お盆 そして終戦の日
今日はお盆の最終日。(当地(宮崎県の北端の町・延岡市)では、13日がお盆の入り、15日が明けとなっている)
そして終戦の日。
8月に入ると、新聞、テレビでは終戦の特集番組が組まれる。
今、日本の人口の87%が戦後生まれとなっている。
戦争を記憶している年代を、当時3歳以上の人とすると、その人達の割合は10%未満になるだろう。
私たちは、戦争を体験した親から直接戦争のことを聞いた世代。
戦争は弱い者が虐げられるというのは、よく言われること。
そんな中でも、強い者は安全なところで豊かな生活を享受しているということは大きくは報じられない。
ウクライナ戦争を契機に、日本もきな臭い動きになっているように感じる。
ウクライナ戦争は、ロシアの一方的な侵略のように報じられている。
それは、その通りかもしれない。
一方的な侵略に対して、徹底して抗戦することは当然の行為だと言える。
しかし、そこで一番悲惨な目にあっているのは弱い人。
大多数の弱いを踏みつけて、富を肥やしている一群の人がいる。
戦争をしかけた張本人も、それに対して抗戦を指揮している人も、自らは安全なところにいる。
流れは、ウクライナのゼレンスキー大統領を正義の執行者として支援しているが、自分は安全なところにいて戦争を指揮している。
どちらの指揮者も、お国のためと言って、弱い者を線状に送り込んでいる。
戦争とはそういうもの。
今、世界中がきな臭くなっている。
お国のためという声が大きくなり、お国のためという言葉が国民を支配してしまって国民が自由に物を言えなくなったとき、一気に戦争に突入する。
弱い者は、自由に物が言える貴重な権利を守り続けるために、大きく声を出し続けなくてはならない。
弱い者の一人として、私はひっそりと、小さな声を発し続ける。
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