進化はとどまるところを知らない
昨日、アスクルから届いたマックスのステープラー(ホッチキス)。
右側の緑色の小ぶりな方が昨日届いた新しいホッチキス。
左側は何年も前に買っていたホッチキス。
古い方も、コピー用紙20枚を軽くとじることができるというもので、当時は新商品。
新しい方は、より軽い力で32枚をとじることができる、となっている。
ホッチキスが進化を続けているのは知っていたが、別にこれ以上新しい機能の必要性を感じなかったので今まで購入しなかった。
このところ、ちょっと厚めになるファイルをとじるのに古い方では針が届かないので購入した。
届いたホッチキスを見て、ちょっとがっかりした。
いかんせん、小さすぎて頼りない。
古い方はホッチキスの針が100本収容できた。
それでも、ちょくちょく針切れで不便な思いをした。
この大きさでは、針50本しか収容できないだろう。
針切れが増えて不便になる。
実物を見ないで買って失敗だったと、がっかりしつつパッケージを開いた。
すると、なんと本体が半分くらいの大きさになっているのに針は100本収容できる。
なぜ?
古い方と新しい方を比較してみた。
仕組みはわからないが、コンパクトな本体に針が100本収まっている。
おまけに、本体の背中?の部分に予備の針が100本収納できる。
これは実に便利がいい。
使っている途中に針切れになって、交換の針がすぐに見つからない時がある。
さらに便利な機能が、針の残量窓がついていること。
今までは、いつ針切れになるかわからなかった。
ガチャガチャと紙を閉じている最中に針切れになって、突然紙が閉じれず、スカーーーッと無反応になったときの喪失感。
外から一目で残量がわかるのは実に便利がいい。
肝心の、紙をとじる性能も格段に進歩していた。
通販で本を購入した際に送られてくるプチプチのクッション緩衝材付きの封筒を4つ折りしたものを閉じてみた。
4つ折りしたクッション封筒は1cmくらいの厚みになった。
新しいホッチキスではきっちり閉じられたが古い方のホッチキスでは針が貫通しなかった。
同じ10号の針で、針の長さはいっしょなのにどういう仕組みなのだろう。
とにかく、素晴らしい進化だ。
数年ぶりに買った新しいホッチキス。
久しぶりのウキウキ感を感じた。
そういえば、拙は文房具が好きで新製品ができると、すぐに買って試していた。
しかしここ数年は新製品情報を見ても心がときめかなくなっていた。
もう充分便利でこれ以上の機能はいらないという気持ちもあったのだが、年のせいで新しいものに感動しなくなっているのかもしれないなという気もしていた。
新しいことに興味が亡くなるのは老化の進歩。(老化が進歩しているというのもおかしいなあ)
まだ老いこんでしまってはいけないと、新しい文房具に教えられた気分。
すべてことに、進化はとどまることを知らないのだなあ。
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