニングは体に悪いから走ることはしなかった。
しかし6月に入り、青島太平洋マラソンのエントリーが気になりだした。
去年のエントリー開始が6月だった。
エントリー開始の日に受け付け終了になる。
実は、3度の出場の完走証を事務所に張りつけている。
結構めだつようで、来客から「マラソンを走るんですか」と聞かれることが少なくない。
そんなとき、初マラソンを走ったいきさつを話し、そして2度目3度目を走った経緯を話す。
初マラソンの記録は自慢なのだが、走るたびに記録が落ちて、3度目の記録5時間55分は自慢にならない。
6時間というのは、いかにも、よれよれになって、やっとのことで完走しただけという記録だ。
2月からウォーキングを始めて、目的の血圧は、中度の高血圧の数値が高めの正常値程度までは改善してきた。
5㎞の歩きになれてしまって、少々物足りなくなって、ウォーキングに軽いジョギングを混ぜた歩きになっていた。
マラソンは出産と似ているのかもしれない。
出産したあと二度と子供は産みたくない思っていた人が、しばらくすると二人目の子供が欲しいなと思うという話しを聞く。
マラソンも、それに似ているのかもしれない。
ウォーキングを始めて2カ月目くらいから、もう一度だけ走って、有終の美で終ったらどうだろうという気持ちがときどき頭をかすめていたのだ。
そこに今日の案内状。
うーーむ。6月20日はどうしようかなと迷いを感じた今日の出来事であった。
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