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2019年6月

2019年6月27日 (木)

安倍総理、仲良しのトランプさんはどうなってるの

 G20大阪サミットを目前にして、トランプさんが日米安保条約の破棄の可能性に言及した友いえる発言をした。

 「日本攻撃されれば、アメリカは大惨事世界大戦を戦い猛烈な犠牲を払うことになるが、アメリカが(攻撃されて)救援を必用とするとき、日本はアメリカが攻撃されているのをソニーのテレビで見物するだけだ」

 つまり、日弁安保条約は双務的ではなく、不平等だというのだ。

 トランプさんは、2016年の大統領選当時、「日本は駐留米軍の経費を100%払うべきだ。そうでないのなら米軍は撤退する。その変わりに核武装をゆるしてやろう」と言っていた。

 トランプさんのスタンスはまったく変わっていない。

 トランプさんと大の仲良しの安倍さん、どうなってるの?

 トランプさん就任依頼、ずっとスリスリしてきて、ずいぶん貢いできましたよね。

 つい先日は、令和初の国賓として招待し、ゴルフに宴会と国をあげての大接待をして仲のよさを誇示してましたよね。

 その結果がこれですか?

 

2019年6月25日 (火)

悪徳不動産屋日記 わけあり物件

 一昨年(17’年)、座間市のアパートの室内から9人の遺体が見つかるという事件は、まだ記憶に新しい。

 9人の男女を殺害。遺体を切断、解体してクーラーボックスなどに保管していたという事件である。

 猟奇的な殺人事件で、当時のワイドショーでは大々的に取り上げられた。

 不動産屋としては、こんな事件が起こってワイドショーで大きくとりあげられると、殺された方や遺族がかわうそうだと思うのと同時に、家主にも心を痛める。

 こんな悲惨な事件があった部屋を借りる人などいない。

 影響は、この部屋のみに限らず、アパート全体に及ぶだろう。

 自殺や殺人があった部屋は心理的な瑕疵(欠陥)のある物件となる。

 不動産屋は賃貸借契約や売買契約をする場合には、そのことを告知しなくてはならない。

 好き好んで訳あり物件を借りる人はいないから、なかなか借りても買い手もみつからないということになる。

 結局、家賃を下げたり売買価格を下げて借りてや買い手を探すことになる。

 それでもなかなか成約には結びつかない。

 しかし、世の中には価格が安ければ気にしないという人もいる。

 今週の「週刊FRI DAY」に、座間9人遺体事件のアパートに住んでいる人が写真付で取材を受けていた。

 なぜこんな部屋を借りているのかという問いに、1番の決め手は家賃の安さだと答えている。

 家賃は、共益費を含めて月に11,000円。「こんなに安いアパートはありませんよ」というのである。

 いくら家賃が安くても、こんな事件があった物件に住むことに抵抗はなかったかと聞かれると、「僕としては、過去に何があったかよりも、家賃が安いか、騒音がないかの方が重要です。その点今の部屋は、静かで快適です」と答えている。

 ただし、友達に話すとドンびきされて、「聞きたくなかった」と言われるそうである。

 部屋を見回すと、ドアや壁が青く変色している。これは、鑑識が科学調査したときの薬品の影響ではないかという。

 遺体を解体した浴室も使用している。

 備え付けの冷蔵庫は、事件前からのもののようで、入居したとき扉を開けたらカビ臭くてすごく汚かったので使ってないのだそうだ。

 ちなみに心霊現象はなにも起こっていないそうである。

 「スイッチを消しても台所の蛍光灯がずっとチカチカしていたことがあったが、調べたらただの漏電でした」という冗談をとばす余裕をみせている。

 いやーーー。悪徳不動産屋は、わけあり物件はからっきしだめです。

 部屋に入るのもいやだから、紹介もしません。

 一度、あけあり物件の案内を頼まれたことがあったけど、私は部屋には入りたくないことをはっきり告げて、お客さん単独で部屋を見てもらいました。

 このときは契約にはならなかったけど、もしお客さんが希望しても、私は今後ともに、この部屋にかからわないことを了解してもらってでなければ契約には関与しないつもりだった。

 だって私は悪徳不動産屋なんだから。

 わけありを気にしない方々。わけありはお得な物件ですぞ。

2019年6月24日 (月)

「大きな玉ねぎの下で (令和元年 Ver.)」のMVがいい!

 一昨日、ラジオに、「サンプラザ中野くん」が出ていた。

 「大きな玉ねぎの下で」の令和元年バージョン発売の宣伝出演だった。

 「大きな玉ねぎの下で」は、サンプラザ中野が爆風スランプ時代の大ヒット曲。

 30年も昔の曲。

 大ヒットしたからメロディーは耳には残っているが、歌詞をじっくり聴いたことはない。

 爆風スランプには興味がなかったし、歌詞の中に「玉ねぎ」という言葉が何度も出てきて、その部分しか耳に残ってなくて、玉ねぎのことを歌う曲がなんでヒットするのだろうかと思っていた。

 昨日のラジオで、「サンプラザ中野くん」がこの曲を作ったいきさつと、令和元年バージョン発売にいたったエピソードを話していた。

 歌い出しは「ペンフレンドの二人は」だ。

 曲中に出てくる「大きな玉ねぎというのは」武道館の屋根に載っている疑宝珠のことだった。

 携帯電話やスマートフォンがなかった時代、メールやラインに変わるのは文通だった。

 文通で知り合った若い男女がいて、男の子が貯金で貯めたお金でコンサートのチケットを送って、初めてのデートの約束をしていた。

 二人が会うのは、それが初めてのこと。待ち合わせの場所がコンサートのある武道館の入口だった。

 その日が来て、心臓が張り裂けそうなくらいどきどきした気持ちで彼女を待つ彼。

 しかし、彼女は現れなかった。

 一人でコンサートに入った彼の隣の席は最後まで空席のままだった。

 アンコールの拍手の中、彼はいたたまれず会場を飛び出した。

 一人涙を浮かべて振り返ると、澄んだ空に大きな玉ねぎが光っていた。

 という歌詞だ。

  誰もが若いころに経験すしたことのあるような切ない歌詞だ。

 「サンプラザ中野くん」は、令和バージョンのMVがよくできていると自己宣伝をしていた。

 スマートフォン世代の人には「ペンフレンド」という意味さえ理解できないだろうけど、時代は変わっても若い男女の気持ちは同じ。

 令和バージョンのMVでは、「大きな玉ねぎ」の意味を知らない若者が、ペンフレンドの時代の若者と同じ経験をして、「大きな玉ねぎ」の意味を知ることになる。

 そのMVがユーチューブにあがっていた。

 MVは「サンプラザ中野くん」の自画自賛を納得させられるできるできだった。

 

 何十年も前に流行った歌で、
カラオケで意味を考えずに何となく歌っていた歌の歌詞の意味を今になって突然知るということが少なからずある。

 なんにつけてもいいかげんに生きてきたなと、変に実感させられるのである。

 

 

2019年6月20日 (木)

私はオリンピックに興味がない変わり者?

 今日、未明2020年東京五輪のチケット抽選当選結果がに発表された。

 公式販売サイトには「順番にご案内しております」と、100万人を超える待ち人数が表示され、つながりにくい状況になっていたらしい。

 混乱をさけるため、午前2時頃、公式販売サイトに表示したのだそうだ。

 朝のテレビ、ラジオの出演者たちの多くが、混雑を想定して発表と同時に公式サイトで抽選結果を確認していた。

 結果は、私の見聞きした限りでは、当選者はいなかった。

 私の想像をはるかに上回るオリンピック人気のようだ。

 私は、そんなオリンピック熱とはまったく無縁。

 スポーツは、テレビ観戦が一番だと思っている。

 プロ野球を球場に観に行ったことが何度かあるが、応援するチームがあれば、みんなと一体となった応援で盛り上がるという楽しさはある。

 それに野球は団体競技だから、試合の全体が見わたせるのも球場で観る良さだ。

 しかし、私は、巨人大鵬玉子焼きの世代での巨人ファン。

 巨人のレギュラーくらいしか顔はわからない。

 内野席の、結構良い席からでも選手の顔がよく見えない。

 試合の重点箇所をアップで見るのにはテレビが一番。

 ましてや、オリンピックは個人競技が多い。

 大阪なおみが見たいという人がいたけど、外野席からは米粒みたいで見えやしない。

 見どころを見逃さずにアップで観るのはテレビが一番。

 そもそも私は、今の商業至上主義と利権にまみれたオリンピックには疑問を抱いている。

 東京オリンピック誘致の時の売り込みコピーは、「コンパクト五輪」だったはず。

 すでにある競技場を利用して、ほとんどの会場が選手村から8㎞圏内に用意できる。

 予算も3000億円程度でできるというものだった。

 それが、いざ東京に決定すると同時に、予算は際限なく膨らみ、3兆円を超える。

 オリンピック誘致に蠢く、政財界が一体となって税金を貪り尽くしている。

 私は、オリンピックに興味のない変わり者。

 利権の恩恵にあずかれるのであれば大賛成にまわるのだが。

 

 

2019年6月19日 (水)

やらないから困難になる

 明日から、明日から。

 これが私の来し方。

 明日から、明日からで、久しぶりにブログを開いて確認してみたら、10日以上も保放置していた。

 放置しいる自覚はあったが、これほどまでに時間が経っているとは思ってなかった。

 「困難だからやろうとしてないのではない。やろうとしないから困難なのだ。」という言葉がある。

 私に言われている言葉だとおもって、手帳の最初に書いてあるのだが、やろうとしない困難の山。

 困難が溜まりすぎて、何から手をつけたらいいのか途方に暮れてしまう。

 

 今年、1月から始めたウォーキング。

 ウォーキングだけでは物足りなくて、軽いジョギングも取り混ぜて5㎞をジョグ&ウォークしていた。

 そこに先月から、今年の青島太平洋マラソンのテレビCMが始まり、今年もう一度青島太平洋マラソンを走ってみようかなという気の迷いが沸き起こった。

 それで、先月から何度か、ジョギングで5㎞を走りきれるか試してみたのだが、息が切れるは足が痛くなるはで1㎞も走れない。

 すぐに歩いてしまって、1度歩いてしまうと、2、3分走っては2、3分歩くの繰り返し。

 昨日、まったく息が切れない程度にスピードを落として、1㎞だけ走ってみることにした。

 1㎞走れた。

 そのまま、次の1㎞。

 これも問題なく走ることができた。

 そして、結局5㎞完走。

 歩くのと同じ程度のスピードで走ったつもりだったが、スマホのウォーキングアプリで記録を確認してみたら、いつもの早足のウォーキングの平均スピードが時速5㎞~5.5㎞なのだが、ゆっくり走ったつもりでもジョギングだと時速6.3㎞だった。

 青島太平洋マラソンに出るという動機がなくなって、5㎞の完走も無理だとおもっていたのだが、やってみれば5㎞を完走できたし、ゆっくりでも、休まずに走ると歩くよりも速いことを知り、ちょっとうれしかった。

 ということで、ブログもとりあえず書いてみることにしたという、しごく個人的な感想でした。

 

2019年6月 7日 (金)

悪徳不動産屋日記 台風の思い出②

 次の日、かかりつけの工務店に電話したが、台風の被害が多くて、修繕依頼が殺到していてすぐには来られないとのこと。

 昨日のお客さんは、こんな話を納得するようなお客さんではないが、その旨を事務的に伝えた。

 案の定、すぐになんとかしろと怒鳴りまくる。

 私の我慢も限界。

 私の欠点なのだが、我慢が限界に達すると相手が誰であろうが牙を剥いてしまう。

 大人げなく、大声には大声で怒鳴り返す。

 今回の我慢の度合いは最大級であったが、最大級に達しただけに逆に冷静になれた。

 そもそも、このお客さんは勘違いをしている。

 私は加害者でもはない。そして、私に責任があるわけでもない。

 入居者からいただいた報酬は、入居者の気に入る物件を探し、案内し、賃貸契約を締結するまでの仕事に対する報酬なのだ。

 報酬は1ヶ月分の家賃相当額。当地(宮崎県の北端の街・延岡市)の家賃相場だと4万円から5万円だ。

 入居後も、入居者が困ったことがあって相談を受ければ問題解決の手伝いはするが、それはサービス業務なのである。

 入居契約の際に手数料を払ったからお客さんなんだぞとばかりに、不動産屋を下僕のようになんでもやってもらおうというのは大間違いだ。

 私の方針は、是々非々。

 家主にも賃借人にも一方的に味方することはしない。

 私が相談を受けた場合は、常に公平に判断するようにしている。

 それが相談者にとって不満な回答であっても、私の意見をはっきり伝える。

 不動産の取引において、当事者は常に利害が対立している。

 どちらかが得する回答は、相手方が損をする回答になる。

 ほとんどの人は人から相談を受けた場合、目の前にいる相談者に嫌われたくはないから、相談者の求める回答をする。いわゆる忖度(そんたく)だ。

 しかし、私の辞書には忖度という言葉はない。

 「私がどう思うか」という質問を受けた場合には、即座に「私はこう思う」と答える。

 「私がどう思うか」という質問だから、私がどう思うかを答えてしまうのだ。

 自分がどう思うかは、相手を忖度しなければ実に簡単なこと。「こう思う」と答えるのみ。


 ただし質問が、「法律的にはどうか」と聞かれれば即答はできない。

 相手方の意見も聞いて、状況を分析しないと判断できないことが多い。

 人間ってやつは、お金を出したがらない動物のようで、賃貸借での問題を例にとると、入居者の負担で直すべきものであっても家主が直すべきだと主張する入居者もいるし、家主が直すべき修繕でも入居者の負担にしたがる家主もいる。

 貸主、借主、どちらが負担するべきか相談を受けたとき、、私は私の公平の天秤にかけ、私なりの判断を下す。

 公平の天秤が少しでも傾いた方に判断を下す。

 しかし、それは私がどう思うかという質問を受けたときに限るものである。

 法的にどうなるのかという質問だと、答えが少し変わってくる。

 法的にとなると、究極は裁判所の判例が答えだが、最高裁の判決までとってないか下級審の判決では、裁判所によってことなった判決をでている場合もある。

 だから、法的にはと聞かれると、「裁判をしてみないとわからない」というのが正確な答えになることも多々ある。

 こんなとき私がよく持ち出すのが、「行列ができる裁判所」というテレビのバラエティー番組。

 3人の弁護士に法律的問題について回答させるのだが、3人の弁護士の意見が揃うことはない。

 この番組が出来て説明しやすくなったのだが、法律的にはどうなるのかという話になると、一概にどちらかに断定は出来ない。

 賃貸借の建物の修理義務が、貸主、借主どちらにあるのかという場合にも同じ問題が起こる。

 どちらともいえないことがあるのだ。そんなとき、、お互いが自己の利益を100%主張してると話はつかない。

 私が相談を受けた場合は、両者が納得いくよう公平公正に話をする。

 お互いが感情的しこりを残さないように解決をはかる。

 中には、法律的に家主が直すべき修繕であっても、直したがらない家主もいる。

 私の経験した中では、経済的に余裕が無いし、台風は天災で家主の責任ではないから入居者に直してもらってくれと言う家主がいた。

 この場合、私は頑として家主を説得して家主に直させた。

 話が長くなったが、台風で雨漏りしたことで私に怒りをぶちまけてきた人が間違っているのはこのことだ。

 私から家主さんに修理を依頼して、私が修理の手配を断取りするのはやぶさかではない。

 なんとか早く直してあげたいと思うのが人情というもの。

 不動産屋は味方につけるべきもの出会って敵ではない。

 雨漏りが私の責任であるかのように責めたて罵倒されたのでは、手助けしようとい気持ちは失せる。

 我慢が最大級の限界に達して、逆に冷静になった私は、「雨漏りを直す責任は家主です。私はこの物件の管理は頼まれていませんが、家主にはその旨伝えております。私が修理の手配もしてあげようと思っていたけど、あなたは私のやりかたに納得がいかないようだから、あとは自分でやってください。修繕義務は私にはありませんし、修繕の手配をするのは私の仕事でも無いし責任でもありません。法律的に私には非はありません。疑問があれば、どうぞどこにでも相談にいくといいと思います。これ以後、この問題については私は関与しませんのであしからず」

 言葉を荒らげることなく、いつもより静かに落ち着いて、そう言い捨てて、その場をあとにした。

2019年6月 5日 (水)

雑用が押しかけてきて、昨日の続きが書けなかった。

 最近、読者さんが激減しているので、さして大きな問題ではないのだろうが、私は発した言葉にとらわれる性癖があるもので、一言言い訳をさせていただく。

 昨日、話の続きはまた明日と書いてしまったが、今日は、朝からなんだかんだと仕事に追いまくられて、続きを書くヒマがなく、疲れ果てて続きを書く気になれない。

 続きは、また後日。

2019年6月 4日 (火)

悪徳不動産屋日記 梅雨、そして台風の思い出

1日に、梅雨入りしたのに快晴だったという記事を書いたが、あれは一瞬の晴れ間だった。

記事を書いていたときは確かに晴れていたのだが、気圧が不安定というやつで、陽がさしたと思ったら、急に雲に覆われて今にも降り出しそうな空模様になって、依頼ずっとはっきりしない天気が続いている。

  梅雨といえば、じとじとと長雨が続くというイメージだったが、最近の雨は急にドサッと降る。

 50年に1度の記録的大雨ってやつだ。

 梅雨に限ったわけではなく、50年に1度の記録的大雨を1年に何度も経験させられる。

 これからの台風のシーズンには、50年に1度の災害報道を度々見ることになるのだろう。

 不動産業は、大雨は恐怖だ。

 管理しているアパートや貸家の入居者から雨漏りや浸水被害の苦情を受けることになる。

 普通の雨では雨漏りしないのに、台風や豪雨の時に雨漏りするということがある。

 これは致し方無しとしてお許しいただきたい場合もあるのだが、家賃を払って借りている賃借人さんは、おいそれとは許してくれない。

 すぐになんとかしてくれと言われることが多い。

 台風の暴風雨の最中、車の運転もままならない真夜中に、すぐに来て雨漏りを止めろと言われたこともある。

 台風に直撃されているところで、しかも夜中のことで、すぐに対処のしようがないのだが、とにかくすぐに出てきて状況を見て見ろと怒鳴っている。

 雨漏りをしているというものではなく、家の中に雨が降っているという状況で、怒りまくっているのだ。

 いくら怒鳴りつけられても、できないことはできない。

 すぐには対処できないことを納得してもらうしかないのだが、お客さんの怒り具合を見ると、尋常ではない雨漏りのようだ。

 自分がどれだけひどい目に遭っているのか、私にも苦痛を味わえということなのだろう。

 私が行ってもどうしようもないのだが、とりあえず行って、お客さんがどんなに困っているか状況を見てあげる。

 こんな台風の中をわざわざ来てくれたということで少しは気分が収まるだろう。

 そう思って、暴風雨吹き荒れる中、車のハンドルをとられながらもお宅に出向いた。

 しかし、こんなお客さんはそんなに甘くない。

 なんとかしろ、どうにかしろと怒鳴りまくる。

 なるほど、お客さんが怒るのも無理もない話で、窓から雨水が滝のように流れ込んでいる。

 風向きの性で、窓のサッシのすき間から雨が振り込んでいるようだ。

 といって、私の力の及ぶところではない。

 明日になって台風が通り過ぎてからでないと工務店も大工さんも動いてくれない。

 ひたすら、そんな説明を納得してもらうしかない。

 だが、お客さんの怒りは収まらない。

 なんとかしろ。どうしてくれるんだと怒鳴りまくる。

 いくら怒鳴りつけられても、どうしようもない。

 そもそも、私は家主ではないし、台風被害は天災。

 私がお詫びする筋合いの話ではない。

 ここにいたっては仕方がない。悪徳不動産屋の本性を発揮するしかない。

 「いくら大声を出されても、私には直せない。命に別状があるわけではなし我慢してもらうしかない」と伝えた。

 この入居者は、それでも許さないと迫ってくる。

 「私の力ではどうにもできない。日本中の工務店に電話してすぐに直してくれるところを自分で探して下さい」と通告し、わめき続けるお客の家から退散した。

長くなったので、この結末はまた明日。

2019年6月 1日 (土)

6月1日 宮崎は昨日梅雨入りしたけど、今日は快晴

 はや、6月。

 昨日、宮崎は梅雨入りした。

 梅雨入り宣言の今日は快晴。

 気持ちのいい一日だった。

 明日は雨の予報。

 
 ことしも後半戦に入る。

 毎月のことではあるが、初日は気持ちがあらたまる。

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