自民党茂木幹事長 旧統一教会との決別宣言
茂木幹事長は8日、記者会見を行い、旧統一教会と自民党所属の国会議員との関係について「我が党の国会議員、政治家として自覚を持って、点検を行い、見直すということなので、これからは関係を持たないことが基本だ」と述べた。
さらに「具体的に状況が分かるのは、政治家本人や事務所なので、しっかりと点検し、事実確認をして欲しい」と強調した上で、党所属の国会議員に対して、旧統一教会との関係について、適正な見直しを求めるよう通達を出すことを明らかにした。
また、会見に先立って行われた自民党の役員会で、岸田首相から「社会的に問題が指摘されている団体との関係については、十分注意しなければならない。
我が党所属の国会議員については、国民に疑念を持たれることのないよう、政治家としての責任において当該団体との関係をそれぞれ点検し、適正に見直してもらいたい」との指示があったことも明らかにした。
安倍総理暗殺事件の山上徹也容疑者は自身のTwitterで、「オレが憎むのは統一教会だけだ。結果として安倍政権に何があってもオレの知った事ではない」という決意表明のような投稿をしている。
Twitterには、彼の家族を崩壊に至らしめたとされる統一教会への恨みつらみが綴られていたが、安倍元首相の政策については好意的ともとれる投稿が残されていた。
ツイートの内容を見る限り、「政治信条に対する恨みではない」という逮捕直後の山上容疑者の供述とも矛盾はない。
マスコミ。コメンター。解説者。評論家。専門家。
種々雑多よくわからない面々が、こぞって事件の真相を解明しなければならないと持論を展開している。
彼らにとって、話を単純に処理してしまっては飯の食い上げ。
真相を追及とばかりに、好き勝手に論争をくりひろげている。
私は、山上容疑者が自ら語った言葉がすなわち彼の行動の真実なのだと思う。
彼が憎んだのは統一教会。
統一教会のトップの殺害を計画したが、それが難しいと判断し安倍総理を殺害した。
それによって安倍政権に何があっても関係ない。
山上容疑者の犯行はこの言葉通りであろう。
しかし彼の思いは、はからずも彼の一番の目的であった統一教会へ大きな鉄槌を下すことになった。
それが冒頭の自民党幹事長の言葉だ。
果たして、自民党がその言葉の通りになれるか、じっと見つめ続けなければならない。
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