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2019年5月

2019年5月28日 (火)

16人の小学生を含む18人を殺傷 憤りをぶつけるところのない痛ましい事件 

 朝のワイドショーに突然飛び込んできた、川崎の大量殺傷事件。

 被害にあった18人のうち、16人は小学生の女の子。

 小学生を含む、お2人が亡くなられた。

 加害者は、自ら首を刺して死亡した。

 殺人事件の犯人に対して、被害者の遺族関係者の多くは、極刑をもって罪を償って欲しいと、怒りをぶつける。

 今回の事件のように、犯人が事件のあと自ら命を絶ってしまうと、怒りをぶつけるところがない。

 もって行きようのない怒りを抱えた被害者遺族の方々の心境を慮ると、本当に心が痛みます。

 

2019年5月27日 (月)

トランプさんの来日劇は大成功

 トランプさんの来日劇は大成功だ。

 ゴルフ、相撲観戦、高級炉端焼き。

 令和最初の国賓として、天皇陛下皇后陛下と会見。

 その後、首脳会談。

 そして北朝鮮拉致被害家族と面会。

 明日は、海上自衛隊の護衛艦「かが」に乗艦。

 話題性のある行事の連続。

 安倍総理は、当然日本のためにトランプさんを招待したのだろうけど、安倍さんの人気を後押しする行事が盛り沢山。

 安倍さんは、改元にあたって是非国賓の来日を要請したが、トランプさんは最初乗り気ではなかったという。

 改元はスーパーボールの100倍の大きなイベントだと説明されて来日が決まった。

 相撲観戦についても、会場に入ってきたのは、残り5番の取組から。

 土俵上の勝負にも余り関心を示していない様子だった。

 相撲観戦はトランプさんのたつての希望だったというが、昨日のトランプさんを見ていると、相撲に興味がなかったのは明らか。

 大相撲観戦、大統領杯贈呈は安倍さんの話題作りのための演出だったようだ。

 以外だったのは、トランプさんが入場したときの観客の声援の大きかったこと。

 天皇陛下が観戦されたときより大きな歓声だった。

 安倍さんの人気取り作戦は大成功。

 トランプさんのアメリカでの支持率は45%くらいだが、昨日の会場の声援の大きさから推し量ると、60%以上がトランプさんを歓迎していたように思えた。

 メディアの露出が多いと、人が群がる。

 ウクライナでは、人気コメディアンが大統領に当選した。

 メディアの操作が上手い人が大衆から票を集めることができる。

 14前、ホリエモンこと堀江貴文さんが、突然衆議院選に出馬して善戦したことを思い出す。

 当時堀江さんは、プロ野球参入を表明し突如時の人となった。

 その後、日本放送買収をはかり、連日マスコミを席捲し時代の寵児となった。

 その知名度を使って、地縁血縁のまったくない衆議院広島6区に無所属で立候補した。

 広島6区は、小泉政権から反対勢力として自民党を負われた亀井静香さん。

 亀井さんは閣僚の経験もある元自民党の重鎮。

 堀江さんは、亀井さんの磐石の地盤であるはずの選挙区に突然出馬したが、知名度だけで亀井さんを猛追した。

 結果は亀井さんが勝利したが、亀井さん110,979票。堀江さん84,433票。

 亀井さんの対抗馬として何度も亀井さんと争ってきていた民主党の候補者を、上回る票を集めた。

 インターネット、SNSの普及で、ある日突然、人が一方向に流れだす傾向は加速している。

 ポピュリズムが世界を動かす。

 トランプさんを主役に据えた、安倍さん演出のトランプ演劇は大成功のようである。

2019年5月21日 (火)

琴恵光 勝ち越し

 当地(宮崎県の北端の街・延岡市)出身、琴恵光(西前頭十五枚目)が待望の勝ち越しを決めた。

 何度か書いたが、琴恵光の実家は私の実家の隣家。

 偶然のことに、琴恵光の後援会事務所は私の会社の隣。

 有名になると知人が多くなるというが、私もその一人。

 隣家といっても、年代が違っていて全然付き合いはなかったのだが、琴恵光の入門のときからずっと応援していた。

 なぜ応援していたかというと、入門時代の琴恵光は美少年だったからだ。

 強くなれば絶対に人気が出ると感じていた。

 実際、幕下時代にはちょっと相撲ファンの女性の話題になっていた。

 当時次期横綱まで期待された琴奨菊の活躍がテレビで取り上げらる度に、琴恵光がテレビの画面に写り込むと、「あのイケメン力士はだれ?」と女性の間で噂になっていた。

 まじめ過ぎて、地味でちょっと華やかさに欠けるところがあって、爆発的な人気者にはならなかったが、男前ランキング、イケメンランキングで検索すると、今でも20番内くらいにはランキング入りしている。

 小兵力士の炎鵬が大人気だが、琴恵光も幕内小兵力士。

 体重を増やす努力をして、最近は目に見えてたくましくなってきたが、それでも幕内では4番目の小兵。

 太ってたくましくなった分、イケメンから男前に変化したが、絶対にビジュアルでも人気が出ること間違いない。

 性格は、くそ真面目で温厚でおとなしい。

 格下の力士にも強い言葉もかけられないほどで、勝負の世界で優しすぎるのが心配だったが、幕内で勝ち越しできたのだから心配ない。

 今場所は10日目にして、まだ優勝争いに残っている。

 このまま1日、1日の勝負を大事に千秋楽を迎えてほしい。

 祈る。三賞。優勝。ありえる。

 

2019年5月18日 (土)

池袋の10人殺傷事故の加害者 退院しても逮捕されないのはやっぱりおかしい

 先月、池袋で2人ひき殺し8人に大怪我をさせた加害者がいまだに逮捕されない。

 加害者自身も怪我をして入院していたから、逮捕を見合わせているのだろうと思っていたが、今日退院したのに逮捕されない。

 逃亡の恐れがないから逮捕しないとのことだが、2人も殺していて任意捜査という話は聞いたことがない。

 マスコミが、いまだに加害者に昔の役職名をつけて報じているが、逮捕されるまでは容疑者等の呼び方はしないとのこと。

 容疑者と呼べないとしても、加害者となら呼べばいい。

 何度も言うが2人も殺しているのだ。罪の大きさからして、どう考えてもおかしな話だ。

2019年5月17日 (金)

ふるさとギフト大賞2019

 当地(宮崎県の北端の街・延岡市)に、また自慢できる物が誕生した。

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 それが、この「ちりめんアヒージョ」。

 「日本ギフト大賞」の最高賞「ふるさとギフト大賞」に選ばれた。

Photo

 ?「日本ギフト大賞」って何だろう?
 
  「日本ギフト大賞」というのは、全国の魅力的な贈り物を紹介するコンテストだそうだ。

 聞いたことのない賞だし、ニュースの取り上げ方がそんなに賑々しい感じではなかった。

 そんなに権威のある賞ではないのではないかと思って、ちょっとググッてみた。

 あにはからんや、全国版の大きなイベントだった。

 都道府県を代表する地方紙全誌が選考委員をつとめ、各都道府県で予選会を勝ち抜いた企業の中から選び抜かれた栄誉ある賞である。

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 日本中から競い合って出品されたギフトの中から「日本ギフト大賞」の最高賞「ふるさとギフト大賞」に選ばれたのが、当地の海産物加工会社、高橋水産の「ちりめんアヒージョ」というのだ。

 ちなみに、高橋水産の社長は、私の弟の同級生。

 子どもの頃から知っているもので、かえって、そんなに大きな仕事をしている会社だとは思っていなかった。

 通販でも取り扱っているギフトセットは3,000円からだが、販売店だと単品でも買えるようだ。

 すぐに食べてみたくなって、近くに販売店はないか調べてみたが、まだ取扱店が少ないようで販売店がみつからない。

 もちろん高橋水産の本店で販売しているのだが、高橋水産のある土々呂(ととろ)町は、当地延岡市の南の端。隣町門川町との町境。ちょっと買いに行くという距離ではない。

 とはいっても、車で行けば20分くらいのところ。

 2、3日内に買いに行こうと思っている。

 有名になると知人や親戚が増えるというが、私もその一人に加わらせてもらうというわけだ。

 ちなみに、アヒージョってのは何なのか?浅学の私には初耳の横文字の料理名。

 ついでにググッてみたら、アヒージョとはオリーブオイルとニンニクで煮込んだ小皿料理となっている。

 延岡市民の皆さん。「ちりめんアヒージョ」を食べてみましょう。そして、どんどん宣伝しましょう。

 アヒージョを知らない人がいたら、オリーブオイルとニンニクで煮込んだ小皿料理のことだよと蘊蓄を傾けるのも一興じゃっど。(「じゃっど」は宮崎弁で「ですよ」の意)

 延岡には、自慢できるもんがてげあっど。(「てげ」は宮崎弁で「たくさん」。「あっど」は「あるぞ」の意)

2019年5月16日 (木)

またしても車の暴走。園児をかばった保育士が重傷。  車暴走事故報道の連続。  改めて池袋暴走事故報道に疑問。

 今朝のワイドショーで千葉県市原市での車の暴走事故が大きく取り上げられたいた。

 保育園児が遊んでいた公園の砂場に車が突っ込んできて、園児をかばった保育士が重傷を負ったというニュースだった。

 幸い死亡者は出ず、被害に遭ったのは保育士さん1人だけだったが、大津市の園児2人が死亡する事故の後ということで、大きく取り上げられていたのだろう。

 加害者は65歳の無職の男性。泉水卓容疑者と報じられていた。

 ブレーキを踏んだら車が急発進したと言っているから、おそらくブレーキとアクセルの文間違いだろう。

 このニュースを見ていて、やはりおかしいと思ったのが池袋の暴走事故。

 母子2人をひき殺し、8人もの重軽傷者を出すという大事故だったのに逮捕されないまま。

 事故当初、87歳男性という言い方で名前が出るのが遅かったし、名前を報道する際には加害者のかつての職場の肩書を付した呼び方で報道していた。

 最近、度重なる事故報道で池袋2人ひき殺し事故も事例として取り上げられていたが、加害者については87歳男性という呼称だった。

 ここ数カ月内に、いくつかの車暴走報道があったが、池袋母子ひき殺し事件が一番被害の大きな事故だったはずだ。

 しかし、池袋の事件は事故の大きさに比して、取り上げられ方がおとなしい気がする。

 そう感じたのは私だけではないようで、ネットの世界では「上級国民」というネット用語が誕生し、加害者が「上級国民」であるが故に守られないと騒がれていた。

 加害者の経歴を見ると、旧通産省工業技術院の院長。その後日本計量振興協会の会長、大手農機具メーカーの副社長、日本工業アカデミーの顧問等々の要職を歴任。瑞宝重光章という瑞宝章でも2番目の栄誉のある勲章をもらっているという経歴の人物である。

 私は当時、「上級国民」という取り扱いがあるとまでは思わなかったが、2人もひき殺していて、逮捕もされない、容疑者という呼称もつけない。

 その後のマスコミの取り扱い方を思い起こせば、やはり「上級国民」的な取り扱いがあっての結果だと思わざるを得ない。

 今朝のワイドショーの公園飛び込み事故報道を見ていて、改めてそう感じた

2019年5月15日 (水)

Androidのバージョンアップは慎重にしたほうがいい

 大変な失敗をしてしまった。

 私は生活をスマートフォンに依存しているところが多い。

 これなしでは困り果てるというアプリがいくつかある。

 今回、Androidのバージョンアップしたところ、新しいバージョンに対応していないアプリが使えなくなってしまったのだ。

 私のスマートフォンに、先月くらいからAndroidのOSの更新の案内の通知がしょっちゅう入るようになった。

 使いこなしているソフトの更新は、かえって使いにくくなることが多いし、ハードが重くなることも多いので、私は必要を感じない限りは更新しないようにしている。

 スマートフォンには勝手に更新してしまうものもあるので、私は自動更新しない設定にしている。

 しかし、スマートフォンを開くたびにソフト更新の通知が表示される。

 毎度毎度のことで煩わしいので、久しぶりにAndroid OSの更新をした。

 セキュリティー的には更新した方がいいらしいが、更新したことによるメリットは何にも感じない。

 メリットはなんにも感じられないのに、私が一番重宝していたアプリが使えなくなってしまったのだ。

 その第一に、私にとって一番重要なアプリの「通話録音」アプリが使えなくなった。

   これが私にとっては大事件なのだ。

 私はうっかり忘れが多くて、電話を切った瞬間に今話した内容が曖昧になってしまうことがある。

 私自身は、ちょっとした物忘れだと思っているのだが、ひょっとすると認知症の入口かもしれないと不安もよぎる物忘れのひどさなのだ。

 電話でいろいろ話をして後、電話を切った後に、話の肝心な内容が曖昧になってしまうことが度々ある。

 また電話中に、連絡先の電話番号や住所など、ちょっとメモする必要があっても、手元に手帳やメモ帳がないこともある。

 面談の時間を約束したあと、別な話をしてしまって、電話を切った後に約束の日時がちょっと不安になることもある。

 「通話録音」のアプリを見つけてからは、そんな心配が一切なくなっていた。

 電話の会話の内容を全部録音してくれるので、約束の日時や、約束した内容、相手が告げる電話番号や住所等、通常なら書き留めておかなくてはならないことを通話録音アプリに頼りきっていた。

 一日に何度かこのアプリを確認することによって、仕事上の手落ちを防止できた。

 着信相手や、発信相手の名前を見て、話の内容を思い出せないときは、録音を再生して内容を確認するようにしていた。

 Android OSの更新したあと、このアプリが作動しなくなったのだ。

 これは由々しき事態。

 今まで使っていた通話録音アプリと同じ内容のアプリを試してみたが、全部だめ。

 私にとっては必須のアプリで、簡単にあきらめるわけにはいかない。

 数種の通話録音アプリを試してみる中でわかったことは、更新したOSが、プライバシーを保護するために、通話録音の機能を遮断するようになっているのだということ。

 OSのバージョンを以前のバージョンに戻せないか調べてみたら、できないこともないが、「スマートフォンが壊れることもあるので自己責任で」となっている。

 もう、あきらめるしかない。

 録音できなくなったことで、どうしても支障がある場合は、手元に残している以前使っていたギャラクシーノートエッジを通話用のスマホとして復活させることにする。

 通話録音アプリの他に使えなくなって、更新を後悔しているアプリに「Jog Recorder」というジョギングを記録するアプリがある。

 ジョギング記録のアプリもたくさんあるが、これは日本人が作ったアプリで、私が使いたい機能が全部あって、それなのに余計な機能はないという実に単純で細やかなアプリだった。

 このアプリも、まったく使えなくなっている。

 他のアプリも、使おうとすると「このアプリは新しいバージョンに対応していないので使えないこともある」というような表示が出るものがある。

 これから先、他にも使えなくなってるアプリがあることだろう。

 あああああー。

 無料で使っているから文句は言えないが、アプリやソフトは勝手に更新してしまうものが多い。

 願わくは、更新の通知に注意書きをつけてくれたらいいのに。

 スマートフォンを使いこなしている諸兄、諸姉。アプリの更新にはお気をつけなはれや。

 アーーーーーー。悔やまれてならない。

 

 

 

2019年5月14日 (火)

パックン岩 なんじゃこら! 知らなかった地元の名所

 ちょっと調べたいことがあって、当地(宮崎県の北端の街・延岡市)延岡観光協会のホームページを開いてみたら、この写真が目に飛び込んできた。

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 パックン岩というのだそうだ。

 当地延岡市北方町鹿川(ししがわ)の鉾岳中腹にある大岩だ。

 観光協会のホームページの画像だから、許可なく使っていいという話だったから、そのまま使わせてもらった。

 パックン岩で検索したら、もっと刺激的な写真もあった。

 今流行りの、インスタ映え、映えだ。

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 この写真はネットの画像検索で見つけたものの無断使用です。延岡の宣伝になるので許してもらえるだろうと、勝手な理由で無断で使わせてもらってます。すみません。(いけないときはコメントで注意してください。即、削除します)

 延岡に60年以上住んでいるのだが、知らないことがたくさんある。

 これもまた、初めて知った日本に誇れる名所じゃわいなあ。

 

 

2019年5月13日 (月)

トランプ大統領 支持率過去最高 支持しているのはどんな人だろう? 最高の支持者は安倍政権。

 トランプ大統領の、自分の意見を強引に押し通す政策には、世界中が右往左往している。

 政治経験のない事業家がいきなり大統領になって、世界中を動かしている。

 素人の私には、トランプさんのやりかたは、なんとも危なっかしく思える。

 世界中の政治家や政治経済の専門家も、トランプさんの政治手法には不安を感じているようだが、アメリカでのトランプさんの支持率は下がらない。

 下がらないどころか、最近発表された報道では、支持率は過去最高の46%。

 コアな支持層が30数パーセントいるということだったが、さらに支持を増やしている。

 どんな人たちがトランプさんを支持しているのだろうと、ふと考えた。

 私のような素人が考えても、なぜだかはわからない。

 でも、安倍総理が、世界中が不安に思っているトランプさんの最大の支援者であることに気がついた。

 トランプさんが大統領に当選したとき、他国に先駆けて表敬訪問。

 トランプさんのセールスはすべて飲み込み、数兆円の買い物。

 ノーベル平和賞に推薦。

 ゴルフ友だち。

 もっとあるのだけど、事務所に来客があったので、これにてアップ。

 

 

 

2019年5月11日 (土)

昨日に続いて今日も地震

  昨日、宮崎市が震度5弱、当地(宮崎県の北端の街・延岡市)は震度4の地震があったばかりなのに、今日は当地でまた震度4の地震。

 報道では震度4だったが、実感としては震度3程度で恐怖を感じるほどの揺れではなかった。

 ただ、2日連続で地震が続くと、大きな地震の前触れではないのかとちょっと不安ではある。

 夕方のニュースをみていたら、この1週間は震度5クラスの地震が来る可能性があるので充分注意してくださいと言っていた。

 注意をしろと言っても、地震はいつくるか予測がたたないし、どう注意したらいいのものか。

 これを機会に、家具が倒れないように突っ張りをしたり、高いところに物を乗せないようにしたり、非常の時の水や食料や、非常用品を揃えたりしようかな。

 何度も言うことになるが、熊本地震の時に体験した震度5弱の地震はまだはっきりとした記憶に残っている。

 熊本や東北を襲った、震度7の地震はどれほどのことか。

 地震は自然災害で最大の恐怖だよなあ。

 

 

2019年5月10日 (金)

今朝の地震は恐かった 地震は予知できない

 今朝の地震は恐かった。

 シャワーから出て髪の毛をふいていたら、机に置いていたスマートフォンの画面が急に黄色く変わった。

 見ると、「緊急地震速報。日向灘沖で地震発生。強い揺れに備えて下さい。」の表示。

 すぐに「ギューン ギューン ギューン」というか、「ヴーッ ヴーッ ヴーッ」というか警戒音が鳴り響いた。

 熊本地震の時の恐怖がよみがえる。

 熊本地震の時、当地(宮崎県の北端の街・延岡市)は震度5弱だった。

 そのときの警報音はまだ耳に焼きついている。

 警戒音の後に大きな揺れが来た。

 緊急速報の警戒音は続いている。

 「もっとひどい揺れが来る」

 そう思って、私は四つんばいになって警戒態勢をとった。

 幸い、揺れはすぐに収まった。

 テレビのワイドショーは一斉に自身速報に切り替わった。

 宮崎市は震度5だったらしい。

 大きな地震だったもので、朝のワイドショーは地震速報一色になった。

 気象庁やら地震研究者やらをかき集め、地震の分析がはじまった。

 そんな中で、東大の地震研究所の助教の肩書の人が会見に引っ張りだされていた。

 ワイドショーは、視聴者をとりこむ大きなネタがきたとばかりに、助教にあれこれ質問を投げかけていた。

 記者団の質問にに対する助教の見解が面白かった。

 記者たちは、今回の地震が今後どのような地震を引き起こすのかということを、あれこれあれこれと質問を投げかけた。

 この助教は予測に関しては「わかりません」という返答を、何度もした。

 通常であれば、地震の専門家として、どんな質問に対しても自分の見解を、あれこれ解説するのだが、この助今日は「わかりません」という言葉を発した。それも何度もだ。

 それを見て私は、この助教こそ本当の研究者なんじゃないかなと思った。

 地震を真剣に研究しているからこそ、「わからない」と答えることができたのではないか。

 地震学者で東京大学の名誉教授のロバート・ゲラーさんも、「地震は予知できない」という話もしていた。

 ゲラーさんは何を言っているか聞き取れないほど日本語の発音が悪いのだが、地震学者でありながら「地震は予知できない。だから地震の予知に使う莫大な予算は無駄遣いだ」と断言していた。

 そのキャラクターが面白くてワイドショーにも度々登場していた。

 実に真剣にムキになって「地震は予知できない」という理論を展開していた。

 あまりにも極論を展開するので、バラエティー番組で、きわもののお笑いみたいな取り扱いをうけていたが、そこは東京大学の教授で地震学者の意見。

 地震は予知できないという意見を納得させられた。

 今日のワイドショーの助教の「わかりません」は、本当のことろなのだろうなあと思って見ていた。

 残念だが地震の予知はできない。

 しかし、大きな地震は必ず来る。

 予知できない大きな地震にどう対処するか。それが問題なんだなあ。

2019年5月 8日 (水)

テレビ!被害者を引っ張りだすな。被害者をいたわれ!お前らが一番残虐だ!

 テレビをつけたら、報道陣に囲まれて黒いスーツ姿の女性が泣きじゃくっている。

 女性は、記者団の質問に答えようとしているようだが、涙で言葉にならない。

 なんとか答えようとするのだが、込み上げる悲しみに耐えきれず、しゃくりあげていて全く言葉にならない。

 ひくひくやりながら、「言葉にならなくてすみせん」と言っている。

 たくさんのマイクに囲まれ、テレビカメラのライトをあびせかけられている。

 カメラのシャッター音が唸り、フラッシュライトが点滅する。

 すぐに状況がわかった。

 大津市で車が歩道に飛び込んで園児2人を殺した事件の、幼稚園の園長を引っ張りだしての記者会見のようだ。

 なぜ被害者側の園長を引っ張りだし、なにか喋れというのか。

 園長が答えられる事件の内容については、お前らの方が充分知っているはずだ。

 事件の顛末については、報道として、警察や関係者から手に入れていているはずだ。

 それを悲劇に仕上げるために、被害者の声として引き出しているだけだ。

 いつも思うのだが、マスコミは、もっと被害者をいたりなさい。

 園児を殺した運転手は1次加害者だが、お前らは2次加害者だ。

 お前らのやっていることは、被害者の傷ついた心を、ギザギザの刃物で傷口を拡げ、こん棒で体を叩きまわすような所業だ。

 それも、正義面して人の不幸を己の飯の種にしている極悪人だということを自覚しろ。

 

気持ちの改まらない令和

 長い長い連休だった。
 
 銀行が休みで、官公庁も休み、同業者もほとんど連休をとっているので、当社もカレンダーのとおりに休みをとった。

 連休明けの昨日、連休前に決まっていた土地売買の契約をした。

 連休前に重要事項説明と契約内容の説明は済ませていたので契約はスムーズに終ったが、連休中にかろうじて保っていた緊張感が霧散して、契約の跡の一日をぼんやり過ごしてしまった。

 そんなわけで、今日から仕事のペースを取り戻さなくてはと思って出勤したのだが、どうにも仕事のペースが戻らない。

 4月1日に新元号の発表があったときには、大きな正月を迎えるような晴れやかな気分になった。

 4月30日が大きな大晦日で、5月1日が大きな正月。

 この新しい年の変わり目に気持ちが改まるだろうなと思っていた。

 あにはからんや、私にとって平成の最後の日と令和の初日は、だらりと通り過ぎていた。

 史上初の10連休が長すぎて、緊張感を維持できなかったのではないか。

 お正月を迎える前の3、4日、そして正月の三が日。。このくらいの時間感覚がちょうどいいのかもしれない。

 さてさて、明日から、気持ちを新たにしないと、私の令和は平穏に終らない。

2019年5月 3日 (金)

日本国憲法 憲法記念日

 テレビで連休も後半に入ったと言っていた。

 なるほど、連休も今日で7日目。

 さてさて、今日は何の日かとカレンダーを見ると憲法記念日である。

 休んだとて何をするというわけではないが、とりあえず10連休にしてしまったもので、曜日と日にちの感覚が無くなっていた。

 ボケた頭を、ちょっとシャッキリさせようと思って、憲法の全文に目を通してみることにした。

 憲法は、前文の他103条。

 条文が短いし、試験問題として問われるところは限られていたし、社会人になってからは直接生活に関係しないので、全文にしっかり目を通したことはなかった。

 改めて憲法に目を通してみたが、熟読しても30分あれば充分。

 まずは前文。

 続く第一章は、第一条から第八条。「天皇」である。

 そして第二章が「戦争の放棄」、第九条である。

 続く第三章が「国民の権利及び義務」

 第四章「国会」。 

 第五章「内閣」。

 第六章「司法」、と続く。

 このあたりまでが、学生時代の試験に問われるところだったなあと、なつかしい気持ちにもなる。

 今日、改めてというか、初めてといったほうがいいのか、第九条のみが論議されることが多い憲法であるが、日本国民が憲法論議でもっととりあげるべきなのは、日本国憲法の前文にあることを思い知らされた。

 日本国憲法の「前文」にはこうある。

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

 

 

 「日本国憲法」は、占領国に強要された押しつけ憲法だという意見があるが、前文を読んでわかるとおり、すばらしい、世界に誇れる憲法だと私は思う。

 私は、この前文は変えるべきではないと思う。

 安倍さんを代表とする改憲論者は、この前文もいじろうとするのだろうか。

 護憲論者は、日本国憲法の前文を前面に押し出し、憲法は自分の主権を守ってくれるための基本法であることを強く周知させることだ。

 

2019年5月 2日 (木)

令和騒ぎには飽きてしまった

 4月29日、30日は平成最後のオンパレード。

 そして昨日から令和フィーバー。

 新しい天皇の即位にあたっての、お言葉を聞いて、新しい元号に変わったことを実感した。

 やはり、世界の平和というお言葉が入っていた。

 平成天皇が常におっしゃられていた「戦争のない平和な世界」を引き継がれておられたことに安心した。

 でも、テレビでの令和特集には、もう飽きた。

 どの局の特集番組も、代わりばえしない。

 まったく同じ切り口の構成になっていて、チャンネルを変えたはずなのに、同じ番組をやっているのではないかと錯覚するほどだ。

 同じものを何度も食わされるから飽きてしまうのだ。

2019年5月 1日 (水)

令和初日

 令和初日。

 日本中、「令和初日」であふれかえっている。

 私もやっぱり「令和初日」。

 平成令和 貫く棒の如きもの

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