悪徳不動産屋日記 病は気から。老化も気から。
正月気分はとうに無いが、1月も残り10日を切った。
人生の残りも、あれよあれよである。
今日、同業の先輩がひさしぶりに来社した。
不動産協会でも一目置かれる知性派良識不動産屋。
私は悪徳不動産屋。悪徳の対義後は美徳となるのだろうか。
私は、悪徳は悪徳なりに悪徳の正義を貫いている。
それなりに私を認めてくれる人もいて、この美徳不動産屋は仲良くつきあっている。
今年、年頭に私は、「倒れるまで現役」を目標に立てた。
美徳不動産屋さんは、私の2歳年上。
年明けにあった際に、「僕は倒れるまで現役で行くことにした。美徳さんも倒れるまで現役でやろうよ」と声をかけていた。
その美徳不動産屋さんが、「あんたに言われて、自分も現役を続けようと思っていたが、最近ちょっと自信がなくなりそうになることがあるよね」と言う。
まだまだ当地(宮崎県の北端の街・延岡市)の不動産業界では、業界の頭脳と言われるような人物。
「何を弱気なこと言ってるの」と思ったものの、「この年になればいろいろ、ありますよ。美徳さんは人並み以上に仕事をしているから疲れるんですよ。僕みたいに、自分の好きなように仕事をやっていけばいいじゃないですか」と同意を求めた。
同世代の人の弱音は聞きたくない。こう見えて(どう見えているかはわからないが)、私は気が弱いから、ついその方向に引き込まれそうになるから。
別件で、今日78歳になる建築会社の会長さんとお会いした。
会長食と花っているが、まだ第一線に立ち、数億円の商談をばりばりこなしておられる。
こんな人と出会うと、まだ私は10年以上は大丈夫だなと思えて、力が湧いてくる。
病は気から。老化も気から。
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