* + 第三種郵便 料金格安 読み終わった雑誌のネット販売に最適
第三種郵便というのをご存じでしょうか。
私は、その存在を今日まで知らなかった。
先週号の週刊文春に読みたい記事があったのだが、買い忘れていたのでメルカリで購入した。
その本が今日届いたのだが、封筒には63円の切手が1枚はられているだけ。
封筒には第3種郵便のスタンプと見かけたことのないシールが添付されている。
なにこれ?
第三種郵便とは何か?興味があってググってみた。
その説明は日本郵便のホームページにその説明があった。
「当社の承認を受けた雑誌などの定期刊行物を、低廉な料金で送付することができます。
当社による第三種郵便物の承認のあることを表す文字を掲げた定期刊行物を内容とする郵便物で、開封とし、内国郵便約款の定めるところにより差し出されるものは、第三種郵便物とします。」
とあるが、なんとも内容がよくわからない。
さらに、第三種郵便物の承認条件は次のとおりですという説明があった。
(郵便法第22条、郵便法施行規則第6条、内国郵便約款第166条)
毎年4回以上、号を追って定期に発行するものであること。
- 掲載事項の性質上発行の終期を予定し得ないものであること。
- 政治、経済、文化その他公共的な事項を報道し、又は論議することを目的とし、あまねく発売(※)されるものであること。
(※)次の図のように、団体・個人等が一括購入後、第三者へ無料で頒布している場合や発売先を限定している場合はあまねく発売されていることにはなりません。
(3の具体的条件は、4~8のとおりです。)
- 会報、会誌、社報その他団体が発行するもので、その団体又は団体の構成員の消息、意見の交換等を主たる内容とするものでないこと。
- 全体の印刷部分に占める広告(法令の規定に基づき掲載されるものを除き、心身障がい者用低料第三種郵便物は、外装に掲載される広告(法令の規定に基づき掲載されるものを除きます。)を含みます。)の割合が5割以下であること。
- 1回の発行部数が500部以上であること。
- 1回の発行部数に占める発売部数の割合が8割以上であること。
- 定価を付していること。
- 心身障がい者用低料第三種郵便物の料金の適用を受けるためには、第三種郵便物の承認を受けることに加え、心身障がい者団体であること等を証明する次の資料が必要です。
・会則、規約等当該団体への加入資格又は構成員が明らかになる資料
・公共機関(※)の発行した当該団体が心身障がい者団体であることおよび当該刊行物が心身障がい者の福祉を図ることを目的として発行されるものであることの証明書
(※)公共機関とは、厚生労働省、都道府県、政令指定都市、中核市、東京都の特別区又は福祉事務所を指します。(社会福祉協議会は含まれません。)
- 心身障がい者用低料第三種郵便物の料金の適用を受けるためには、第三種郵便物の承認を受けることに加え、心身障がい者団体であること等を証明する次の資料が必要です。
なんとも浅学の身で、完全な理解かできない。
こんなことには興味を膨らませる「よだきんぼ(宮崎弁でなまけもの)おじさん」。
さらに調べてみたところ、結局、週刊誌とか雑誌がこの説明にある「定期刊行物」に該当するようで、認可をもらうと郵便料金が格安になるようだ。
送られてきた週刊文春の背表紙をまじまじと見ると、小さな文字で出版社などの表示の中に、「第三種郵便物認可」という記載があった。
週刊文春も「第三種郵便物」として認可を受けているというわけだ。
第3種郵便物は、重量は1㎏までという制限があるが、50グラムまでなら63円。50グラム超えるごとに8円加算される。
制限重量の1㎏でも215円という超格安料金である。
これは今回の私のメルカリでの購入のような個人的な利用の場合の料金で、発行人や売りさばき人の場合は、更に3割くらい安くなっている。
私今まで、不要になった本をインターネットのアマゾンやオークションで売却した場合、日本郵便のクリックポストを利用していて、これが送料の一番安い発想手段だと思っていた。
クリックポストは198円。週刊誌や雑誌等の定期刊行物を売る場合、第三種郵便を利用するとその3分の1の料金で遅れるというわけだ。
今回のメルカリでの買い物。欲しっかった本が買えただけではなく、得する新しい知識を手に入れることもできた。
今後、雑誌を送ることがあったら、本の背表紙を確認して第三種郵便物認可の本であったら第三種郵便を利用することにする。
第三種郵便は、内容物が第三種郵便物認可のものであることが分かるように封筒を切り開いておく必要があるので、利用する場合は、封筒に封をせず郵便局に持参して郵便局員さんに相談すると親切に教えてもらえるようですよ。
特定郵便局では取り扱いに詳しい人がいなくてわからないこともあるらしいので、大きな郵便局に行ったほうがいいようです。
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