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2021年9月 6日 (月)

悪徳不動産屋日記 100年住宅で死んではいけない

 長いこと、まともにブログの更新をしていなかったもので、何を書いたらいいかわからなくなっていた。

 一昨日、珍しい不動産登記に出くわし、登記簿から想像する出来事を書いた。

 久しぶりに楽しみながらブログを更新した。

 

 ここ最近の世の中を見ていると、世の中を動かしている権力者や利権者に対して、つい愚痴や文句を言いたくなる。

 ただ、愚痴や文句をいっても世の中を変えることはできない。

 そんな無力感を感じ、だから書きたくなってしまっていたのだ。

 一昨日は久しぶりに書きたいことがあふれ出して、その勢いでブログを書いた。

 書きながら、もう一つ続きが書きたくなったことがあって、それは昨日書いた。

 昨日、それを書いていたら、関連して書きたい記事が出てきた。

 結局、昨日一昨日と、「宅地建物取引業者による人の死に関する心理的瑕疵の取扱いについて」に関連して思うことを書いた。

 それに関連してもう一つ。

 ここ十数年、安さを売り物にした住宅宣伝は影を潜めてきている。

 今は、住宅は性能や設備の良さがセールスポイントとなっている。

 100年住宅といったキャッチコピーで売り出している住宅もある。

 しかし、昨日のブログに書いたことだが、現在の不動産取引において住宅の中で人が亡くなった中古住宅を問題にしない買手は皆無に近いくらい少ない。

 ほとんどの人が、家の中で人が亡くなっていないかを気にして聞いてくる。

 本人の希望で、平穏に自宅で亡くなった場合であっても、家の中で人が亡くなっていると購入を見あわせてくるお客さんが圧倒的に多い。

 一方で日本の核家族化は進んでいる。

 二世帯、三世帯が一緒に暮らすことは少ない。

 親と同居していて、亡くなった親の家に暮らし続けるならいいのだが、多くの場合親と別世帯をかまえているケースが多い。

 この場合、親の家を売却することになる。

 親の希望で、親が自宅で亡くなっていると、中古住宅としては売れにくい物件になる。

 そんな場合、建物を解体して更地にしての売却になる。

 自殺や殺人と言った事件があった場合は、建物を取りこわして更地にしても売れにくいが、自然死の場合は更地になれば大きな問題にはならない。

 日本は死を忌み嫌う文化があるから、割高の建築費を使って100年住宅なんて丈夫な家を作っても、その中で人が死んだら売るに売れない家になってしまう。

 100年住宅を作るのなら、残す子供のことを考えて自分の家で死んではいけない。

 死ぬ前に施設か病院に入って死ぬことだ。

 自宅で死にたいのであれば、100年住宅なんて丈夫な家は作らないことだ。


 こんなことを言うから、拙は、悪徳不動産屋といわれてしまうのだろうなあ。

 

 

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