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2020年4月10日 (金)

私は4年前から臭覚を失っている

 新型コロナウィルス感染の一つの症状として、においやあじがわからなくなる臭覚障害、味覚障害があることが報道されている。

 臭覚障害になった人が、コーヒーの香りを感じなくなったとか、食べ物の味がわからなくなったといっているが、匂いが無くなると食べものの味がわからなくなる。

 私は、匂いを失って4年以上になる。

 自分のブログを検索してみたところ、2015年の11月21日のブログに「匂いがなくなった」という記事を書いている。

 原因はインフルエンザで高熱を出して、熱と咳と鼻づまりで匂いがなくなった。

 インフルエンザが治って数日して匂いが戻らないことに気がついた。

 インターネット等で調べたら、早く治療をしないとそのまま匂いを失ってしまう。

 早期に耳鼻科の専門医に相談したほうがいいとあったので、すぐに耳鼻科にかかったが納得のいく原因の説明や治療法を提案してくれる病院はなかった。

 今回の新型コロナウイルス感染で、臭覚異常がとりあげられているが、そんな記事の中に臭覚障害はインフルエンザでも起きるものだということが書いてあったが、4年前、私がインフルエンザで高熱を出したことが原因じゃないのかと聞いても、はっきりした返事はもらえなかった。

 命に別状がなくい病気で、原因を見いだせない医者のとっておきの答えは「加齢のひとつですね」。

 2軒の耳鼻科に行ったが、2軒とも同じことを言われた。

 インターネットで調べたところ、やはり臭覚異常を取り戻すのは難しいという意見が多かった。

 ただ、そんな中にビタミン12に効果が見られるという所見があった。

 インターネットでビタミン12について調べてみたら、神経系の異常に効果が見られるようであった。

 市販のビタミン剤やサプリメントを調べてみたところ、アリナミンEXにビタミン12が含まれていることわかり、アリナミンEXを飲むことにした。

 アリナミンは市販の有名薬品だから、毒にはならないだろうという発想である。

 さらにネット検索していると、アマゾンでビタミン12に特化したサプリメントがあった。

 海外(アメリカ)から直送のサプリメントのようだ。

 ビタミン12の副作用を調べてみたところ、大きな副作用はないようだった。

 アメリカから航空便?で送ってくるのに一ヶ月分のだいきんが千円ちょっと。

 甘いソーダ菓子のようなサプリメントで、美味しい。毒にはなるまいと思って、お菓子代わりに今も摂っている。

 そのせいか、自然治癒なのか、最近少し匂いが戻ってきた。

 匂いがなくても生命に危険は無いが、匂いが無いと食べる楽しみがなくなる。

 甘い、しょっぱい、酸っぱい、苦いという味覚だけがあっても、臭覚が無いと食べ物の味はわからないのだ。

 私は匂いを失って、患者の痛みを分け合う医者が少ないことを感じたものだ。

 新型コロナに対して、真っ向から病気に向う医師たくさんいるが、それ以上にややこしい病気にはかかりあいたくないという医者が数多くいることを感じる今日この頃である。

 

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