「去年今年」今年も残すところあと三日
今年は、12月に入る前から高浜虚子の「去年今年」の句がちらちらと頭の中をよぎっていた。
しかし、12月に入って後始末の仕事や新たな急ぎの仕事が飛び込んできて、いずれも年内に決着をつけてくださいとの依頼。
不思議と同じような話が同じ時期に重なるもので、急ぎの新たな仕事はいずれも金額の小さい、いわゆる低廉物件。
低廉物件というのは、市街地から遠隔の地域だったり、道路が狭かったり、土地が狭小だったり、建物を解体するのが難しかったり、売れにくい問題点をかかえていて真面目に取り組むと非常に手間がかかるのに仲介手数料は10万円ちょっとにしかならないというもの。
11月半ば過ぎから12月にかけて、そんな話が5件も来た。
それに加えて買収の依頼。
買収は手間がかかる仕事だが、金額の大きな話が多いのだが、なんと今回の話は500万円台の話。
手数料が500万円ではない。取引価格が500万円代なのである。
なんとこれが今月相談のあった話の中での最高額なのだ。
もっと私に時間とお金に余裕のある時に来ていただけるとそれなりにありがたいのだが、なんせこの時期、お歳暮、雑用一切も自分一人でやらなければならないので、少し困った話なのだ。
買収の話は市街地の物件でなんとかなったのだが、他の5件は市街地から遠く、条件的にもすぐには売れそうにない物件なのだが、当事者にとっては「お客様は私一人」。
皆さん「なんとか早く売ってください」と言ってこられる。
そんなこんなで、お歳暮を配り終えて年賀状を作り終えたのは27日。
今日は昼前から、散らかり放題になっている事務所を整理しようという予定だったのだが、そこかしこに置きっぱなしになっている資料や書類の山に、どこから手を付けたらいい者やら呆然と立ちすくんでいた。
「去年今年」
今年も今日を入れてあと三日。
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