オリンピックは、金持ちの金儲けの道具
今日の「とくダネ」のオープニングで、小倉さんが、東京オリンピックに腹が立っていると切り出した。
陸上競技の決勝を午前中にやる予定になっているのはおかしいというのだ。
朝早くやるのは、選手のコンディションを作るのも大変だし、日本で開催するのに、平日の午前中ではテレビで見るのも大変だ。
小倉さんは、「東京でやるんだったら、東京で夜の一番いい時間帯。涼しくなってきたところで100メートルとか400メートルリレーとかやって欲しいじゃないですか」
「我々だって学校行ったり、仕事行って帰りにですよ。今日は100メートルがあるから早く帰って家で楽しみだなぁって。朝10時にやってごらんなさいよ。仕事なんか手につかないよ」と疑問を投げかけた。
さらには、「アメリカが高い放映権料を払っているから、アメリカのゴールデンタイムにアメリカの人気種目をやるんでしょ。それだったらオリンピック、アメリカでやれっていうんだよ、ずっと」と続けた。
まったく同感!
私は、そもそも、多額の費用と時間をかけて東京に誘致することに疑問を抱いていた。
歴史的なコンパクトなオリンピックにできると言っていたが、嘘ばかり。
数千億円でできる予算だったものが、みるみる予算が膨らみ、3兆円を超す規模になっているではない。
番組にはコメンテーターとして、東京五輪パラリンピック組織委員会参与の夏野剛氏が出演していたが、小倉さんのコメントに対して、「だったら放映権もっと払え」即答で言い放った。
放漫の極みのコメントである。
これが主催者の本音。
莫大な放映権料がないと成り立たないのであれば、ずっとアメリカでやれという小椋さんの意見は正論である。
しかし、それではオリンピックを名目にした利権を手にすることはできない。
オリンピックは、ビッグマネーを動かすブラックビッグモンスター、フィクサー達の金儲けの一大イベントなのだ。
つまりは、金持ちの金儲けの道具だと、私は思っている。
2020年五輪が東京に決まった日、日本中が喜びに湧いていたが、私は、日本が負けることを祈っていた。
それは私の正義感ではなく、私はそのおこぼれにあずかれないのに、大儲けをする人がいるのが許せないからという、さもしい根性なのであるが。
そう言いながら、私は、東京オリンピックをテレビで見るだろうが、日本中がオリンピック一色になってしまうことを想像すると鬱陶しい気もする。
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