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2022年1月 8日 (土)

42.195キロ踏破、私の成人の勲章

 今朝の朝日新聞「声」の欄の 「42.195キロ踏破、私の成人式の勲章」の題名が私の目に留まった。

 私は、60歳過ぎて突如フルマラソンを走りたくなって、初出場で完走して以来、「マラソン」の文字に反応してしまうのだ。

 今日は、「42.195キロ」の文字に反応してしまった。

 その投稿は、40年余り前の成人式で、振り袖の貸衣装が7万円もするので、それなら普通の洋服で、と思っていたところ、市の広報誌で「42.195キロを歩ききって成人式会場に入る」という企画を見つけて、それに応募し完歩したときの思い出の話だった。

 投稿をそのまま引用させてもらう。

『40年余り前。成人式に着る振り袖の貸衣装を母と見に行くと、7万円もするという。それなら普通の洋服で、と思っていたところ、市の広報誌で粋な企画を見つけ、短大の友人3人と応募した。 成人粋な企画を見つけ、短大の友人3人と応募した。

 それは、成人式前日の午後6時に博多駅を出発し、42・195キロを歩き切って成人式会場に入るというものだった。コースは福岡国際マラソンとおおむね同じで、100人以上が10班に分かれて歩いた。友とは別々の班になったが、企画には一般の方々も参加可能で、私の班には新婚さんや還暦の男性もいた。ペースメーカー役の男性はかなりの早足で、脱落者が次々と救護バスに乗っていった。

 途中、公民館に設けられた休憩所でお茶や甘酒などをいただいた。降るような満天の星を見上げて感動した。朝まで歩き続けてぼろぼろになったが、拍手に迎えられて会場入りし、とても誇らしい気持ちだった。足の血豆が私の成人の勲章だ。成人式は晴れ着を着てお酒を飲むだけではなく、心に残ることをしてほしいと思う。』

 私も42.195キロを完走た経験があるので、投稿者の感激が今のことのように伝わってきた。

 コロナが収まったら、どこかの市町村が企画するといい。

 参加者が多くなると大変だから、成人式参加者限定にしてはどうか。

 42キロ歩いて成人式に出たいというもの好きはそう多くはいないだろうから、管理運営はボランティアを中心として行政に協力してもらえばなんとか開催できるのではないだろうか。

 そんなことを思いながら、私の職場に掲示してある「青島太平洋マラソン完走証」を見たら、初出場初完走が8年前だった。

 2回目の出場(これも完走)が5年前。3回目(完走)が4年前。

 私の記憶の中では、初出場が4,5年前で3回目の出場は2年前といった感じであった。

 げに、月日の経つのは速いものと、違った感慨も抱かされた今日の出来事だった。

 

 

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