« 松本人志氏、いつもながら上手に権力者をかばうなあ | トップページ | 世界的なスポーツの祭典としてのオリンピックは開催できない »

2021年2月 7日 (日)

捨てるふんぎりがついた一言

 断捨離、片づけ術、整理術。

 数多くの「片付け本」が出ているが、そこで説かれているのは「いらないものを捨てなさい」ということ。

 捨てられない人が多いから、こんなに多くの本が出版されているのだろうが、私も物を捨てられない一人だ。

 コピー用紙の裏紙。

 毎日次々と届く郵便物の封筒。

 何年も着たことの無いスーツ。

 着古した下着。使い古して使っていないタオル。

 履きもしない靴。

 使うことの無い食器。

 埃をかぶったままの雑誌や本や通信教材。

 なんだかわからない電源コード。

 使わっていないメモ帳、ボールペン、シャープペンシル。

 空きビン、空きペットボトル。

 包装紙、紙袋、空き箱、段ボール。

 ビニール袋、レジ袋、なぜかいくつもあるエコバッグ。

 コンビニの割りばし、ストロー、スプーン。ファミレスやレストランのお手拭き。

 ホテルから持ち帰った歯ブラシや、アメニティグッズ。

 包装紐、輪ゴム、ビニールテープにビニール紐。

 使わないままのダイエットグッズや健康器具。

 何年も使うことの無い、中には何十年も手にしたこともない、多くの物たち。

 でも、いつかは使うと思って捨てられない。

 1年以上使っていないものは、ましてや3年、5年と使っていないものは、絶対に使うことはない。

 だから捨ててすっきりしなさいと、全部の本が言っている。

 わかっちゃいるけどやめられない。

 こころがときめかないものは捨てなさいという本もあったが、ときめかなくてもいつかは使うかもしれないと捨てられない。

 捨てるのをためらう時は、一時保管箱に入れておいて1年経って使うことが無かったら捨てなさい。

 でも、捨てられない。

 いつかは使うことがあるかもしれないから。

 いつかは絶対に来ない、と言われて、わかっているけど捨てられない。

 でも、いつかがいつか来るかもしれないと思ってしまうのだ。

 そんな私だったが、最近読んだ本だったか、新聞だったか、ネットだったか、なんだったか定かではないが、「 お金を出せば再入手できるものは捨てなさい。必要になったら買えばいい。」という言葉がすっと頭に入り込んで居座ってしまった。

 「いらないものは捨てなさい」「いらないものをため込んでいると運気が低迷する」「不要なものを捨ててすっきりさせると、運気が入ってくる」「不要なものを保管するのにもコストがかかっている」etc.etc.

 溜め込むことはどんなに不合理なことか、捨ててしまうことはどんなに素晴らしいことか、という理屈ばかりを聞かされてきた。

 でも、確かどこかにしまってあるはずだと思ってなん十分も時間をかけて探し回って、結局見つからない。

 そんなとき、やっぱりとっておけばよかったと思う。

 だから捨てられなかったのだけど、「必要な時は買えばいい」と決めてしまえば、保管するための手間も場所もいらない。

 机の引き出しに、本棚に、押し入れに、いつかは使うかもしれないと直し込んでしまったモノを探す手間もかからない。

 いつかは使うかもしれない使われない物が、いつも使う物を隠してしまって、必要なものを必要な時に取り出せない。

 しまいこんだ使われないものは、買えば数円数十円のものが多い。高くても数百円、数千円。

 例えば、裏を使おうと思ってとってあるコピー用紙。郵便物の封筒。

 使う量より溜まる量のほうが多い。

 コピー用紙なんて1枚、1円にもなりゃしない。

 傍若無人に送り付けられるDMファックスに未使用のコピー用紙を使われるのがもったいなくて、裏紙を入れていると、大事なFax書類が届いたときコピーをし直さなければならない。

 コピー用紙は0.5円もしないがコピー機のトナーは5.6円はする。

 おまけにコピ用紙の裏紙は、たびたびコピーを目詰まりさせる。

 節約するつもりが、とんだ浪費になってしまう。

 いただきものの包装紙や紙の箱や紙の袋。

 なにかに使えると思って取っているが、使うときはこない。

 ひとさまに、何かを差し上げるのに、使いまわしの包装紙や袋を使うわけにはいかない。

 工具箱の中にたまっている、ネジや釘や金具。

 結局、使えるものが無くて新たに買って、使った残りが溜まっている。

 履き古した下着や靴下、トレーナーが、いつも使っているものを見つけにくくしている。

 

 

 「使うことになったら、買えばいい」

 何冊も「片付け本」を読んできたけど、なぜか初めて聞いたような言葉。

 おかげで、今まで捨てられなかったものを捨てることができている。

 

« 松本人志氏、いつもながら上手に権力者をかばうなあ | トップページ | 世界的なスポーツの祭典としてのオリンピックは開催できない »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 松本人志氏、いつもながら上手に権力者をかばうなあ | トップページ | 世界的なスポーツの祭典としてのオリンピックは開催できない »

2021年4月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ