百年の孤独 27年物
箱も装丁も新品同様の「百年の孤独」
今日、お客さんのお宅にお伺いした。
近々売却予定で、明日、運送屋さんが必用な荷物の運び出しをするということになっているので、状況を確認に行ったのだが、とてもそんな状態には見えない。
全室、荷物であふれている。
文字通り、足の踏み場もない状態。床が見えない。
ずいぶん前に売却の相談を受けていたのだが、とにかく、捨てきれずに溜まりに溜まったものが半端なかった。
物が家中を占領していて、布団を敷くスペース以外に空きスペースがまったくない状態だった。
引越に際して、思い切って荷物を処分するように提言していたのだが、どうにも物を捨てることができない性格のようで、以前より荷物が増えているようだった。
運送屋さんが明日来る手筈になっているのだが、これで引越はできるのだろうか。
大事なもので持ち出す物は決めていて、運送屋さんに梱包してもらうことになっていて、それ以外の品はすべて残していくので、その処分を私が依頼を受けている。
しかし、すべての部屋に荷物があふれていて、私が見る限りでは、いるものといらないものの判別がつかない。
恐る恐る、明日運送屋さんに来てもらうことになっているけど大丈夫ですかと聞いてみたら、持ち出すものは決めているので大丈夫だとのこと。
ただし、残す品の中に大事なものが混じっているかもしれないので、8月にもう一度荷物の整理をすることにしたとのこと。
予定では、明日、いるものを全部運び出すので、残ったものを私が全部処分して、軽いリフォームをして売却の予定だったのだが、最終的な荷物の処分が8月以降に延期となった。
私に急ぐ理由があるわけではないので、遅くなる分はべつにかまわない。
今日のところは、私の用事は終った。
帰ろうとしたら、「10年前の『百年の孤独』があるけど飲めるじゃろうかい?」と聞かれた。
『百年の孤独』というのは、宮崎産の人気のあるプレミアム焼酎である。
「焼酎だから、封をきってなかったら問題なく飲めると思いますよ」と答えると、それなら私に持って返ってくれとのことで、ありがたくいただいた。
箱もきれいで、箱から取り出すと封をきってないままの新品であった。
地元でもなかなか手に入らないプレミアム焼酎なので、何かあったら封をきろうと思って、買ったときの買い物袋に入れたまま、しまい込んでいたようだ。
買い物袋の中に、買ったときのレシートも入っていた。
レシートの日付をみたら、なんと、平成4年7月24日。
なんと27年物である。
ワインやウィスキーだったら、高値がつくかもしれないのだけど、焼酎の27年物はどうなんだろう。
私は酒を飲まないので、気の置けない人へのプレゼントにしようと思っている。
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