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2018年11月 1日 (木)

摩周湖は単なる水たまり?という話から

 「日本でいちばん透明度か高い湖」として知られる摩周湖は、単なる「水たまり」なのだそうだ。

 摩周湖は、ふだんは深い霧に包まれているが、その霧が晴れると、湖面は「摩周ブルー」と呼ばれる幻想的な光景が広がる。

 不純物が少なく透明度が高くて、急激に深くなっているため、青以外の光線の反射が少ないため、油絵のような青い色に染められているらしい。

 この「摩周湖」が、日本の河川法では「湖」ではないという。

 というのは、河川法上、湖とは河川の流人かあることか要件とされているが、摩周湖は川につなかっていないのだそうだ。
 
 国上交通省の管理下にはなく、湖内に樹木がないため農林水産省の管理下にもない。

 摩周湖は無登記のまま国に管理されている。いわば「水たまり」なのだそうだ。

 ただ、単なる「水たまり」だからこそ、今日も神秘的な景色を保っていると言える。

 あたりに降った雨が土壌に浸透したあと、濾過されて流入するため、湖内には有機物が非常に少ない。

 また生活排水の影響もないため水質か悪化することもないというわけだ。

 ということで、摩周湖は湖ではなくて単なる水たまりということになるのだそうだが、あれはやっぱり湖だよなあ。

 ちなみに、摩周湖は、今は知らない人がいない有名な湖だが、摩周湖を有名にしたのは、布施明さんのヒット曲「霧の摩周湖」だ。

 作曲は、昨年亡くなった平尾昌明さん。

 大ヒット曲となり、弟9回日本レコード大賞作曲賞曲となり、平尾さんの作曲家としての地位を確立した代表曲になった。

 「霧の摩周湖」の誕生のいきさつを聞くと、摩周湖が「霧の摩周湖」と切り離せない歌だということがわかる。

 当時売り出し中の新人歌手だった布施明さんをステップアップさせるため、作曲家平尾昌晃、作詞家水島哲、歌手布施明の3人が揃って、平尾さんが住んでいた茅ヶ崎で杯を酌み交わしながら曲作りが行われた。

 布施のマネージャーの「湘南海岸の歌はどうか」という発想から始まったが、水島が「摩周湖はどうか」と提案。

 摩周湖は当時無名だったが、その魅力を水島が語ると「それはいい」と意見が一致。

 酒で興の乗った水島が一行ずつ詞を書き、平尾がギターでメロディをつけ、布施が歌うという作業を繰り返し、夜中に完成したという。

 発表するに際して、布施が当時所属していた渡辺プロダクションのスタッフが「誰も知らないような場所の歌なんて売れるはずがない」と反対もあったというほど、名もない湖だったというのだから面白い。

 蛇足ながら、私は学生時代に北海道の周遊旅をしたが、その際に当然のごとく摩周湖にも行った。

 摩周湖に向うバスの中でガイドさんが、「摩周湖は『霧の摩周湖』と呼ばれるように、霧に覆われて湖面が見えないことが多い。さて、今日はきれいな湖面が見えるでしょうか」とアナウンスし、ちょっと不安にさせられた。

 そして到着前に、「今日は、すばらしい天気で、きれいな湖面が見らるようです。皆さまは運がいいですね」と言われ、「よかった。ついてた。」と車内に安堵の声が漏れる。
 再びの「ちなみに」であるが、私の北海道2週間周遊の旅はユースホステルを巡る旅であったのだが、ユースホステルで同宿した人にこの話をすると、ほとんどの人が同じ経験をしていて、見られなかったという人には出会わなかった。

 どうやらバスガイドさんは、いつも乗客に幸運を運んでくれていたようだった。

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コメント

道東出身の私としては摩周湖と聴いて黙っているわけにはいきません。
とにかくよく行きましたが実際の霧の摩周湖は何にも見えないのでシャレにもなりません。
私がよく行ったのは観光客の少ない裏摩周のほうでしたがやがて有名になり、砂利道も舗装されにぎわうようになったので行かなくなりました。
また、相撲の大鵬の出身地である弟子屈町で大鵬せんべいを買いましたが印刷した 手形が付いてくるので子供のころは自分の手をあてがい、その大きさに驚いたものです。

後藤庵さん、いつもコメントありがとうございます。

 ほんとに、霧の摩周湖はなんにも見えないのでしょうね。
 始めて言った摩周湖が霧だったら、星も見えない湖はこわくて、あなたの名前など呼べないでしょうね。

 私が摩周湖に行ったのは、45年位前のこと。
 市街地から、やたら遠かったという記憶です。

 屋台のとうもろこしを食べましたが、生まれて始めて食べるスイート種のとうもろこしで、その甘さに感激したのを覚えてます。

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