朝、出勤して、お湯を沸かそうとしたら水道の水が出ない。
すぐに、水道管が凍結したのだなと思った。
我が家は鉄筋コンクリート造4階建。3,4階が自宅で、1,2階を会社事務所として使っている。
今朝は、ここ数年感じたこともない寒さで、布団から起き出すのがちょっとつらかった。
朝のルーティンのシャワーを浴びて、コーヒーを飲んで事務所に降りてきたのだが、事務所の水が出ないのだ。
事務所部分と自宅の水道管は別にしているので、事務所の水道管だけが凍結したのだろう。
隣の店は、店の外に散水栓をつけているので、その蛇口を回してみたが、やはり水が出ない。
やはり水道管の凍結だ。
蛇口をひねるまでもなく、散水栓に置いてあるバケツに溜まっている水が凍っている。
バケツは直径30センチくらいなのだが、溜まった水が全部氷になっている。その厚さ40センチくらい。
今朝の寒さは記録的な寒さだったようだ。
対策は、ひたすら凍結した氷が解けるのを待つしかないのだが、午前中の回復は無理だろう。
我が家は、延岡市(九州・宮崎県の北端の町。北隣は大分県)の中心駅である延岡駅から徒歩で5,6分の街中にある。
南国九州といっても雪が降ることもあるが、当地・延岡市は雪が降ることはない。
市街地で水道管が凍結することは数年に1度のことだ。
私は、長年不動産屋をやっているから、蛇口をひねって水が出ない事態に、すぐに凍結だと思ったが、凍結を経験したことの無い若い人は、水が出ない理由がわからず、うろたえることになる。
今、9時半。
そろそろ、水道が出ないという電話が入り出すことだろう。
水が使えるようになるのは、水道管の氷が溶けるのを待つしかない。
心配なのは、水道管の破裂だ。
水が凍っている間は、凍結で水道管が破裂していてもわからない。
氷が溶けると、破裂した水道管から水が噴き出すことになる。
私は悪徳不動産屋。水道管の破裂は不動産屋の責任じゃないよ。
なにごともないといいのだけど。
作ったような話だけど、今、書き終わって更新ボタンを押そうとした瞬間に電話が入った。
家の外の散水栓の水道管から水が噴き出したているとのこと。
最悪の事態。水道管の破裂だ。
50歳代の方なのだけど、水道管の凍結は初めての経験らしい。
元栓を閉めて止めるということも考え付かないようだ。
考え付かないのことを責める気はさらさらない。水道管の凍結を経験したことがないというのだからした仕方がないこと。
ただ、家のことでトラブルが起こったら、すべて、いきなり不動産屋に電話するという人が多い現実に対しては一言いいたい。
ひどい例は、台風等で停電したときに、「電気が切れて使えない」と苦情を言ってくる人がいた。(1例ではない。過去に数例ある)
停電は一部地域的だけの場合があるので、当方の電気はついていることもあって、電気が切れた原因がわからないときもある。
それで、「窓の外を見て回りを見てください。隣の家や街路灯の電気はついてますか」と聞いてみると、「まわりの家も、街路灯もついていない」と平然と答えてくる。
周りの家も電気が消えているということで停電の意味を納得できただろうと思ったのだが、それでも停電の意味が分からない。
そんなときは、「それは、テレビのニュースなんかで報道している、停電というやつで、電力会社が修理して復旧するのを待たないとどうしようもないんですよ」と教えてあげなくてはいけない。
私は悪徳不動産屋。そこまで言わなくてはいけないときには、実に厭味ったらしくなっているはずだ。
でもねえ、これからさきの人生も、大小さまざまなトラブルはつきものですよ。
家のことに限らず、トラブルに遭遇したら、まず自分で、何が起きて、どう処理したらいいかを考える習慣をつけないと生きていけませんよ。
と、さっきブログを更新したのだけど、その後にもう一件水道管が破れて水漏れしているという電話が入ったので、コメント追加。
その方は、まるで自分が被害者で管理者や家主が加害者であるかのような物言い。
何度も言うが私は悪徳不動産屋。
こんな言い方をされると、反撃したくなる。
「お客さん。それは違うよ。水道凍結は自然災害。災害から身を守るのは自分の責任だよ。」とストレートに言いたいが、まずはぐっと我慢して、同様の内容を言葉を柔らかくして同じ意味を伝える。
皆の衆。降りかかる災害のすべてを人任せではいかんよ。
このことについては、私も菅総理の言葉にある「自助」の考え方が大事だなと菅総理を支持する。
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