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2022年11月

2022年11月29日 (火)

これでいいのか 防衛費・原発政策の新聞報道

最近忙しくて、ゆっくり新聞を読んでいなかった。

見出しだけに目を通すだけのことが多かった。

そんなことで、今朝の朝刊を今読んでいる。

新聞は朝日新聞。

一面に、「防衛費、『GDP比2%』」「廃炉原発の建て替え明記 『60年超運転可も』」の見出し。

最近の、ウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイルによる防衛不安。

石油・天然ガスの高騰。電気料金の値上げ。電力不足に対する不安。

そんな状況下の中、政府はじわじわと防衛力の増強と原発やむなしの流れを作り出してきた。

拙は、原理主義的な平和主義者でも、原発反対論者でもない。

拙も、防衛力の増強と原発やむなしとは思う。

しかし、今日の朝日新聞の社説には防衛費の問題も、原発の問題もとりあげられていなかったことが気にかかる。

ネットで確認した限り、このことについて深く論説した新聞はないようだ。

防衛力強化、原発再開やむを得ずというのが世の流れではあるが、それについて論説する新聞があってもいいはずだ。

インターネットの普及で新聞を読む人が少なくなっている。

インターネットは、利用者が興味があることを分析し、利用者の興味のあること、利用者が好むニュースのみを次々と送り込んでくる。

利用者は興味のないこと、同感できない意見を見ようとは思わない。

拙は、新聞の良さは見出しにあると思っている。

右の意見も左の意見も、高尚なことも卑俗なことも、お堅い意見もくだけた話も、ランダムに掲載している。

新聞の見出しを眺めていて、あれっ?と思って詳しく読む。それが紙の新聞の良さだ。

新聞にはその会社独自の意見や主張があり、記事にはその社の意見や主張が反映される。

意見、主張そのものを書くのが社説だ。

今日の1面見出しの報道について、本来の朝日新聞であれば防衛費、原発いずれかは社説でとりあげる問題ではなかったか。

 

ちょっと気になった今日の出来事。

 

2022年11月24日 (木)

ワールドカップ一色 一番喜んでいるのはインチキ政治家

世界中で一番のスポーツイベントであるワールドカップだが、日本では盛り上がりに欠けていた。

盛り上がりに欠けていたのは、本当は、日本が予選リーグを通過するなんて誰も考えていなかったからだ。

日本が予選リーグを通過できないんだよなんて口がさせても言えないが、勝てるはずがないと思っているからマスコミの取り上げ方も小さかった。

それがドイツに勝った。

「歴史的勝利」なんて見出しがつくというのがその証拠。

昨日の試合後からテレビはワールドカップ一色。

朝のワイドショーは、ほとんど全部の時間をワールドカップに割いていた。

これで決勝トーナメントに出場する可能性が高まったから、しばらくはワールドカップがテレビ界を席巻することになるだろう。

そして、日ごろサッカーなんて見ない人までがにわかサッカーファンと化す。

例にたがわず、拙もその一人。

昨夜は試合開始前からテレビの前に陣取り試合観戦。

前半ではドイツのすばやい攻守にボールを支配する時間が圧倒的に少なく、力の差は歴然。

見ていてもまったくときめくところがなく、日本代表の大差での敗戦を想像していた。

後半、がぜん動きが違ってきて、日本代表が優勢に見えてきた。

こうなると見ていても面白い。

惜しいチャンスでは大きな声も出てしまう。

そして勝利。

思わず手をたたき、一人テレビの前で大騒ぎしてしまった。

「歴史的勝利」

誰も口にはできないが、それは「番狂わせの勝利」。

アルゼンチンが世界ランク51位のサウジアラビヤに敗れ、「世界的打撃」「世紀の番狂わせ」と言われ、世界を驚かせた。

実はそれと同じ衝撃だったのだろう。

 

マスコミから追い掛け回されていた劣悪政治家は、ちょっとだけほっとできると、日本代表に大きな声援を送り続けるはずだ。

 

なんて言いつつ、拙も久しぶりにブログを更新するきっかけをもらった。

しばらくはワールドカップ旋風に、楽しんで巻き込まれてしまおうと思っている。

2022年11月 6日 (日)

山際の旧統一教会問題の追及を止めるな

辞任からわずか4日で自民党の新型コロナウイルス感染対策本部長に就任した山際前経済再生担当大臣の旧統一教会問題の追及の手を緩めてはならない。

マスコミは山際を執拗に追い回し続けるべし。

このままこれが、大手を振って政治家を続けているようでは日本の未来は暗い。

 

2022年11月 5日 (土)

岸田総理どうにかしちゃったの

旧統一教会との接点説明で、「記憶にない」を繰り返して批判が集中して、辞任に追い込まれた山際前経済再生担当相が、辞任からわずか4日で自民党の新型コロナウイルス感染対策本部長に就任した。

「すぐに記憶をなくす人に本部長が務まるのか」「自民党にはこんな人に代わる人材すらないのか」

コロナ対策を「忘れちゃった」「記録を処分してわからない」では困る。

これには、あきれてものも言えない。

岸田総理、正気ですか。

正気の沙汰とは思えない。

 

2022年11月 3日 (木)

北朝鮮のミサイルに日本は対応出るのか

今朝起きてテレビをつけると、ただならぬ様相。

韓国のハロウィン圧死事故になにか新しい動きがあったのかとテレビに目をやると、北朝鮮が日本に向けてミサイルを発射し、Jアラートを通じ、宮城、山形、新潟各県の住民を対象に建物や地下に避難するよう警報を発令したと報じていた。

寝ぼけ眼で、すわ戦争勃発かとテレビを中止した。

なんでも北朝鮮のミサイルが日本上空をとびこえて太平洋へ通過したということのようだ。

朝のワイドショーは北朝鮮ミサイル事件一色。

毎度のことながら、あいまいな情報が行き交って混乱している。

これも毎度のことだが、混乱しているのはマスコミだけではない。

当の日本政府も混乱している。

ミサイルがどこを通過して太平洋に向かったのか、どこに着水したのか、情報は大混乱。

騒ぎが飯の種のテレビは喜ぶ。

朝の騒ぎからしばらく時間がたって、太平洋に通過したと言っていたミサイルは、日本の領地に達する前になにかの原因で消滅したとの発表に変わった。

先日、北朝鮮のミサイルが日本近海に打ち込まれたとき、防衛相はミサイルが発射されたときからその弾道は詳細に追跡で来ていて、日本国土に影響がないとわかっていたから迎撃態勢は取らなかったと言っていたはずだ。

その時私は(おそらく多くの人が)、防衛大臣の言葉を、ほんまかいなと疑って聞いていたが、残念ながら、やっぱり日本の防衛システムは信頼に値しないようだ。

 

日本の防御は2段階で、高い高度で領空に入ったミサイルを海上からイージス艦で迎撃する。

撃ち落とせず落下してきた場合は地上の地対空誘導弾パトリオットミサイルがこれを打ち落とすということになっている。

イージス艦やPAC3、戦闘機は自動警戒管制システム「JADGE」につながっている。

弾道ミサイルの動きを全国のレーダーが捕捉し、JADGEを通じて共有しているという話。

そのために1兆円以上の予算を割いているのではないか。

あーそれなのに、それなのに。

jアラートは誤発信続き。

国民の安全を守るために過敏な警告があってもかまわないのだけど、ミサイルが発射されたと思われることはわかっているようだが、発射された後のミサイルの追跡は全くできていないようにしか思えない。

数兆円をかけた防衛システムはどうなっているのか。

防衛システムの整備は、オリンピック開催にからんで施設の建設費や運営費を使い込むのとは問題の大きさが違う。

防衛予算が、利権保有者たちのために使われて、できそこないの防衛システムになっていたのでは国民の安全は守れない。

 

昨日までのワイドショーの主役は韓国のハロウィン圧死事故。

これは他国での、警察怠慢の事故。

人の不幸は蜜の味。

一般大衆の興味をそそり視聴率が取れることをいいことに、国民の目を他の重要事件からそらそうとする権力者側にマスコミが加担しているかのような報道姿勢。

北朝鮮のミサイル問題は無法者の許しがたい悪行ではあるが、これもまた国民の目を非常識な無法な行動ばかりに集中させ、日本の防衛体制の不備から目をそらさせる報道で終わらせないように、国民は冷静に監視しなければならない。

 

 

 

2022年11月 2日 (水)

腰痛とともに生きる

猛烈な腰痛を発症して、動くもままならない状態で病院に駆け込み、治療を始めてから1年が過ぎた。

私は、いたって健康で大きな病気をしないままこの年(実年齢は伏せさせていただきますが)になった。

唯一の持病は腰痛。

若いころからたびたび腰痛、いわゆるぎっくり腰を経験してきた。

ぎっくり腰の原因はいろいろあるようだが、私は体が硬くて急性筋膜炎系の腰痛から始まり、若いころには椎間板ヘルニアの診断を受けた。

何度もひどい腰痛を体験して、腰に負担をかけない生活が身についていたつもりだった。

しかし寄る年波、最近はずっと脊椎館狭窄症の症状を抱えながら生きてきた。

去年の猛烈な腰痛は急性筋膜炎からのもの(というのが私の素人診断)。

医師の判断も同じだった。

医師の適切な診断と治療、それと鎮痛薬のおかげで激痛は収まってきた。

依頼、もともと抱えていた脊柱管狭窄症の治療でその整形外科医院に定期的に通っている。

このことは前にも書いたことだが、この医師の治療と指導でなんとかこの1年、大きな支障なく日常生活を送ってきた。

それが先週の土曜日、朝起きて立ち上がろうとすると、脛から足首にかけ、いつもにない激痛がはしった。

朝の寝起きに腰から脛に痛みがあって、朝、腰に気を使いながら立ち上がり、顔を洗うときには腰をまげずに膝を折っての洗面となる。

脊柱管狭窄症というのは、腰痛はそれほど強くはないが、下肢・ふとももから脛にかけて(私の場合は脛から足首にかけて)痛みが出て、歩けなくなる。

しばらく腰かけて休むと痛みが治まってまた歩けるようになる。

立っていても下肢にしびれや痛みが出る。

この20年余、この状態がひどくなったり、軽くなったりを繰り返している。

幸い私は不動産屋。しかも自営。

立ちっぱなしででいなくてはならないこともなく、歩き続けなくてはいけないこともない。

もともと出不精で、人との交わりが苦手な質で、1日の大半を事務所で過ごしている。

こんなに人と交わることをしないでよくこれまでメシを食ってこれたなと我ながら不思議に思うほどで、脊柱管狭窄症の症状と折り合いをつけながらやってきた。

先週の土曜日の腰痛の痛みは猛烈だった。

脊柱管狭窄症の発作は、座れば痛みが治まる。

しかし、あの日の痛みは違っていた。

立っていても痛い。座っても痛い。寝ても痛い。膝を曲げて横になっても、膝を立てても痛い。

耐えられない痛み。

ひどくなったのは土曜日の午後で、日曜日は1日痛みに耐えていた。

この痛みが月曜日まで続くようだったら、手術もやむを得ないと覚悟していた。

幸い、日曜日の夜に痛みに逆らって体をひねったら痛みが治まり、月曜日の朝はいつもの腰痛になっていた。

それから今日まで、また今までのごとく、腰痛は感じながらも日常の生活に大きな支障はなくきている。

 

私は自分の体の丈夫さには自信を持っていた。

これまで病気になっても腰痛を発症しても、そのうち治るさと、本気で深刻になったことはない。

しかし今回ばかりは、この痛みが続くようだったら手術をお願いしようとまで決心していた。

なんといっても、寄る年波。

私の師匠から「鉄人」と呼ばれ体丈夫が自慢で、同年代の中では若いと言われてその気になってやりっぱなしにしてきていたが、身の回りの片づけの必要性を感じている今日この頃である。

 

 

 

2022年11月 1日 (火)

11月1日

早や11月。

今年も残すところ2カ月。

10月も、あっという間に過ぎた。

ここ数年、毎日が浦島太郎状態に過ぎていく。

1日が終わると、その日なにをして時間が過ぎたのかわからないという感覚だ。

考えることも感じることも膨大に抱えこんでいるのだが、1日の終わりに自分が何をしたかと思うと、やっておかなくてはいけないことの大部分が抜け落ちている。

そんな時間の刹那刹那に、最低限のやるべきことはこなして、繰り返す波に飲み込まれないようにあがいているという感覚である。

月の初めのためしとて、パソコンを前にキーボードをたたいて、気持ちを新たに気を正す。

 

ぼーっと過ごしてきたが、多感な悪徳不動産屋は、考えることも感じることも膨大に抱え込んだままで、悪徳不動産日記のネタにはことかかない。

少し吐き出さないと精神が濁ってしまう。

くたばるにはまだ早い。

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