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2019年2月22日 (金)

堀ちえみさんの舌ガンが口内炎と間違われた不運

 堀ちえみさんが、舌に痛みを感じて最初に病院にいったのは去年の7月くらいのこと。

 病院では口内炎と診断され、口内炎の治療を受けた。

 その後、病状は回復せず悪化していき、かかりつけの歯科医に見てもらったが、そこでもガンは見つけてもらえなかった。

 報道では、舌ガンは非常に稀ながんで、知識のない医者が多いのはしかたがない。

 また、堀さんが服用していたリュウマチの薬が口内炎の副作用を引き起こすということも舌ガンを見逃してしまう要因となったとされている。

 舌ガンが非常に稀で、医師が見逃すのはしかたがないという話には私は納得がいかない。

 私の友人の池谷君(仮名)が舌ガンの手術をしているし、私の隣家のご主人も舌ガンの手術をしている。

 それに、何年も前のことだが、私も口内炎なかなか治らないことがあって、かかりつけの歯科医に見てもらった経験がある。

 そのとき、私が症状を伝えると、医師は心配そうな表情になって、すぐに私の口腔内を見てくれた。

 そして、すぐにホッとした表情になり、「よかったです。ガンではありません。」と断言してくれた。

 その先生は、口腔外科の看板はあげてなかったが、診療をしながら勉強を続けていて、舌ガンの症例をたくさん見てきていて、舌ガン特有を体感的に診断できるということだった。

 心配ないですよ、ということで口内炎の治療をしていただき、その後私の病状は治まった。

 友人の池谷君の場合は、私の経緯とはちょっと違っているが、その経緯がちょっと変わっているので紹介したい。

 池谷君は、舌にピリピリとした痛みを感じ、小さなしこりができていたので、不安になって、いつも行く病院に行った。

 その病院の院長はご高齢で、どう見ても医師としての能力には疑いを感じさせるところがあって、明らかに風邪程度の病状のときのみ利用していた。

 その病院の取り柄は、待ち時間ゼロということ。

 院長の子どもさんも医者になっていて、他に2人の医師がいたが、院長に診てもらおうという患者さんは皆目少なくて、院長に診察を希望すれば、即座に診察室に案内された。

 私も、子どもが小さかったころ、風邪のときのみ診てもらっていた。

 そんな患者さんばかりだったせいか、診察はワンパターンだった。

「はい、口を開けてください」といって、口の中を覗くと、「あっ。真っ赤ですねー。喉が真っ赤です。」と言う。

 いつ行っても同じで、流れ作業的にやっている。

 診察室で待たされている間、自分の直前の患者さんを診察している状況が見えているのだが、先生の視線が喉の奥を見ていないことが多い。

 自分が診察されるとき、先生の視線を注視していると、こちらが口を開けると同時に「真っ赤ですねー」とくる。

 、「真っ赤ですねー」ときて、「注射をしておきますね。お薬も出しておきますから飲んでください。」となる。

 注射の薬の名も毎回いっしょ飲み薬も毎回いっしょ。当時は薬の名前も覚えていた。

 このことは、私の息子も気がついていたようで、「あの病院の先生、『真っ赤ですねー』と言うけど、喉を見る前から『真っ赤ですねー』と行っているよね」と行っていた。

 5歳の息子でさえ、そう感じていた。

 池谷君は、自分では口内炎だろうと思っていたから、そのとき、その病院に行ったわけだ。

 受付で、院長からの診察を希望すると、案の定、即座に診察室に通された。

 受付での問診に、「舌に炎症があって痛みがある」ということを伝えていた。

 診察室に入ると、先生はいつものごとく、「口を開けてください」と言った。

 口を開けると、即座に「真っ赤ですねー」とのたまわった。

 その答えに、池谷君は面食らった。

 「なんじゃ、こら」

 その様子を見て、看護婦さんがあわてて、「先生、池谷君は舌が痛いと言ってるんですよー」と、医師の耳元に手を当て、大きな声で告げた。

 その様子は、先生はご高齢で耳も遠いことがわかった。

 先生は、慌てる素振りも見せず、「ああそうですか。もう一度口を開けて下さい。」と言って、再度口の中を見た。

 そして、なんのためらいもなく発した診断は、「あっ。口内炎ですねー。」であった。

 池谷君は、若干不信に感じつつも、医者からもらった口内炎の薬をつけて様子を見ていた。

 しかし、一向に病状は回復しない。

 これが、見てもらった医者が普通のやぶ医者だったら、堀さんと同じ道を歩いたのかもしれない。

 最初に診断してもらった医者が、通常ありえないほどのやぶ医者だったことが、池谷君に不幸中の幸いをもたらした。

 不安になって、池谷君の奥さんに状況を話した。

 池谷君は、日頃、奥さんとあれこれ話をするタイプではないのだが、さすがに不安を感じたのだろう。

 ちなみに、池谷君の奥さんは医師からも一目置かれる医療関係の人。

 奥さんは話を聞くなり、口腔外科看板をあげている歯科医に診てもらうことを勧めた。

 果たして、勧められた口腔外科の先生は、池谷君の口の中を見ると即座に舌ガンだという診断を下した。

 「すぐに専門の病院に行って下さい」と、紹介状を書いた。

 数日後に手術。

 幸い、会話にもまったく不自由しない最小限の切除手術で済んだ。

 今回の堀さんの舌ガンの発見が遅れたことについて、舌ガンは稀ながんで、医者が見つけられなかったことは不可抗力であるかのような記事が多かったが、医師の勉強不足だ。

 私も、かつて口内炎がなかなかよくならず、インターネットで調べて舌ガンではないかと不安になって、かかりつけの歯科医師に相談したことがある。

 その先生は、私の話を聞くと、不安そうな顔をしてすぐに診察してくれた。

 先生の不安そうな顔に私も不安になったが、口の中を調べるとすぐに、「よたった。大丈夫です。赤池さんの話だと舌ガンかもしれないと心配したのですが、がんではありません。がんは、がん特有の病状があるのです。」とすぐに、がんではないという診断をしてくれた。

 先生は、歯科医院を経営しながら、口腔外科の分野の勉強も続けていたらしく、舌ガンの症例をたくさん見ていたから、がんの病状を見分ける目ができているということだった。

 この先生は、自分の医院を休診してまで、勉強のために出身大学へスクリーニング講義を受けに行っておられた。。

 医師は、毎日の業務が多忙で、あらたに勉強をする時間を作るのはなかなか対辺のこととは思うが、医師という仕事は人の命をあずかっているのだということをもっと強く感じるべきだ。

 豪華な家に住んで、高級車を乗り回し、ゴルフや飲み会に明け暮れていてはいけない。

 診療時間の後も、少しは再審の医療の勉強を継続してもらいたい。

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