鼻出しマスクで共通テスト失格 なぜか鼻を洟だと勘違いしてしまった私
夕方のテレビのニュースで、共通テストの会場で、マスクからハナを出していた受験生が、6回もの注意を無視してテストが失格となってという報道を聞いて、私はなぜか、「ハナ」というのを「洟」(鼻水)のことだと勘違いしてしまった。
マスクから鼻水を垂らしっぱなしというのはどんな状態なのか。
私はその姿を想像できなかった。
第一、鼻水をたらしっぱなしでは気持ちが悪いだろう。
注意されるまでもなく、なぜ鼻をかまないのか。
マスクの中で垂れ続ける鼻水が顎の方から流れ出す姿を想像して、私の頭は混乱してしまった。
ネットのニュースを見て、ようやく私の勘違いに気が付いた。
夕方のニュースは、スマートフォンで調べ物をしながらテレビの音声だけ聞いていたのだが、それにしてもなんで「ハナをだしたまま」というのを「洟を出したまま」と勘違いしてしまった。
ハナを出したままというのは、マスクで鼻を覆っていないということで、そんなことで失格にしてしまうなんて厳しすぎるという意見が飛び交っているのを見て自分の勘違いに気が付いた。
「鼻出しマスクで失格」という見出しだけだと、「鼻出しマスクですぐ不正行為が認定され失格となった」と誤解した人も少なくなかったようだ。
実際、フェイスシールドや鼻出しマスクの政治家の画像を張り付けて、「これは許されるのに受験生がダメなのはおかしい」と主張する人もいた。
しかし、鼻出しマスクがすぐに不正行為と認定されたわけではないようだ。
試験の注意事項には、試験会場においては監督者の指示に従わないことは不正行為になると明記されている。
試験の注意事項には、試験会場においては監督者の指示に従わないことは不正行為になると明記されている。
受験生は、地理歴史・公民、国語、外国語を受験していて、それぞれの監督者から鼻を覆うよう計6回注意され、成績が無効になるとも伝えられたが従わず、理由の説明もしなかった。
6回目には、「次に注意された段階で無効になる」と告げられたが、それにも応じなかったため、「試験場で監督者などの指示に従わない」という要件に当てはまるとして、7回目に不正行為と認定すると伝えられ、すべての成績が無効になったということだ。
マスクをすると息苦しいとか、なにか特別な理由があったにせよ、再三にわたる監督官の注意をひたすら無視し続けたということでは同情する余地はない。
飛行機の乗客が、マスクを着けてくださいという乗務員の注意に従わず、飛行機が緊急着陸をしたという事件があったが、自己主張が強すぎてルールに従えないという、ややこしい希少種の存在は迷惑だよなあ。
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