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2020年3月18日 (水)

悪徳不動産屋日記 正しい相続① あなたは相続税の心配をするに値しない平民なのだ

 仕事がら、相続の相談を受けることが少なくない。

 一番多いのが、相続税対策だ。

 60歳を過ぎ、流行りの終活という言葉に踊らされて、自分が残す財産の相続税を心配する人が多い。

 幸せなことにというか残念ながらというか、私にこんな相談をする人は相続税の心配をする必用はない。

 こんな質問を受けたとき、私はいつも決まった質問をすることにしている。

 「財産は5000万円以上あるの?」

 この質問に対して、見事に同じ答えが返ってくる。

 「そんなにあるわけないよ」

 「でしょう。だったら相続税の心配をする必用はないよ。残念ながらというか幸せなことにというか、相続税なんてものは関係ないし、申告をする必要もないよ。ほったらかしておけばいい。」

 こんな答え方をするから、私は悪徳不動産屋と言われてしまうのだ。

 もっと優しく答えてあげればいいのにと思うのだが、それができないが故の悪徳不動産屋。

 ほんどの質問者が、「えー。ほんとに相続税はかからんと?」と不審な顔をする。

 こちとら悪徳不動産屋。いつものことで、同じ質問に同じ答えで面倒なのだ。

 相続税には基礎控除というものがある。

 基礎控除額は、3000万円+(600万円×法定相続人の数)だ。

 例えば、法定相続人が妻一人、子ども二人の場合、3000万円+(600万円×3人)=4800万円。

 すなわち相続財産が4800万円を超した場合にのみ相続税の心配をしなくてはならないわけだ。

 さらに、庶民の相続財産の大きな部分は住宅等の不動産ということになる。相続税を計算するにあたっての不動産の価格は時価の7割程度になることが多いので、「相続財産は5000万円以上あるの?」という私の質問になるわけだ。

 相続税対策をしなくてはいけないお金持ちは、税理士さんを使って、日ごろから税金対策しているから、私にこんな質問をしてくることはない。

 かくして、悪徳不動産屋は貧乏人にわかりやすく、相続税の説明をすることとなる。

 

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