10月1日
10月1日。
今日は暑いが、10月はまぎれもなく秋。
秋だというのに、いつまでも暑い。それを温暖化のせいと騒ぐのか、それとも10月にしては寒い日が来て「今日は11月中旬の寒さです」と、迎える冬の寒さへの不安をかきたてるのか。
今朝のワイドショーの天気番組では、「10月の連休までは暑い日が続くが、連休を過ぎには10月下旬並みの寒さが襲う」なんて言っていた。
連休明けは10月中旬。
10月の中旬の平均気温と、十月の下旬の平均気温がどれだけ違うというのか。
ともかく報道ってやつは、「過ごしやすい、いい季節ですね」なんてことを言って人の心を安らげることはしない。
ちょっと暑いと、今日は上着は必要ないでしょう。
少し寒くなると、上着の上には羽織るものもお忘れなく。
人々の季節の感じ方まで操作する。
それにしても、なんだかもやっとした嫌な感じの世の中だ。
一番はプーチンのウクライナ侵略。
各国はウクライナに武器を持たせ、ウクライナにプーチン攻撃を押し付けて、戦火は収まりそうにもない。
プーチンをとことん追い込んでしまうと、死なばもろとも、みんなを道連れにしてやると核攻撃を仕掛けないとも限らない。
私は、抑止力としての核を持つことが必要だと思っていたが、核保有が抑止力にはならないことを知った。
日本では、安倍総理国葬問題。
私は、アンチ安倍であったが、安倍さんが暗殺されたとき、安倍さんは日本はいなくてはいけない人だったと感じた。
それは対外的に強く日本の姿勢を主張してきたことに対してのもの。
以後私は、安倍問題には触れていないが、安倍さんの国葬については大反対の意見を書きたかった。
安倍総理の国葬は岸田総理の思いを、閣議決定で実現した。
国会の審議なしに閣議決定で物事を決めるやり方は安倍さんが推し進めてきた方法。
集団自衛権が憲法9条に抵触しないというような、憲法解釈まで閣議決定で押し切ってきた。
森友・加計問題も、丁寧に説明するという言葉を丁寧に繰り返すのみで、一切説明はなし。
国会で追及されると、はぐらかす。
はぐらかしてうやむゃにする手法をまかり通らせるようになった元祖は安倍さん。
統一教会との関係究明も、はぐらかしてうやむやにしようとしている。
オリンピックの闇の金の動きが摘発されつつあるが、まだ本丸には及んでいないのだろう。
操作が急に進み始めたのは、安倍さんが死んだからなのではないかという感じもする。
それでも札幌オリンピックを誘致する熱は一向に衰えていない。
それはそうだろう。
必ず蜜にあずかれる一団がいるのだから、その関係者があきらめるはずがない。
コロナで世の中は混乱しているが、コロナで大もうけした人や組織もたくさんある。
嘘か誠かわからないが、コロナ対応ベッドを登録しているだけで、ベッドはガラガラでも補助金が交付され、赤字を抱えていた多くの病院が一気に黒字回復しているといううわさ話も聞く。
富めるものが、より利権に浴し、さらに富を増やし、格差は広がるばかり。
ウクライナ侵略戦争に限らず、理不尽な戦争の中でも富を増やすものがいて、富を増やすものは安全なところにいる。
そして富を増やす人のために、多くの人が逆らうこともできず悲惨な死に追いやられる。
それが人間の歴史なのだが、今、格差が固定されていくような、そんなイヤーな時代に感じる。
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