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2019年10月14日 (月)

想定を越えたというのがマスコミの落ち度

 テレビの画面に映し出される台風19号のもたらした被害の大きさには身がすくむ思いだ。

 豪雨による被害は、中部、関東、東北の広範囲に及んでいる。

 21河川で24カ所の堤防が決壊。

 118河川では水が堤防を越えた。「越水」という耳慣れない言葉を聞いた。

 堤防が切れ、水が堤防を乗り越えて、河川からあふれだした水で市街地が水没してしまった映像は、まさに人が経験したことのない史上最大級の台風だったことをあらためて思い知らされる。

 またしても「想定外」のという言葉が使われていたが、それはマスコミと関係省庁の言い訳である。

 今回の台風が、今までに経験したことのない最大級の台風であるということは1週間以上も前から報じられていた。

 気象庁は、通常は台風接近の前日に行う記者会見を3日前に行った。

 「1200人以上の犠牲者を出した、60年前の狩野川台風に匹敵する記録的大雨になる恐れがあるので、金曜日までに命を守る備えをしてください」

 台風に対する備えを訴える気象庁の担当者の表情は悲壮感さえ漂っていた。

 それに対する質問者のマスコミの態度は、気象庁の担当者の緊迫感を打ち消すかのような、のんびりした質問ばかりだった。

 マスコミが伝えるべきは、危険が迫っているという一点につきる。

 その証が、昨日、今日の「想定外」の被害をもたらしたという報道だ。

 予想がはずれて、無駄な備えをさせられたと批判するより、予想がはずれてよかったと喜ぶ方向に人を誘導すればいいのだ。

 今回の台風は想定外の災害ではない。

 自然の脅威をないがしろにしている人間にもたらされた警告ととらえるべきだ。

 

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