袴田事件再審開始決定
袴田事件裁判やり直し決定について、東京高検が最高裁への特別抗告をしないことを決定した。
最悪の行動はとどまった。
特別抗告に踏み切ることは、拷問虐待を与えての殺人に値する。
検察は、最後の良心のもとに人間に踏みとどまってくれた。
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袴田事件裁判やり直し決定について、東京高検が最高裁への特別抗告をしないことを決定した。
最悪の行動はとどまった。
特別抗告に踏み切ることは、拷問虐待を与えての殺人に値する。
検察は、最後の良心のもとに人間に踏みとどまってくれた。
大谷選手はいい。
人のことを心から認めることのできないいやーな性格の私だが、彼の存在は全面的に受け入れてしまえる。
「まだまだ、野球をうまくなりたい」という言葉が、飾り付けた言葉ではなく心からそう言っているのだとすんなり沁みてくる。
これは私の感覚だが、去年三冠王の村上選手には他者を下に組み敷いて、どんなもんだって感じを受けてしまう。
佐々木投手にも、私はそれを感じる。
スポーツ選手は、いやスポーツ選手に限らず、ビジネスの世界でも芸能の世界でも、すべからく人は自分を他の人と比較の元に人を踏みつけ人の上に上ろうとする。
大谷選手には、それを感じないのがいい。
他のスポーツ選手がよく言うのが、自分との戦い。
しかし私は、その言葉の中にも人より上に立ちたいという気持ちを感じてしまう。
大谷選手は、自分との闘いなんて言葉も発しない。
ただ、ただ、もっとうまくなりたい。
まるで野球の求道者のようであるが、深刻さは持ち合わせていない。
私は長嶋派で王さんには格別の思い入れはないが、村上選手には3冠王をとらせたくなかったし王さんのホームラン記録を破らせたくなかった。
それは私の嫉妬心からかもしれない。私はとにかく妬み心が強いのだ。
しかし、大谷選手には手放しで声援を送りたくなる。
彼の言動のすべてが私にとっての最高の清涼剤だ。
私と同じように、そう感じる人が多いから彼に日本中が熱狂するのではないか。
村上選手や、佐々木選手の熱狂は野球ファンを基礎とする熱狂。
大谷選手の熱狂は、まったく野球を知らない人を巻き込んだ熱狂のように感じる。
何の趣味もなく何にも熱中するものも持たない年寄りの私も、その熱狂に巻き込まれてしまう。
ともあれ大谷選手は、人の成功を心から喜ぶことのできない、いやーな性格の年寄りの心の澱を洗い流してくれる清涼剤である。
マイナボイント付与の締め切り日に申込申し込みが殺到して、受付機関は大混乱。
テレビ局にとってはおいしい混乱劇。
各局、朝のワイドショーで取り上げられていた。
私の朝は、点けっぱなしのテレビを見、聞き流し。
いつものごとくコメンテータたちが、まことしやかな意見を吐く。
どこかでだれかがいっていた意見を集約して、うまくまとめて話す人や、わざと斜めに見た意見を穿く人、視点を変えてひねった意見を吐いて私ちょっとすごいでしょって感じのコメンテーター。
ニュース報道番組を演じているが本質はバラエティ。責任のない見解を吐いているという立場をとっている。
どんな事件もそれに相応した専門家と称する人がいることにも驚きを覚える。
今日のコントで、若狭弁護士が、ちょっとひねりを加えた意見を自慢げに論じていた。
マイナカード締切日の混乱は、行政の広報・周知不足につきるという意見。
若狭弁護士によると、世の中には情報弱者というのがいて、広報・周知活動から漏れてしまう人が2割いる。
その2割の人にどのように広報・周知を広めるかを考えて活動をしなければいけないというのだ。
しかし若狭さんは、弁護士さん。自分が、自分を律して毎日計画、予定をたて、それをしっかり実行する立派な生き方をしてきているので、ちょっと実態を見間違っているのではないかと思った。
広報・周知活動からもれてしまう人が2割はいると言っていたが、どのように広報・周知活動をしてももれてしまうのが2割いるということは、どのように広報・周知しても2割はもれてしまうんでしょう?(なんだか変な文章だが、わかるかな?)
私は28日の混乱は、十分広報・周知活動は行き届いていた証だと思う。
28日の締め切りを知っていて、ぐずぐず手続きを先送りしていた人が大量にいたから28日の大混乱になったのだ。
28日に大混乱を起こした群衆の中には、広報が届いていない情報弱者はいない。
そんな情報弱者は28日の締め切りなんて知らないままなのだから。
世の中の下級国民はみんな私と同じ致命的な欠陥を抱いているのだ。
私はあの混乱を見て、私が常々、自分の最大の欠陥を持つ人がこんなにいるんだと、ほっとした。
28日が締切日だという広報・周知が行き届いていたからこそ,あの混乱が起こったのだ。
私の最大の欠陥は、なんでも先送りすること。
すぐにやってしまえばいいことを、ぐずぐず先延ばしして、締め切り間際になって大慌てで取り掛かる。
典型が夏休みの宿題。
いかにそんな下級国民が多いかいう証が28日の混乱なのだ。
周知していて申し込みを先送りしていた人たちが殺到したのだ。
広報を知らないままの集団は、締切日からずいぶん日にちが過ぎて、申し込みを終わらせた人の話を聞いて、「聞いてないよ」「広報が悪い」「なんとかせい」と文句を垂れて悔やみ、大騒ぎすることになる。
弁護士試験に合格するようなしっかりした階級の人は、きちんと計画的に生きてきたから、きちんとした生活から遠い、行き当たりばったりの怠惰な生き方をする人の生態はわからなくて当然だろう。
福田康夫さんではないが自分を客観的に見ることができるのが私の取り柄(この話が分かるのはお年寄りだけ)、りっばな生き方をしている人達が毎日きちんと計画を実行する生き方も理解できるし、もちろん私がそうであるから、ぐずぐずして何でも先送りする人の生き方も理解できる。
私がなんとか生きてこられたのは、私はぎりぎりの背戸際で何とか締め切りに間に合わせることのできる幸運をもっていたこと。
やはり、きちんと計画と実行、目的をもって生きてきた方がいい。
このブログも、一昨日、「明日続きを書く」といって、先延ばしになったもの。
何度も書いたが、馬鹿は死ななきゃ直らない。私の愚図も死ななきゃ直らない。
締め切り間際になって申し込みが殺到し、申し込み最終日の28日には期限時間になっても申し込みがさばききれないという状況になって大混乱している
2月28日は、マイナンバーカードを取得すると最大2万円のポイントが付与される制度のカード申し込み期限の日だった。
締め切り間際になって申し込みが殺到し、申し込み最終日の28日には期限時間になっても申し込みがさばききれないという状況になって大混乱している申し込み窓口にマスコミがここぞとばかりに殺到していた。
3月1日の朝のワイドショーのトップニュースは、当然のようにこの競争劇。
私はマイナポイントには疑問があって作らないと思っていたのだが、去年の河野デジタル相が健康保険証をマイナカードに一本化するという発表を聞いて、国が強制的にマイナカードを持たなくてはいけないの制度にするであれば、せめてもらえるポイントはもらわなくては損だと思い、去年の10月中旬にスマホで申請を済ませた。
スマホでの申請はいたって簡単。10分か15分くらいで申請受付完了となった。
余談ながら、即時に申請受付完了のメールは届いた。数日後にはマイナンバーカードを発送しましたというメールが届いた。
なんと手早いのだと思ったのだが、これからが大変、待てど暮らせどカードは届かず。
きちんと申請は完了しているのか、申請サイトを何度も確認することになった。
何度か確認するなかで、「マイナカードは居住する市町村に発送され、カード受け取りについては市町村の方から連絡が来るという仕組みになっていることがわかった。
市町村によっては時間がかかることがあるということも通知されている。
申し込みが殺到していて市の担当部署の処理が停滞しているのだろうと思って、おとなしく待っていたがマイナカード発行の元締め組織が私の住む当地(宮崎県の北端の町・延岡市)にカードを発送してから2カ月しても、市役所からは何の音沙汰も無し。
たなぼたの、わけのわからないマイナポイントだからどうでもいいという気もするが、先々マイナカードがないでは困るし、申し込んだらもらえるはずのものをうやむやにされるのも業腹だ。
市役所にどうなっているのか問い合わせをする。国から届いたカードはどうなっているのかと、処理に時間がかかっていて多数の方にお待たせしてますとのこと。
国から発送したという通知が来て2カ月以上になるけど、ちゃんとカードはできているのだろうかと聞くと、カードは届いていると思います、とのこと。
思います、では心配なので、2カ月おくれているというのは異常事態ではないのかと確認をしてみたら、2カ月遅れは正常とのこと。
なんともお上の仕事はわからない。
作れ作れと数億円、数十億円の宣伝広告をして、申し込みをして2カ月以上してもカードは届かない。
ほんと、日本のデジタル後進国ぶりを象徴する事象の一つだ。
おっと、気がつけば、2月28日のマイナカード競争劇のことを書き始めていたのに、「余談ながら」で横道にそれた私のマイナカード申請についての不満の話が沸き立って、話がすっかりそれてしまった。
今日は、あと数分で終わりそうになってしまったので、マイナカード競争劇は明日の話題にしよう。
3月1日。
毎月1日は、将来の怠け者の私が気持ちの立て直しをする日。
ダメだった先月はリセットして、今月はやるぞと気持ちをきりかえる。
先月が充実している月だったら、このまま継続して今月も頑張るぞと気をひきしめる。
今山神社に参拝する。
このルーチンが今日はできない。
脊柱管狭窄症で、今、足の激痛に必死で耐えている。
朝目覚めて、体を起こして立ち上がると、徐々に尻から足にしびれが走り、しびれが痛みに変わり声も出せないほどの激痛になる。
歯を食いしばり痛みに耐えながら椅子に座り前かがみになって痛みがおさまる姿勢を探すこと1時間から2時間すると、徐々に痛みが治まってくる。
今、その時間である。
7時10分頃に起床して、寝室兼書斎の椅子に座って痛みに耐えながらキーボードを叩いていた。
この時間を耐えれば午後からは痛みは和らぐ。
痛い3月1日だが、気持ちは前向きである。
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