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2021年2月19日 (金)

森たたき終了

 この1週間、マスコミ総出でなぶりまわしてきた森さんたたきが、ようやく終わりを迎えたようだ。

 私が中学3年生のとき、私の教室でカーテン巻きたたきというのが流行ったことがある。

 教室の南側の窓にはカーテンが取り付けられていた。

 強い日差しを遮るためのもので、厚手で床まで届くような長いカーテンだった。

 ある日の休み時間に、窓際で数人の生徒が談笑していた時に、その中の一人がいたずらで、他の一人をカーテンでぐるぐる巻きにした。

 すると、周りにいた誰かがカーテンでくるまれた生徒を軽くポコリと叩いた。

 激しくたたいたわけではなくて、誰がやったかわからないだろうとからかった、ちょっとしたいたずらだった。

 叩かれた生徒がカーテンから解き放たれときには、周りにいた者は何事もなかったかのように無関係を演じた。

 叩かれた生徒は、叩いたのは誰だとみんなを問い詰めたが、みんな自分じゃないよと知らん顔。

 その時は仲の良い友達どおしの軽い遊びだった。

 だけど、別な日に、叩かれた生徒が別な生徒をカーテンでぐるぐる巻きにして、周りにいた生徒に叩けとけしかけた。

 すると、周りにいた数人がカーテンの中の生徒をポカポカと叩いた。

 その時も軽いいたずらで激しく叩いたりはしていなかった。

 軽いいたずらで始まったことだったが、どんどん流行りになってきて、休み時間に窓際で外を見ていたりしている生徒が次々とカーテン巻きの餌食になっていった。

 最初のうちは、ちょこんと叩くだけのことで、やった方もやられた方も笑いながらのじゃれあいだった。

 それが徐々にエスカレートしてきて、誰かか誰かをターゲットにして無理やりカーテンの中に押し込めると、周りにいる者全員でボコボコに殴りまわすようになった。

 みんな自分がターゲットにされないように警戒をしているのだが、ちょっと気を許した隙にカーテン巻きにされる。

 そうなると、もうあきらめるしかない。

 ワーッととりまかれて、いたぶりつくされる数十秒間を我慢するしかない。

 ただ、多少荒っぽいいたずらだったが、ケガさせたりすることないように手加減はしていた。

 今回の「森さんたたき」を見ていると、あのときのカーテン巻きを思い出す。

 「森さんたたき」だけでなく、こいつをターゲットにしようと決めると、みんなでよってたかってなぶり殺しにする集団リンチのようなやり方が横行している。

 だれかがカーテン巻きにされると、みんながワッとおしかけ、とことんいたぶり尽くす。

 それを見ている聴衆も、「やれ!やれ!」とけしかける。

 この集団リンチは、私の中学校のころのカーテン巻きとは違って手加減はしてくれない。

 私は、森さんの言動も、その後の言い訳や態度には憤りを感じた。

 しかし、追いつめられて自らの非を認め、お詫びし、辞任までしたらそこまでではないのか。

 リンチ集団はそれを許さない。

 不倫報道もそうだ。

 カーテン巻きのターゲットにされると、皮膚を引き裂かれ、内臓を食いちぎられ、ぼろぼろになって死んでしまっても、体に火をつけられ骨を砕かれるまでいたぶりつくされる。

 げに恐ろしきは、正義の仮面をかぶったマスコミたちだ。

 

 

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