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2022年2月15日 (火)

「こうのとりのゆりかご」を「赤ちゃんポスト」と呼ばないで

日本初の、母親が匿名で出産する内密出産に取り組んだ慈恵病院は、「こうのとりのゆりかご」を開設していることでも知られている病院だ。

「こうのとりのゆりかご」というのは、いろいろな事情で育てられない赤ちゃんを匿名であずかる窓口になっている施設だ。

日本では唯一、熊本の慈恵病院が開設している。

こうのとりのゆりかご画像

慈恵病院のホームページに、次のような「こうのとりのゆりかごの設立にあたって」という趣旨名声文がある。

私どもの病院では、たくさんの赤ちゃんが生まれ、育っていきました。
その赤ちゃん、また育っていくお子さん、そして成人された方々に会いますと、命のひとつひとつが神様から頂いたかけがえのない尊いものだということを痛切に感じずにはおられません。
しかし私たちの身近なところでも、18歳の少女が産み落としたばかりの赤ちゃんを殺して庭に埋めるという事件や、21歳の学生が汲み取り式トイレで赤ちゃんを産み落とし窒息させ6年の実刑判決を受けるなどといった痛ましい事件が発生しました。

神様から授かった尊い命を何とかして助けることができなかったのか?
赤ちゃんを産んだ母親もまた救うことができたのではなかろうか?
という悔しい思いをし、どうしても赤ちゃんを育てられないと悩む女性が、最終的な問題解決として
赤ちゃんを預ける所があれば、母子共に救われると考え開設しました。

「こうのとりのゆりかご」は、望まれずに産み落とされた子供の殺害や虐待、育児放棄をなんとか防ぎたいという思いから開設されたものだ。

日本では慈恵病院以外にはこのような施設は設けられていない。

それなのに、テレビ、マスコミでは「こうのとりのゆりかご、いわゆる赤ちゃんポスト」と表現する。

慈恵病院では赤ちゃんポストという言葉は使っていないし、蓮田太二慈恵病院理事長兼院長も、「こうのとりのゆりかご」は赤ちゃんを捨てる場所ではなく救うための場所なのだから「赤ちゃんポスト」と呼ばないでと強く訴えている。

これまでの報道でも、ここに赤ちゃんを預けていった母親たちの中に、無責任に放置していった母親の姿は見えない。

みんな思いあぐねて、悩みに悩んだ末に、最期にすがる思いで赤ちゃんをあずけていっている。

世界を見ても、「赤ちゃんポスト」という言葉は見当たらない。

どうか「赤ちゃんポスト」という言葉を使うのはやめにしてもらいたいものだ。

 

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