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2018年10月13日 (土)

年をとると筋肉痛が遅れてやってくる?

今朝起きると、身体全体に強い筋肉痛。
 
  昨日、軽い筋肉痛を感じていたが、昨日の5倍くらい痛い。
 
  特に、足と腰が痛くて身体を真っ直ぐにするのに時間がかかる。
 
  年をとると、筋肉痛が遅れてやってくるというが、そのせいだろうか。
 
  ずいぶん前のことだが、テレビの番組でこのことについて解説していたのは覚えているが、どういう理論だったかを思い出さない。
 
  それで、ネットで調べてみた。
 
  結論は、年をとると筋肉痛が遅れてやってくるというのは、正しくもあり誤りでもある。
 
  筋肉痛には、筋肉痛には、運動中から運動直後に発生する「急性筋肉痛」と、運動後数時間~1日経過してから痛み始める「遅発性筋肉痛」の2つがある。
 
  今回問題にしているのは、遅発性筋肉痛のことである。
 
  筋肉痛の原因は、運動による筋損傷とする説や、筋損傷を治そうと発生する炎症によって痛みを引き起こす説があるが、明確な原因は、いまだにわかっていないというのが正確な情報のようだ。
 
 一番有力なのは、運動によって傷ついた筋繊維を修復するときに起こる炎症が筋肉痛の原因という説だ。

 普段、行わない運動をした場合に筋繊維に傷がついたり、一部が壊れる。

 そのとき、筋繊維が壊れるが、痛みを感じる筋膜には異常が起こっていないので、そのときは痛みは感じない。

 そして次の日や二日後に、身体は傷ついた筋繊維を修復させるように働く。

 この修復作業で、血液中の白血球が集まってきて炎症が起こり、炎症が筋膜にまで波及するため痛みが起こる。

 では、歳をとると筋肉痛は遅れてくるのか?

 これは、年をとったからではない。

 運動の種類や普段から運動しているかどうかで変わってくるのだ。

 普段から運動をしていると、筋肉の修復が早くなるので、すぐに筋肉痛になる。

 運動不足の場合は、なかなか筋繊維の損傷を回復しようとしない。

 だから、筋肉痛が遅くなるというわけだ。

 また、運動の種類によっても筋肉痛が早くなったり遅くなったりする。

 ハードな筋トレなどを行った場合には、早く筋肉痛になる。

 急激に筋肉がダメージを受けると、それを治すための炎症が強いので、痛みに気づきやすくなるせいでもある。

 若くても、筋肉に緩めの負荷をかけた場合には二日後に筋肉痛がやって来たりする。

 年をとってやる運動は、比較的緩めに筋肉に負荷をかけるような運動になることが多い。

 また、強い負荷をかけようとしても、筋力が低下していて、中途半端な負荷しかかけることができない。

 つまり、年をとったから筋肉痛が遅くなるというわけでは無く、運動不足から来る君肉の回復の遅さ、運動負荷の弱さが、筋肉痛が来るのを遅くしているというわけだ。

 冒頭で結論づけた、「年をとると筋肉痛が遅れてやってくるというのは、正しくもあり誤りでもある」というのは、こういう理由からである。

 年をとっても、普段から運動をしていて、強い負荷をかけると筋肉は早くやってくる。
 徒然なるまま、何の役にもたたないことを、結構な時間を浪費して調べていていいのかなあ。

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