大坂なおみさんに救われた?安倍総理
スポーツ界のパワハラ事件。台風に地震。
良くない事件が世間を賑わしていたら、今度は大坂なおみさんの全米オープンテニス優勝という嬉しい話題でもちっきり。
大衆受けする大きな話題がめじろおしで、日本の総理大臣を選ぶ自民党の総裁選挙の報道は目立たない。
大地震の後処理対策をそのままに、総裁選を延期することもなく、安倍さんは日露首脳会談に望んだ。
安倍さんを猜疑的に見ている私は、安倍さんは石破さんとの政策論争を避けるために日露首脳会談に出かけたという説に傾いていた。
安倍さんとしては外交で株をあげようと思ってのことだったのだろうが、プーチンさんが、北方領土はそのままに平和条約を締結しようと発言した。
それは東方経済フォーラムのパネルディスカッションでの発言だった。
当方経済フォーラムは極東開発を目的にプーチン氏が2015年に始めたもので、今年で4回目。
その席には、各国首脳やビジネスマンらを招く、ロシアの国家的行事。
パネルディスカッションの舞台には、安倍晋三首相のほか中国の習近平(シーチンピン)国家主席、韓国の李洛淵首相もいた。
その中での発言だった。
「あらゆる前提条件をつけず、年末までに平和条約を結ぼう」
「争いのある問題はそのあとで、条約をふまえて解決しようじゃないか」と言い出したのだ。
プーチン大統領の真意が、この言葉にあるのだったら、安倍総理がかかげる北方領土返還への道は閉ざされたことになる。
官邸側は、プーチンさんの「今思いついたことだが」という言葉を表面に掲げて、火消しにやっきになっているようだが、「そんな奴おらへんやろ~」(万歳の大木こだま・ひびき)の、こだまの言い回しで)
さてさてどちらにしても、大坂旋風が安倍さんの都合の悪い話を吹き飛ばしてくれそうだ。
ほんと、安倍さんはついているのだよなあ。
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