当地(宮崎県の北端の街・延岡市) 竜巻に襲われました
今朝8時半過ぎのこと。
竜巻を経験した。
台風が近づいていて、宮崎市では1時間に120㎜以上の記録的短時間大雨で、道路が冠水しているというニュースが入っていたが、当地ではまだ、雨はときおり激しく降ることもあるが゛降ったりやんだりという感じでだった。
風も同じように、ときおり台風が近づいていることを感じさせるような強い風も吹くことがあるという程度で、本当に台風が来るのか実感がわかないままテレビのサンデーモーニングを見ていた。
テレビの台風情報では、台風が当地に最接近するのは今夜8時という予測。
まだまだ先のことだなと思っていたら、急に雨の音が聞こえてきた。
バシャバシャバシャと、叩きつけるような大きな雨の音だ。
雨の音とともに、風も強くなってきた。
いよいよ当地も記録的大雨になるのかなと、少し開けておいた窓を閉めて鍵をかけた。
その直後のこと。風の音が台風の真っただ中にいるような強さになってきた。
それにしても急に風かひどくなってきたなと思っていたら、炯々の無いものすごい風の音。
台風の暴風域に入ったときでも、風は呼吸するように強弱があるものだが、暴風が寸分と休むことなく吹きすさんでいる。
すざまじい風邪の音は、渦巻いていることを感じさせる猛烈なものだった。
思わず身を伏せた。
気を取り直して、「竜巻だー」大声をあげて建物内の人にふれてまわった。
その間数秒。
嘘のように静かになった。
までは建物内にいる人にケガはないか。建物に異常はないか。
幸い、私のいた建物は鉄筋コンクリートだから大きな被害はなかった。
外に出てみると、エアコンの室外機と目隠しのタキロン壁が吹っ飛ばされていた。
近所の家に被害はなかったか声をかけてまわったが、大きな被害はなかった。
しかし、数十メートル離れている延岡駅では貨物コンテナが飛ばされていた。
私のいたビルから100メートルくらい東側が竜巻の中心部だったようで、車がひっくり返ったり、瓦が飛ばされている家があった。
当地では2006年9月に大きな竜巻被害を受けていて、私の実家が全壊した経験があるから、今回の大風が竜巻だとすぐにわかったが、竜巻の中にいたのは初めてのことだった。
2006年の竜巻と比べると小型のものだったようだが、風の音にば恐怖を感じた。
「50年に1度の」「経験したことのない」そんな接頭語の付く未曽有の災害が、世界中のどこかで日常のように起こっている。
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