10連休 格差を思い知らされる
初の10連休がスタートした。
官公庁と金融機関が休みで、同業者も10連休のところがあったり、8連休9連休のところがあったりと、ばらつきはあるがほとんど休み。
私の商売、同業者が休みだと仕事にならないところもあって、当社はうやむや、ひきずられの連休をとることにしている。
テレビをつければ、海外旅行や国内旅行に出かける人が、うれしそうに、どや顔でインタビューに答えている。
私はといえば、どこに行くという予定もないし、行く気にもならない。
それは私だけではないようで、私が見ていたテレビのアンケートでも、連休の過ごし方の1位はダントツで「家でゆっくりする」だった。
他のテレビ局や、新聞なんかのアンケート調査はどうかなと思ってインターネットで調べてみたら、数字に多少の違いはあるが、いずれのアンケートも「家でゆっくりする」が1位の座をしめている。
「家でゆっくりする」というのは、ちょっと格好のいい言葉だが、別のアンケートでは「家でごろごろ」となっている。
「家でゆっくりする」といっても、積極的、前向きに休養をとるのではなく、金がないので、家でごろごろしているしかないという人が大部分なのだ。
でも、することがないから家でごろごろして過ごすというのは正規雇用の人の贅沢な悩みであって、非正規雇用の人は収入が下がってしまう非常事態なのだという現実。
結局、10連休を「うれしい」というのは3割ちょっとで、7割弱の人は「うれしくない」と感じている。
今の政治(安倍政権)は、強気を助け弱気をくじく政策で、2~3割の勝ち組の人を喜ばせて、金を使わせるという作戦が露呈された結果となった。
私は、連休を利用して、ためこんだ仕事と散乱している事務所内を片づけることにする。
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