生き切った人の死
一昨日は三遊亭円楽さん。
昨日はアントニオ猪木さんと、たてつづけの訃報。
共に70代の死。
円楽さんは、18年10月に初期の肺がんの手術を受けたが、翌19年に再発。
同年7月に脳腫瘍で入院し、20年に肺がんの再発と初期の大腸がんを公表。
そして今年1月には脳梗塞で入院した。
しかし、5月に退院し、8月11日に東京・国立演芸場の「8月中席」で6カ月半ぶりに念願の高座復帰していた。
釈台を前に、「みっともなくてもいいから死ぬまでやります」と涙ながらに語り、同20日の千秋楽は車いす姿で高座に上がった。
猪木さんは、つい先日の8月28日、病身をおして24時間テレビに出演されていた。
車いすを押されながら、やせ衰えた姿で声を振り絞って「元気ですかー!元気があれば何でもできる」とおなじみのセリフを披露していた。
お二人とも長期間病魔と闘いながら、最期まで生き尽くされた。
拙の数百倍の人生だっただろう。
二人の姿に畏敬の念をいだきながら、拙は今日ものほほんと終日時間を潰してしまった。
« 10月1日 | トップページ | トラブルの集中日 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 師走 ついたち(2023.12.01)
- 思わなくなったわけではない(2023.11.12)
- 過ごしやすい季節(2023.11.04)
- 11月1日 再創業(2023.11.01)
- 藤井聡太八冠を見直す(2023.10.12)
« 10月1日 | トップページ | トラブルの集中日 »
コメント