坂上忍さんのコメントの炎上について思う
15日放送の『バイキングMORE』での坂上忍さんの言動が話題になっている。
この日、番組では長野市の加藤久雄市長が今月9日に市内のホテルで200人規模の企業の新年会に出席していたことをとりあげ、大人数の会食自粛などが求められているこのタイミングでの新年会出席にを批判していた。
加藤市長は13日の会見の中で、600人の会場に200人の入場者だったことや、出入り口にサーキュレーターが置いていたこと、マスクを外すのは飲食の時だけだったとして、「非常に徹底した見本的な会食だった」と、感染対策がなされていたと説明していた。
この加藤市長の発言に対し、坂上さんは苦々しい表情を見せ、「みなさんそうですけど、みんな言いわけ言うからね。その言いわけがまたみっともないんだよ!」と激怒していた。
「非常に徹底した、見本的な200人規模の会食だったそうです」と嫌味も飛ばしていた。
しかし、その前に番組ではサッカー元日本代表で、ボタフォゴを退団した本田圭佑選手が、昨年末にブラジル・リオデジャネイロで自身の送別会を主催していたことを報道した。
これに対し坂上さんは「(ブラジルの)国民の皆様も神経質になっていることは確か」と指摘しつつ、「(SNS上で)『後悔はしてない』と言いつつも謝罪はしてるんですよね」と発言していた。
この坂上さんの対応の違いに、「人によって態度違い過ぎる」「政治家とスポーツ選手の違いはあるけど、コメントがまったく違うているではないか」「本田にはなんで甘いのか」と疑問の声が上がっていた。
坂上さんの態度が、相手によって違うことはこれまでにもたびたび指摘されていることらしいが、坂上さんはジャーナリストでも政治経済評論家でもない。
坂上さんは芸人だということを忘れてはいけない。
彼は知識人としてコメントしているわけではない。
強い者にも噛みつくという演技をしているけど、ちゃんと計算していて、本当に強い人とは仲良くお付き合いしているのだ。
彼の言動は、お笑い芸人が常識外の暴言をはいたり、暴れまわったりして大衆を面白がらせているのと結局は同じなんだよなあ。
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