最近の若いヤツは
大谷翔平選手が大リーグの新人王をとった。
投票権のある野球記者30人のうち、25人が大谷選手を1位投票という圧倒的な支持を集め計137ポイントを獲得した。
有力な対抗馬と目されていたミゲル・アンドゥハー選手は89ポイントと、大差を点けての圧勝となった。
大谷選手が大勝したのは、野球の技能や技術のみでなく、性格の良さも記者の好感を得てのことだろう。
もうひとつの理由は、あと2年待てば100億円以上の報酬を手に入れられたのに、6000万円という低額(私には、超高額だが)な契約で大リーグ入りしたことも、大谷選手の野球への純粋さを裏付けるものとして、敵味方を超えて支援されたのだと思う。
大谷選手の笑顔は、嫉妬心の固まりで、皮肉れものの私の心も溶かす。
昨日は、テニスの錦織選手がワールドツアーの最終戦で、王者フェデラーをストレートで破った。
大阪なおみ選手の全米オープン優勝。
フィギュアスケートでは、16歳の新星 紀平梨花選手がグランプリシリーズ初挑戦でトリプルアクセルを2度も成功させ、初出場初優勝。
卓球のワールドツアー オーストリアオープンでは、伊藤美誠選手が世界ランキング1位の朱雨玲を破っての優勝。
「最近の若いヤツは」には、「なってない」とか「ダメ」だとか否定的な言葉が続く。
これは太古の昔からの常套句だという都市伝説もある。
しかし私は、最近は『最近のヤツ』は『若い方々』にすべきであり、続く言葉には「尊敬と敬意と憧憬の念を禁じ得ない」とするべきだと思う。
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