マイナイバーカード狂騒劇
2月28日は、マイナンバーカードを取得すると最大2万円のポイントが付与される制度のカード申し込み期限の日だった。
締め切り間際になって申し込みが殺到し、申し込み最終日の28日には期限時間になっても申し込みがさばききれないという状況になって大混乱している申し込み窓口にマスコミがここぞとばかりに殺到していた。
3月1日の朝のワイドショーのトップニュースは、当然のようにこの競争劇。
私はマイナポイントには疑問があって作らないと思っていたのだが、去年の河野デジタル相が健康保険証をマイナカードに一本化するという発表を聞いて、国が強制的にマイナカードを持たなくてはいけないの制度にするであれば、せめてもらえるポイントはもらわなくては損だと思い、去年の10月中旬にスマホで申請を済ませた。
スマホでの申請はいたって簡単。10分か15分くらいで申請受付完了となった。
余談ながら、即時に申請受付完了のメールは届いた。数日後にはマイナンバーカードを発送しましたというメールが届いた。
なんと手早いのだと思ったのだが、これからが大変、待てど暮らせどカードは届かず。
きちんと申請は完了しているのか、申請サイトを何度も確認することになった。
何度か確認するなかで、「マイナカードは居住する市町村に発送され、カード受け取りについては市町村の方から連絡が来るという仕組みになっていることがわかった。
市町村によっては時間がかかることがあるということも通知されている。
申し込みが殺到していて市の担当部署の処理が停滞しているのだろうと思って、おとなしく待っていたがマイナカード発行の元締め組織が私の住む当地(宮崎県の北端の町・延岡市)にカードを発送してから2カ月しても、市役所からは何の音沙汰も無し。
たなぼたの、わけのわからないマイナポイントだからどうでもいいという気もするが、先々マイナカードがないでは困るし、申し込んだらもらえるはずのものをうやむやにされるのも業腹だ。
市役所にどうなっているのか問い合わせをする。国から届いたカードはどうなっているのかと、処理に時間がかかっていて多数の方にお待たせしてますとのこと。
国から発送したという通知が来て2カ月以上になるけど、ちゃんとカードはできているのだろうかと聞くと、カードは届いていると思います、とのこと。
思います、では心配なので、2カ月おくれているというのは異常事態ではないのかと確認をしてみたら、2カ月遅れは正常とのこと。
なんともお上の仕事はわからない。
作れ作れと数億円、数十億円の宣伝広告をして、申し込みをして2カ月以上してもカードは届かない。
ほんと、日本のデジタル後進国ぶりを象徴する事象の一つだ。
おっと、気がつけば、2月28日のマイナカード競争劇のことを書き始めていたのに、「余談ながら」で横道にそれた私のマイナカード申請についての不満の話が沸き立って、話がすっかりそれてしまった。
今日は、あと数分で終わりそうになってしまったので、マイナカード競争劇は明日の話題にしよう。
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