倒れるまで
10月1日。
めりはりのない生活をしていても、1日だけは少し身が引き締まる日であった。
しかし、今日は過去形。
1日であるのに身が引き締まらない。
今日は、宅地建物取引業の更新日で、新しい免許証の交付を受けた。
世の中、今日から10%になる消費税の話でもちっきり。
大きな出来事ではあるが、なにか人ごとのようだ。
私の時間とは無関係に、実に時間は過ぎている。
溜め込んだ仕事の山を前に途方に暮れている。
そこに容赦も無く、すぐに解決しなければならない雑事か飛び込んでくる。
昨日、遠方にいる友だちと話をした。
数少ない、気の置けない友人である。
その友人から元気の出る言葉をもらった。
彼は、職員二人のほぼ一人親方の税理士。
個性的な税理士で、東京在住だが全国各地に顧問先を持っていて忙しく飛び回っている。
顧問先にはびっくりするような有名企業もいる。
しかし、一人親方という境遇は私と同じ。
それで、「いくつまで仕事をやるの」と聞いたら、即答で「倒れるまでよ」という答えが返ってきた。
彼の「倒れるまで」という言葉に啓示を得た思いだった。
私は、なんとなく、ずるずると、動ける間は不動産屋を続けていきたいと思っていたが、すっきり決めた。
「倒れるまで」やる。
今日は1日(ついたち)。
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