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2019年2月 7日 (木)

ビギンのコンサート 人生観をかえさせられた

 BEGINのコンサートに行ってきた。

 会場は、当地(宮崎県の北端の街・延岡市)の隣町の日向市。

 車で30分ちょっと。

 私は、BEGINのファンというほどのものではなかった。

 BEGINは沖縄出身の幼なじみ3人のバンド。

 もちろんBEGINの曲は知っている。

 沖縄のなまりと沖縄独特の旋律を残した曲風で、私は、どちらかというと少し苦手で、じっくり聴き込こんだことはなくて、知ってるだけという程度のバンドだった。

 3年前、沖縄旅行でのこと。

 民謡酒場みたいのところに連れていかれて、そこで「島人ぬ宝(しまんちゅぬたから)」を聴いた。

 年輩の酒場の経営者が、沖縄弁で沖縄のことを語り、そして「島人ぬ宝」を歌った。

 しっかり歌詞を聴いたのはそのときが始めてであった。

 私は衝撃を受けた。

 BEGINがいまだに強い指示を受けているわけを知った。

 日向市でのBEGINのコンサートの広告を見て、そのときの衝撃を思い出した。

 コンサートでBEGINの歌を聴いてみたい。

 そう思って、コンサートの申し込み開始の初日に日向市まで行って申し込みをしてきた。

 どうせならいい席をとろうと思って、朝早出かけていったのだが、結果は最前列ではあったが、一番左側の席だった。

 申し込みの順番は10番目以内であったから、座席の位置には不満があった。

 席に着いてみると、左のスピーカーが目の前。

 左の音しか聞こえないなと、やはり残念な気持ちになった。

 もっと、ついてないと思ったのが、私の隣の席に夫婦が座っていた。

 なんと奥さんは赤ちゃんをひざにかかえているし、旦那は2歳くらいの子どもを抱いている。

 赤ちゃんは寝ていたが、コンサート中に泣きだすことは必至。

 幼児の入場制限はなかったんだろうか。気になってしょうがなった。

 果たして、BEGINが登場。

 挨拶の言葉が実に温かい。

 一瞬に館内が、いやされた感じになった。

 すぐに1曲目の歌に入り、歌い終わっての第一声が「一番目の歌のあとに大きな拍手をしないでくれない。大物アーティストになったみたいではずかしい。」

 「ぼくは日頃は石垣島にいて、アーティストだなんて思っていないんです。アースィスト感は全然ないんです。」

「こうやって舞台に立ってるけど、なんでこんなに人が集るのか不思議な感じです。」

 と、一瞬で観客をなごませてしまう。

 そんなとき、私の隣の赤ちゃんがちょっとむずがりだした。

 私は、怒りはふつふつとたぎりつつあった。

 赤ちゃんが泣きだしたらコンサートは台無し。

 BEGINのメンバーも、やりにくいだろうなと思っていた。

 そのとき、MCの比嘉さんが「今日は赤ちゃんの声も聞こえるし、子どもの声も聞こえる。ボクのコンサートは赤ちゃんが泣いても、子どもが騒いでもいいんですよ。遠慮なく泣かせてください。」と、逆観客の笑いを取った。

 観客の多くが笑っていたが、私はいらいらしていた。

 私は、それは比嘉さんの皮肉ではないかと思った。

 コンサート会場で子どもが騒ぎ立てていて、気持ちがいいはずがない。

 私は、比嘉さんの言葉を真に受けてなく子を会場から連れ出すことをしない夫婦にいらいらしていた。

 しかし、そうではなかった。

 そのあと、赤ちゃんがぐずる声が大きくなっても、比嘉さんはそれに突っ込みをいれて笑いに変えていた。

 MCの比嘉さんだけでなく、BEGINのメンバー全員がほのぼのしている。

 幼なじみのままの仲のいい3人組であった。

 BEGINも場内の観客も、私を除いては、だれひとり怒っている人は以内。

 全員がが許している空気が流れていた。

 そのうちに、私のいらだちも薄らいでいった。

 歌もよかったが、BEGINのメンバー全員と、BEGINのファンのかもしだす優しさに、私は人生観を変えられたようなコンサートだった。

 

 

 

 

 

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