季節が無くなったのはテレビのせい
このところめっきり秋らしくなってきた。
朝、夕はちょっと肌寒く感じるが、日中は暖かくて心地よい。
私は、このころの季節が好きだ。
テレビでは、異常気象で猛暑の夏が終わらず、残暑残暑と、季節が無くなってしまったかのように騒いでいたが、しっかり季節はめぐって秋が来た。
最近、いい気候になりましたねという時期が無いように感じるが、それはテレビのせいではないのか。
何時までも暑い、暑いと大騒ぎして、異常気象だと煽り立てる。
そんな中でも、ちょっと涼しい日があっても、安心してはいけません、まだまだ暑い日は続きますと人を安心をさせることはしない。
そんな口の先が乾く間もなく、ちょっと肌寒い日が続くと、富士山や北の国の初冠雪の映像をかき集め、一気に冬が来るかのような予報に変わる。
季節の変わり目は、暑い日があったり涼しい日があったりするものなのに、暑くて大変と寒くて大変の間を引きずりまわす。
涼しくなりましたね。いい気候になりました。なんて、人がほっと安らぐ会話をすることを許さない。
私が小中学生の頃、10月10日は体育の日が運動会だった。
運動会の開会式では、偉い人が長々と祝辞をするのが恒例だったが、ある年はもう10月だというのに今日は夏のような暑さですと言い、ある年は、まだ10月だというのに冬を思わせるような寒さです言っていたという記憶がある。
テレビは、ことさらに異常を見せつけたがるが、それに踊らされてはいけない。
自然はゆっくり動き続けている。
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