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2022年10月

2022年10月22日 (土)

小室圭さん弁護士試験合格の報道と同じ新聞に                     小室さん不合格の記事掲載の週刊文春、週刊新潮

昨日、小室圭さんがニューヨーク州の弁護士試験に合格したというニュースが流れた。

このニュースは今朝の朝刊でも報道されていた。

同じ新聞に、週刊文春と週刊新潮の広告も掲載されていた。

週刊文春には、「小室圭さん不合格でも安泰の証拠写真」の見出し。

週刊新潮には、「小室圭さん不合格濃厚で秋篠宮を襲うお誕生日の辟易」の見出し。

活字の大きさは、合格の見出しの活字よりも、週刊誌の間違い記事の見出しの活字の方が大きい。

九州では週刊誌や雑誌の発売が東京より2日くらい遅れる。

したがって、私がとっている朝日新聞西部版の週刊誌や雑誌の広告は東京版から2日遅れとなる。

それで、今朝の新聞に小室圭さん合格のニュース報道と、小室さん不合格確実という結果的に悪意のある記事の掲載された週刊誌の発売広告が一緒に掲載されたというわけだ。

かくいう私も週刊誌報道に影響されて、小室さんが本気で受験勉強に取り組んでいないのではないかという気がしていた。

法律事務所で働きながらの受験勉強。

それに加えて、マスコミが追い回して勉強を邪魔する。

眞子さんとの家庭生活も大切にしていただろう。

なまけて受験勉強をしないのではなく、物理的に合格は難しいのではないかとも思っていた。

そんな中での小室さんの合格のニュースを聞いて、心からおめでとうございますと申し上げたい。

それにつけても、人の不幸を飯の種にする週刊誌報道はこれでいいのだろうか。

言論の自由はあるが、インタネットでフェイクニュースをふりまく輩と同じ行動をしてしては、正当なマスコミの信頼を失ってしまう。

文春や新潮が、三流ゴシップ雑誌と同じだと思うと残念だ。

襟を正せ。

 

2022年10月10日 (月)

10月10日 スポーツの日 

今日は10月10日。スポーツの日で休日。

10月10日スポーツの日は、以前は体育の日であったなあと、ふと思った。

昭和39年の東京オリンピックの開会式が10月10日だったことから、10月10日を体育の日の祝日と定められた。

そう、私にとって、おそらく私たち世代の者にとって、10月10日の体育の日は脳に焼き付いている。

だから今日の祝日がスポーツの日だとわかった。

しかし、いつからかスポーツの日は10月の第2月曜日となった。

それで毎年スポーツの日が来ると何の祝日だったかカレンダーで確かめることになる。

今年は、偶然10月10日が第2月曜日だったもので、カレンダーを頼らずにスポーツの日だとわかった。

 

明日から全国旅行支援ってのが始まって、国が国民を旅行に駆り立てる。

スポーツの日のように年によって変動する祝日をつくったのは、連休にして国民を旅行などに出かけやすくするため。

それにつけても、旅行ってのは国の経済にそんなに重要な位置を占めているのかと、あまり旅行に出かけない私には驚きの現実だ。

そういえば、旅行というのは旅行者=消費者に一方的に消費させるシステムだ。

国民がため込んでいる金を吐き出させようとする政策なのだろう。

 

でも、旅行の支援にこんなに政権がやっきになるってのは、そこに闇のお金が動いているのではないのかなと疑ってしまう。

オリンピックがそれ。

私はオリンピック誘致の時から、なんとなく反対で、それは巨大な闇の利益がある人たちのためのオリンピックではないかと思い込んでいたためだ。

結果は、今、うじゃうじゃと膿が湧き出てきている。

それなのに、札幌オリンピックの誘致も続いている。

2年後には万博が控えている。

 

自分が得しようと思うのは、人間社会では当たり前のこと。

他人が得するのは許せないから、文句を垂れているだけで、私だって利権のおこぼれにあずかれるのであれば、大いに賛成するのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年10月 4日 (火)

先生と呼ばないという議決

大阪府議会が議会運営委員会で、議員を「先生」と呼ばないことを決めたそうだ。
なんとも、もっと議会がやることはあるだろうに、つまらないことに時間をさいているものだ。
私は行政書士で宮崎県行政書士会に登録している。
といっても、私の本業は不動産業で、行政書士の仕事は仕事に絡む農地転用の仕事を年に数件と、知人から相続の相談を受けて遺産分割協議書の作成の手伝いをする程度だ。
それでも、行政書士の仕事をする限り、行政書士登録をして行政書士会の行事には参加している。
そこで違和感を感じるのが
「先生」という呼称だ。
行政書士会の会合に出ると、互いに「先生」「先生」と呼び合っている。
行政書士は、司法書士とか土地家屋調査士を兼業している人が多い。そのほかに税理士や、まれに私のように宅地建物取引士といった資格の兼業もいる。
そのような他士業兼業の人は「先生」の呼称をつけて呼び合うことは少ない。
私は仕事柄、司法書士との付き合いも多くて、仕事に際しては「〇〇さん」と、さんづけで話をしている。
ただし、不動産取引において所有権移転登記の立ち合いに際しては、司法書士がお客さんから権利書を預かったり実印を扱ったりという仕事をする関係上、お客さんを安心させるために、立ち合い司法書士を「先生」と呼ぶ。
それは仕事をスムーズに進めるための方便である。
しかしなぜか、行政書士の集まりでは行政書士の「先生」たちが、互いに「先生」の呼称をつけて呼び合う。
私が行政書士会に入会して20年以上になるが、私はいまだにこれに違和感を感じる。
不動産屋として、不動産取引に関わる資料や書類を取りにいったり相談に行くことがあるが、そのときは「赤池さん」と名前で呼ばれる。
しかし、行政書士として農地転用の許可申請に行くと「先生」と呼ばれる。
私はこれが、実に気味が悪く居心地が悪い。
かといって私は、「先生と呼ばないでよ」という勇気もない。
こんな時、思い出すのが女優から参議院議長にまでなった扇千景さんのことだ。
扇さんは人気女優から参議院議員選に出馬しめでたく当選した。
まだ芸能人が政治家に進出することが珍しかったころのことだ。
時の人となった扇さんには多くのマスコミが押しかけた。
早速「先生」とマイクをつきつけられた扇さんは、可愛らしい声で甘えるように「いやだー。先生なんて呼ばないで」と純情そうに答えていた。
それから数十年。大臣も経験し、参議院議長にまでなったが、とりまく記者やコメンテーターを威圧するような大先生になられた。
ここまでなってしまえば先生であろうが、世の中には、大したこともしていないのに先生と呼ばれないと怒る人がいるらしい。
先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし。
先生と呼ばれることに慣れて、先生と呼ばれないと馬鹿にされたとでも思うのであろうか。
大阪府議会が貴重な時間を割いてまで、「先生」先生と呼ばない相手をどなりつけたり、先生と呼ばれて偉くなったと勘違いして一般の常識を逸した行動をとる輩を制するためには必要なことだったんだろうなあ。

 

2022年10月 3日 (月)

トラブルの集中日

今朝、出社前に電話が入った。

着信表示を見ると、一昨日一戸建の貸家を案内したお客さんだった。

先日の台風で、借りていた家が被災を受けての移転先の家を探しておられた。

この貸家は、昔づくりの5LDKの大きな一軒家。

当地(宮崎県の北端の町・延岡市)の家賃相場からすれば6万円以上の家賃が取れそうな物件だが、周囲3キロ圏内にコンビニの無い、ちょっと辺鄙な場所にある。

それで家賃35,000円で募集していたもの。

ゆったりとした間取りで、収納もたくさんある。

内見されたお客さんは60歳代後半くらいのご夫婦。

年齢は60歳代後半(くらいか?)

夫婦お二人の家としては広すぎる。

朝の電話は、広すぎるということを理由にしての断りの電話だった。

内見に際しては、家主さんがついてまわって、とても私にはできないような積極的なセールストークをされていた。

私は、こんなに売り込みセールストークはできない。

今のお客さんに対しては逆効果だなと思いつつ、家主さんのセールストーク止めることもできないで立ち尽くすことしかできなかった。

お客さんは、家主さんの手前、1日2日考えて返事しますということで別れた。

今朝の電話は想定通りの、お断りの電話だった。

きちんとされたお客さんだったので、わざわざ断わりの電話が入ったが、案内をしたあとにお客さんの方から断わりの電話が入ることは少ない。

感覚的には、数時間かかけて案内して、考えて返事しますというお客さんのうち、自ら借りないと電話してくるのは10人に1人といったところだろう。

連絡をもらえたということは、非常に上等なお客様だ。

想定通りの結果だったし、連絡をもらえたことで案内の時間が無駄になったことは帳消しとなった。

 

そんな電話を受けて出社するとすぐに、県外の電話局番からの電話が入った。

電話に出ると、当地(宮崎県の北端の町・延岡市)の北方町の貸店舗にしている物件の売却の依頼を受けているお客様からだった。

物件は浸水歴のある物件で、先日の台風の影響が気になっていたが、入居者からなんの連絡もなかったので今回は浸水は免れたのだろうと思っていた。

ここが、悪徳不動産屋のゆえん。

確認の連絡は入れていなかった。

通常貸家の物件は、入居人から、そのくらいのことは台風の時は仕方がないでしょうというようなことでも、すぐに直してくれと連絡が入る。

それが習い性になっていて、連絡がないということは問題ないと思って確認をしていなかった。

そもそも賃貸借契約は、10年以上も前に家主と借主が直接個人契約をしていた物件で、賃借人とは売却の依頼を受けたときにお会いしたのみ。

家賃を払つ続けるなら購入した方がいいという価格だったので購入しないかという話をしたのだが、あと2,3年で退去するかもしれないとのことで話は進展せず、当面は現状維持で借りておくという話だった。

家主さんとの関係も冷めている感じで、話がはずまなかった。

以来、入居者には全く連絡をとることもなかったので、今回も状況の確認はしていなかった。

なこれが間違いだった。

台風のあと入居者から家主に連絡が入っていた。

床上浸水して雨漏りもしたので、全部入居者の方で修理はしておきましたという報告だったらしい。

入居者が修理をしたという報告の電話をしてきただけで、修理代を請求してきたわけではない。

これは通常あり得ないこと。

それでどうなったのかというと、家主としては、「まずは状況を家主に報告して、それから修理をどうするか話し合いをしてから修理にかかるのが筋ではないか」と大いに怒っていたのだ。

家主が浸水保証もついている火災保険に入っていれば浸水による被害には保険金がおりる。

勝手に修理をしたのでは保険請求の手続きがややこしくなる。

それで怒っているかと思ったら、連絡なしに修理をして事後報告になったことに対しての怒りだった。

ちなみに家主さんとしては火災保険には入っていなかったとのこと。

入居者がさっさと修理をしたというのは、10年以上借りている入居者が店舗の施設や家財の保険に入っていたのかもしれない。

それは不幸中の幸いで家主にとっては悪いことではないと思うのだが、話の筋道が間違っていると家主の怒りは収まらない。

月末に当地に帰ってきて入居者との話をするので、そのときには立ち会ってほしいとのこと。

さて、入居者は修理代の請求をしているわけではないので、どんな話になることやら。

 

そんな電話でのやり取りの最中に、古い知りあいから電話の着信があっていた。

よくお客さんの紹介をもらう人なのだが、なかなか売れそうもない物件だったり、ないものねだりの物件を求める話だったり、なかなかものになる話のない人だった。

とはいえ、私のことを心に留めておいてくれて紹介してくれるのはありがたい話。

先の電話が終わり、電話をしてみた。

すると、数年前に紹介してきた土地の売却の話を、改めてお願いしたいという話であった。

道路の公道部分が狭くこの土地単独での売却は難しく、燐家や隣接地の所有者に協力をお願いして、道路接地部分の土地を分けてもらわないと満足な建築ができない土地だった。

当然価格も近隣より安くなるだろうと思われて、労多くして報酬は少ないという、あまり楽しくない仕事になりそうな物件だった。

とはいえ、紹介者のあることであるし、困っているのでどうしても売ってもらいたいという依頼であれば、労を惜しまず近隣の土地の所有者に協力をお願いして、売却の全力をあげるつもりだった。

それで、私が考える売却にあたっての価格や方針を説明したのだが、まずは価格が気に入らなかったようだ。

その後、電話連絡がとれないことが多いため、紹介者の手前、聞いていた住所に報告書を送ったが、あて先不明で帰ってきた。

紹介者の手前、何かの間違いだろうと思って3度文書を送ったが3度ともあて先不明で帰ってきた。

ここまでやれば紹介者にも言い訳はできる。

売る自信のない土地だったので、その旨報告をして打ち切っていた物件だった。

その土地を再度売ってもらいたいとの依頼であった。

私は押し込みの弱い気弱な悪徳不動産屋。

この土地をどうやったら売れるのか、売る自信がないのだ。

そう言って断るのだが、そこをなんとか売ってくれと無理な依頼。

今日に限って忙しいのに、20分以上、そんなやりとり。

結局、協力はするということでいったん収めるしかなかった。

 

今日が忙しいというのは、ひとつには管理しているビルの一つが、台風の影響だと思われる漏電があっていたのだ。

一昨日の土曜日の夜に連絡を受けたのだが、修理を受けてくれる電気屋さんが見つからなかったのだ。

かかりつけの電気工事店は2件とも、月曜日にならないと動けないとのことで来てくれない。

電話帳で何社か電話したが、夜のことで対応してくれるところがない。

私が調べたところ、漏電は共用廊下部分のみで、なんとか本体の営業には影響しないので月曜日まで我慢願えないかと思うのだが、すぐに直してほしいとのこと。

漏電だから九州電力に電話してみるも、コールセンターにつながれて時間外で対応してくれない。

入居者に、そんな窮状を話をして、月曜日まで容赦願えないかという話をしたが、入り口が暗いと困るとのことで了解がもらえない。

どうにもならない私の窮地の策で、延長ケーブルをもってきて電気スタンドで共用部分の照明をすることで何とか納得してもらった。

その修理を今日してもらうつもりだったのだが、予定していた電気屋さんが今かかっている現場から抜けれないとのこと。

もうひとつ依頼していた電気屋さんが来てくれたが、自分一人ではできないとのことで応援の電気屋が見つからないので直せないとのこと。

応援の電気屋が見つかっても、すぐに治るかどうかはわからないということなのだが、入居者はすんなりとは納得してくれない。

電気屋さん探しをしていたところ、応急処置をしてくれるところが見つかったのだが、爆弾を抱えたままの一時的な処理。

 

 

そんなことで頭を抱えていたら、来週、土地購入売買契約をする予定にしていたお客様が来社。

このお客さんは購入を急いでいた。

古いアパートで、入居者の退去がからむので、私としては今年中の取引を予定していたのだが、なんとか1か月で入居者の退去を終わらせて、早く引き渡してほしいというのがこのお客さんの要望だった。

また、退去を急いでくれという催促かと思って、対応に出た。

すると、「ちょっと物入りのことがあって、予定の土地の購入を見合わせたい」との申し出であった。

この方は私と付き合いのある不動産会社の社長さん。

不動産屋だったら、購入申し込みをしていてキャンセルをされると、仲介にたっている不動産屋が困るのはわかっている。

それで大変恐縮した態度で手土産持参でお詫びにこられたというわけだ。

私はあきらめの良い不動産屋。

買えなくなったというのをせめてもしょうがない。

それはいたしかたありませんと即座に快く了承。

そしてすぐに売主に報告。

このことについては、話したいことがあるが、ながくなるのでまた後日愚痴として書きたい。

 

てんやわんやのなかで、事務所内が異常に暑いなと感じてエアコンからの風を確認すると、冷たくない。

異常に暑く感じたのは気のせいではなく、事務所内の気温は34度。

やはりエアコンから冷気が出ていない。

私のかかりつけの電気工事店は来れない。

これまたすぐに来てくれる電気屋さんがみつからない。

季節は10月。窓を開ければ涼しいだろうと思ったが、外から吹き込む風も暑い。

 

もう踏んだり蹴ったり。弱り目に祟り目。泣きっ面に蜂。一難去ってまた一難。

最期のとどめが、脊柱管狭窄症の治療にかかっている病院。

そうこうしているうちに、今、脊柱管狭窄症でかかっている病院の診療予定の時間がきた。

去年12月にひどい痛みに襲われ治療に通っている。

当初は毎日言っていたが、このところそずいぶんよくなって、最近は月に一回症状を見てもらって、症状に合わせて薬を変えてきている。

今日がその診療予定日だったのだが、予定の時間に受付に行ったら「院長が緊急オペで診察ができません。代診のドクターはいますけどそれでいいですか」と言うではないか。

代診の医者では月に一回の診療の目的にあわない。

明日以降出直すしかないじゃないか!

 

なんて日だ!

 

ま。

このくらいのトラブルすめば、相対的には幸せな部類と思って今日を過ごした。

2022年10月 2日 (日)

生き切った人の死

一昨日は三遊亭円楽さん。

昨日はアントニオ猪木さんと、たてつづけの訃報。

共に70代の死。

円楽さんは、18年10月に初期の肺がんの手術を受けたが、翌19年に再発。

同年7月に脳腫瘍で入院し、20年に肺がんの再発と初期の大腸がんを公表。

そして今年1月には脳梗塞で入院した。

しかし、5月に退院し、8月11日に東京・国立演芸場の「8月中席」で6カ月半ぶりに念願の高座復帰していた。

釈台を前に、「みっともなくてもいいから死ぬまでやります」と涙ながらに語り、同20日の千秋楽は車いす姿で高座に上がった。

 

猪木さんは、つい先日の8月28日、病身をおして24時間テレビに出演されていた。

車いすを押されながら、やせ衰えた姿で声を振り絞って「元気ですかー!元気があれば何でもできる」とおなじみのセリフを披露していた。

 

お二人とも長期間病魔と闘いながら、最期まで生き尽くされた。

 

 

拙の数百倍の人生だっただろう。

二人の姿に畏敬の念をいだきながら、拙は今日ものほほんと終日時間を潰してしまった。

2022年10月 1日 (土)

10月1日

10月1日。

今日は暑いが、10月はまぎれもなく秋。

秋だというのに、いつまでも暑い。それを温暖化のせいと騒ぐのか、それとも10月にしては寒い日が来て「今日は11月中旬の寒さです」と、迎える冬の寒さへの不安をかきたてるのか。

今朝のワイドショーの天気番組では、「10月の連休までは暑い日が続くが、連休を過ぎには10月下旬並みの寒さが襲う」なんて言っていた。

連休明けは10月中旬。

10月の中旬の平均気温と、十月の下旬の平均気温がどれだけ違うというのか。

ともかく報道ってやつは、「過ごしやすい、いい季節ですね」なんてことを言って人の心を安らげることはしない。

ちょっと暑いと、今日は上着は必要ないでしょう。

少し寒くなると、上着の上には羽織るものもお忘れなく。

人々の季節の感じ方まで操作する。

それにしても、なんだかもやっとした嫌な感じの世の中だ。

一番はプーチンのウクライナ侵略。

各国はウクライナに武器を持たせ、ウクライナにプーチン攻撃を押し付けて、戦火は収まりそうにもない。

プーチンをとことん追い込んでしまうと、死なばもろとも、みんなを道連れにしてやると核攻撃を仕掛けないとも限らない。

私は、抑止力としての核を持つことが必要だと思っていたが、核保有が抑止力にはならないことを知った。

 

日本では、安倍総理国葬問題。

私は、アンチ安倍であったが、安倍さんが暗殺されたとき、安倍さんは日本はいなくてはいけない人だったと感じた。

それは対外的に強く日本の姿勢を主張してきたことに対してのもの。

以後私は、安倍問題には触れていないが、安倍さんの国葬については大反対の意見を書きたかった。

安倍総理の国葬は岸田総理の思いを、閣議決定で実現した。

国会の審議なしに閣議決定で物事を決めるやり方は安倍さんが推し進めてきた方法。

集団自衛権が憲法9条に抵触しないというような、憲法解釈まで閣議決定で押し切ってきた。

森友・加計問題も、丁寧に説明するという言葉を丁寧に繰り返すのみで、一切説明はなし。

国会で追及されると、はぐらかす。

はぐらかしてうやむゃにする手法をまかり通らせるようになった元祖は安倍さん。

統一教会との関係究明も、はぐらかしてうやむやにしようとしている。

 

オリンピックの闇の金の動きが摘発されつつあるが、まだ本丸には及んでいないのだろう。

操作が急に進み始めたのは、安倍さんが死んだからなのではないかという感じもする。

 

それでも札幌オリンピックを誘致する熱は一向に衰えていない。

それはそうだろう。

必ず蜜にあずかれる一団がいるのだから、その関係者があきらめるはずがない。

 

コロナで世の中は混乱しているが、コロナで大もうけした人や組織もたくさんある。

嘘か誠かわからないが、コロナ対応ベッドを登録しているだけで、ベッドはガラガラでも補助金が交付され、赤字を抱えていた多くの病院が一気に黒字回復しているといううわさ話も聞く。

 

富めるものが、より利権に浴し、さらに富を増やし、格差は広がるばかり。

 

ウクライナ侵略戦争に限らず、理不尽な戦争の中でも富を増やすものがいて、富を増やすものは安全なところにいる。

そして富を増やす人のために、多くの人が逆らうこともできず悲惨な死に追いやられる。

それが人間の歴史なのだが、今、格差が固定されていくような、そんなイヤーな時代に感じる。

 

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