山の日
今日は山の日で休日。
お盆休み前の中途半端な日にちである。
なぜ今日8月11日が山の日・祝日になったのか。
山の日を祝日と決めることになったのは、1995年に海の日が祝日になったことに対して、日本山岳協会など山岳5団体が「山の日」制定協議会を設立し、「山の日」を国民の祝日にする運動を全国的に展開したことによるものなのだそうだ。
ではなぜ山の日を8月11日にしたのか。
当初は祝日のない6月にする案や「海の日」(7月第3月曜日)の翌日にする案などがあった。
しかし、お盆のころで休暇がとりやすい8月11日になった。
一時はお盆前の8月12日が有力だったが、日航機墜落事故が起きた日と重なることから見直され、8月11日に落ち着いたのだそうだ。
それで、お盆前の中途半端な日になったというわけだ。
日航機墜落事故から37年。
遺族の方々も高齢化し、航機が墜落した御巣鷹山への慰霊登山者の数も少なくなってきている。
それにともなって人々の事故の記憶もだんだん薄らいできている。
お盆前の8月12日を山の日として、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」と同時に、 御巣鷹山に墜落して眠っている犠牲者の方々思い起こす日として、お盆休みを1日拡げるのもよかったのではないか。
« 酷暑を吹っ飛ばしてくれる大谷翔平 | トップページ | 墓掃除 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 袴田事件再審開始決定(2023.03.20)
- 大谷選手は最高の清涼剤(2023.03.08)
- マイナイバーカード狂騒劇②(2023.03.04)
- マイナイバーカード狂騒劇(2023.03.02)
- 痛い3月1日(2023.03.01)
コメント