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2019年6月25日 (火)

悪徳不動産屋日記 わけあり物件

 一昨年(17’年)、座間市のアパートの室内から9人の遺体が見つかるという事件は、まだ記憶に新しい。

 9人の男女を殺害。遺体を切断、解体してクーラーボックスなどに保管していたという事件である。

 猟奇的な殺人事件で、当時のワイドショーでは大々的に取り上げられた。

 不動産屋としては、こんな事件が起こってワイドショーで大きくとりあげられると、殺された方や遺族がかわうそうだと思うのと同時に、家主にも心を痛める。

 こんな悲惨な事件があった部屋を借りる人などいない。

 影響は、この部屋のみに限らず、アパート全体に及ぶだろう。

 自殺や殺人があった部屋は心理的な瑕疵(欠陥)のある物件となる。

 不動産屋は賃貸借契約や売買契約をする場合には、そのことを告知しなくてはならない。

 好き好んで訳あり物件を借りる人はいないから、なかなか借りても買い手もみつからないということになる。

 結局、家賃を下げたり売買価格を下げて借りてや買い手を探すことになる。

 それでもなかなか成約には結びつかない。

 しかし、世の中には価格が安ければ気にしないという人もいる。

 今週の「週刊FRI DAY」に、座間9人遺体事件のアパートに住んでいる人が写真付で取材を受けていた。

 なぜこんな部屋を借りているのかという問いに、1番の決め手は家賃の安さだと答えている。

 家賃は、共益費を含めて月に11,000円。「こんなに安いアパートはありませんよ」というのである。

 いくら家賃が安くても、こんな事件があった物件に住むことに抵抗はなかったかと聞かれると、「僕としては、過去に何があったかよりも、家賃が安いか、騒音がないかの方が重要です。その点今の部屋は、静かで快適です」と答えている。

 ただし、友達に話すとドンびきされて、「聞きたくなかった」と言われるそうである。

 部屋を見回すと、ドアや壁が青く変色している。これは、鑑識が科学調査したときの薬品の影響ではないかという。

 遺体を解体した浴室も使用している。

 備え付けの冷蔵庫は、事件前からのもののようで、入居したとき扉を開けたらカビ臭くてすごく汚かったので使ってないのだそうだ。

 ちなみに心霊現象はなにも起こっていないそうである。

 「スイッチを消しても台所の蛍光灯がずっとチカチカしていたことがあったが、調べたらただの漏電でした」という冗談をとばす余裕をみせている。

 いやーーー。悪徳不動産屋は、わけあり物件はからっきしだめです。

 部屋に入るのもいやだから、紹介もしません。

 一度、あけあり物件の案内を頼まれたことがあったけど、私は部屋には入りたくないことをはっきり告げて、お客さん単独で部屋を見てもらいました。

 このときは契約にはならなかったけど、もしお客さんが希望しても、私は今後ともに、この部屋にかからわないことを了解してもらってでなければ契約には関与しないつもりだった。

 だって私は悪徳不動産屋なんだから。

 わけありを気にしない方々。わけありはお得な物件ですぞ。

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