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2018年7月 9日 (月)

想像をはるかに越えた西日本大豪雨

 4日から6日にかけて京都に出張していた。

 5日、6日は、スマートフォンの大雨を警告するエリアメールが鳴りっぱなしだった。

 そんな中、私は大過なく仕事をすませ無事、延岡に帰ってくることができた。

 自分が大きな被害を受けなかったことと、出張中はテレビを見ることが少なかったせいで、今回の豪雨がここまで大きな被害をもたらしているとは知らなかった。

 豪雨の最中は、報道する側も取材もままならかったようで、今日になって被害状況がいっきに拡大している。

 被災地の被害映像も次々と報じられ、想像を絶する被害の深刻さに改めて驚いている。

 今回の被災地域は、近畿、中国、四国地方から九州まで広域にわたっていたのに、宮崎に帰って来たら、なぜか宮崎県だけぽっかりと被害をまぬがれていた。

 出張中にも大きな被害にあわず、地元に帰って来てからは自分の身の回りには大きな変化がなかったせいもあって、 5日6日の私のブログは、のほほんと太平楽なことを書いていて、被害に遭われた方には申し訳ない思いである。

 それにつけても、特別警報が発表される際に「数十年に一度の大災害が迫っています」「ただちに身を守るために最善をつくしてください」と言われるが、実際にはどうしたらいいのか戸惑う人が多いことだろう。

 私の家は、鉄筋コンクリート4階建の事務所兼居宅。

 1、2階が事務所で、3、4階が自宅となっている。

 だから、家族内では、避難が必用なときは4階に逃げることに決めている。

 しかし、一般住宅にお住まいの方は、急に特別警報が発令されて身を守る最善の行動を取るようにと言われても、どうしたらいいのかわからないだろう。

 今日のテレビのニュースで被災者の方が、洪水になる前に避難勧告がでていたのは知っていたが、こんなにひどくなるとは思わなかったので避難していなかった。

 特別警報が出たときは、すでに被害が発生していて、逃げようと思ったときには、逃げられなくて屋根の上に避難するしかなかったと話していた。

 身を守るためには、特別警報が出るまえに避難の準備を始めることだ。

 もうひとつは、市町村で発行しているハザードマップ等で、自分の住む地域がどんな状態にあるのか、改めて調べておくことも大切なことだ。

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