尾畠さんの至言
二歳男児を発見したスーパーボランティアの尾畠春夫さん。
テレビ、雑誌の報道で見る尾畠さんのボランティアへの取り組み方には、ただただ頭が下がる。
尾畠さんのボランティアの心得は、いろんなところで報じられているが、児童を発見した後、児童の祖父に風呂を勧められたとき、頑に拒否する尾畠さんの対応には、尾畠さんのボランティア精神の神髄を見る思いした。
すばらしいのは、尾畠さんが自分のボランティアのやり方について、「皆が皆、私のようにやらないといけない、なんてことはありません。あくまでも私はこういう考えです」という発言だ。
もうひとつ、心にしみた言葉は、尾畠さんが被災者にかける言葉だ。
尾畠さんが被災者にかける言葉は、「お怪我はなかったですか」と「私にできることなら、なんでもお手伝いさせてください」の2つ。それ以上のことは被災者に聞かない。
「怖かったか、辛かったか、家は、家族は、なんて聞かれ快く思う人はいませんから」というのだ。
至言。
家族を失った被災者に、家を失くした被災者に、「今、どんなお気持ちですか?」とマイクを突きつけるマスコミよ、尾畠さんの言葉を強く心に刻め。
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