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2019年12月 4日 (水)

悪徳不動産屋日記 同じ敷地内の家主と賃貸人②

 昨日の今日のことである。

 家主さんから電話があった。

 この家主さんは自宅の隣に2軒の一戸建の貸家を所有している。

 自宅も、貸家にしている2軒とも、それぞれ専用の駐車スペースがあり、庭付き立派な一戸建である。

 貸家にしている2軒とも別な所有者の持ち家だったが、家を買い換えて不要になったものをこの家主さんが買い取ったものだ。

 この3軒の家が利用している道路があって、家主さんの家が一番奥に建っている。

 最近、隣の借家人が車をもう一台買ったらしくて、その1台の車が少し道路にはみ出ていることがあって、自分の車の出し入れがしにくいので注意してもらえないかというのである。

 契約のときには車は1台しかとめられないということでせつめいしていたのだが、庭付きの1戸建ての家だから、少しつめて2台停めているのだそうだ。

 隣に暮らしている家主と店子である。

 自分の車が出しにくいときに、ちょっと移動してくださいと言えばすむ話である。

 相手が悪いのだから、注意すれば相手が恐縮して移動するだけのことだ。

 自分が困っているのだから、困ったときに、ちょっと移動してくださいと軽く声をかけられないのだろうか。

 相手も家主が迷惑しているとは思わなくて、悪気がないから停めているのだろうから、もう少しつめて停めてねと言えばいいのだ。

 相手に何かをお願いするとき、自分が強い不快感や怒りを抱いていなければ、さらっと口に出せるもの。

 この家主さんは、自分が車の出し入れをするたびに、腹立たしい思いをしていたのだろう。

 私は悪徳不動産屋。厭味たっぷりにそう言いたいところなのだが、電話で済む話。

 「伝えときます」と快く承った。

 こんな仕事を頼まれて一番面倒なことは、角を立てずに用件を伝えること。

 不動産屋から伝えると、そんなこと直接言ってくれればいいのにと、逆に腹を立てる人もいる。

 かくして家主と店子が不仲になり、またしても意図していない私が悪徳不動産屋の誹りを受けることになるのだ。

 さあさあ、気をつけて、角がたたないようにお伝えしなくては。

 ちなみに、こんなに気を使って、たまには逆ネジ逆恨みされて、当然のように依頼の仕事は無報酬なのである。

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