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2024年4月

2024年4月30日 (火)

すでにお中元商戦

今日、イオンから「夏ギフト」のカタログが届いた。

思わずカレンダーを見た。4月の最終日。

だよねー。

まだ4月ではあったが、それも今日で終わり。

明日からは5月。

当たり前だけど、拙には当たり前ではなかった。

テレビで、ゴールデンウイークの大騒動を知らされ、どこか近場にでも行かないかんかと思うまでもなく、連休前に家内が熱を出して寝こんでしまって、これで今年のゴールデンウイークは心置きなく自宅で時間をつぶせると、どこかほっとしていた。

そんなこともあって、しばし季節から遠ざかっていたところにイオンからの季節の便り。時間の意識を回復させられた。

それにしてても「夏ギフト」ってのは、お中元のこと。しかし時はまだ4月。

当地(宮崎県の北端の町・延岡市)のお盆は旧盆の8月。お中元も、それにあわせて8月が当地流。

こんなに早くカタログを送ってこられても、中を見る気にもならない。

敵もさるもの引っ搔くもの、これは他社に先駆けての唾つけで、だからカタログも薄い。

まずは前技よろしくお客をその気にさせておいて、6月ボーナスの時期が本番。ドカンと大きなカタログが届くことになっている。

そういえば先週、郵便局に勤めている甥っ子が、郵便局の領布会の「九州・沖縄ふるさと会・選ぶ楽しさ うれしい笑顔」なるカタログを持ってきていた。

甥っ子には、「まだ中元には早いだろう」と言ったのだが、「季節の美味しい食べ物があるから、見ておいて」なんて言いながら置いていった。

拙はといえばここ最近、あれよあれよと時間が塊で抜け落ちていて、気分的には、まだ正月のしっぽをつかんでいた。

時の感覚が鈍くなっていたところにカタログに刺激を与えられた。

今年も、気が付けば半年が過ぎようとしている。

正気を取り戻させられた出来事であった。

2024年4月21日 (日)

「あなたのためだから」という言葉を信用できない

今日は、「お大師さん」の最終日。

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「お大師さん」とは、当地(宮崎県の北端の町・延岡市)最大のイベントの一つ。

延岡駅から徒歩で15分で登れる今山頂上に建立されている弘法大師像の縁日で、県内はもとより九州各県、四国からの参拝客で賑わう。

「お大師さん」は雨が降るというジンクスがある。催しび3日間が全部晴と言うことはめったにない。

今年も、初日から雨模様。

初日、昨日と、なんとか小雨程度で収まっていたが、昨日の夜から今朝にかけては雨。

今日、最終日は祭りのクライマックス、「市内パレード」が予定されていた。

「大名行列」をはじめとして、市内外の団体約1000人が、ダンスやパフォーマンスをくりひろげ、沿道は観客で埋め尽くされるはずだった。

昨日からの雨で、パレードはどうなるかなと心配していたが、雨足はおさまりそうで午後からのパレードはできそうな感じもした。

決行か中止か、主催者は気を止んでいるだろうなと思っていたら、10時くらいに広報車がスピーカーで何かを報じていた。

テレビの音を小さくして聞いてみたら、「雨が予想されるので、みなさまの安全を考慮してパレードは中止となりました」と報じていた。

この天気ならやれそうだけどなとは思ったが、 パレードには小さな子供たちも参加するし、参加団体のためにも早めの決断が必要だったための苦渋の決断だったのだろう。

それは十分理解できることなのだが、それについての広報が「みなさまの安全を考慮して」という言葉には違和感を感じた。

さらりと、「天候のため、本日のパレードは中止となりました」でいいよねー、と感じた。

パレードで祭りを盛り上げようとして時間を割いて練習をしてきた人たちのことを考えて、「皆様の安全を考慮して」という言い方になったのかもしれないけど、雨を押してパレードを強行しても観客に危険が及びそうな自体は考えられないもの。

いつも思うのだが、「あなたのためだから」という言葉は、「その言葉を発する人のため」が隠れていることが多い。

ちょっと前に、「外為(がいため)どっとコム」【株式会社外為どっとコム】という外国為替取引が専門の金融先物取引業者 のテレビCMが、がんがん流れていたことがあった。

「がいため」の「ため」の語呂合わせで、「あなたのためだから」という言って、いっしょに食事に行った友人のデザートを横取りしたり、上司が、帰ろうとした若い社員に「あなたのためだから」と言って書類の山を渡して残業させたりするという映像が私の目に焼き付いている。

あなたが太らないように、あなたのために私がデザートを食べてあげる。あなたの仕事のスキルを上げるために、自分がやるべき仕事を回してあげる。って映像だった。

生来、私は、こんなインチキな言葉が嫌いだ。

「あなたのためだから」と言ってくるヤツは信用できない。

「あなたのためだから」は、すべて、その人の利益があるときに発せられる言葉。

「国民の安全のために」と強調する為政者がやることは、その為政者のためになることでしかないと、常々感じてしまうのは私のヘソが曲がっているからだろうか。

 

 

 

2024年4月18日 (木)

悪徳不動産屋日記 あなたも認知症

今日、銀行の窓口でお金をおろした。

通常はキャッシュカードで出し入れすることが多くて、久々の窓口での手続きだった。

出金伝票に日付を記入する段になって、はたと迷った。今日は17日だったか18日だったか。

通常、銀行とか市役所とかの記載テーブルには、日めくりカレンダー状の日付と曜日を表示をする↓こんなのが置いてある。万年カレンダー クラウン(事務用品)     電波カレンダー こよみん MAG(ノア精密)
私は通常、申請書や入出金伝票を書く際には、これで日付を確認することが多い。

今日の銀行の日付表示はデジタルの方で、日付表示でなくて時間表示になっていて日にちがわからない。

17日だとは思うのだ確証を持てないので、スマートフォンで日付を確認して記入した。

みなさんにも、こんなことはあると思う。

しかし、突然、今日は何日ですかと問われて、即答できないと認知症と反省される恐れがあるのですぞ。

認知症の診断に、最も使われている診断方法として長谷川式認知スケールという認知テストがあります。

9つの設問内容があり、第1問目は「年齢はいつくですか」という質問です。プラスマイナス2歳までだったら1点の得点となります。

第2問目が、「今日は、何年ですか。何月ですか。何日ですか。何曜日ですか」という問題なのです。年、月、日、曜日。それぞれ答えられたら各1点。合計4点となります。

今日の私は、2問目で日と曜日が答えられ中くて、2点の減点となりました。

みなさんだって、なにも考えていないときに突然、「今日は何年、何月何日、何曜日ですか」と聞かれて戸惑うことはありませんか。

私は、若い頃から、日付を意識していなくて、今日は何日だったかなと新聞やカレンダーで確認することはしょっちゅうでした。

さらに以下のごとく、長谷川式スケールの質問は続きます。

第3問「 私たちが今いるところはどこですか?」これは、自発的に答えが出れば2点, 5秒おいて家ですか? 病院ですか? 施設ですか?
の中から正しい選択をすれば1点となります。

第4問「これから言う3つの言葉を言ってみてください。あとでまた聞きますのでよく覚えておいてください」
          「猫、桜、電車」(その場で復唱できたら、それぞれ1点)

第5問「 100 から7を順番に引いてください。 (100-7 は ?,それからまた7を引くと ? と質問する)
     最初の答えが不正解の場合,打ち切り、0点。93と答えが出れば1点。さらに86と答えがでれば1点。

第6問「私がこれから言う数字を逆から言ってください。(6-8-2, 3-5-2-9を逆に言ってもらう)2-8-6 ができたら1点、9-2-5-3ができたら
    さらに1点。3桁ができないときは、打ち切って0点。

第7問「 先ほど第4問で覚えてもらった言葉をもう一度言ってみてください」
    (自発的に回答があれば各2点,もし回答がない場合以下のヒント、【動物、植物、乗り物】を与え正解であれば1点)

第8問「これから5つの品物を見せます。それを隠しますので何があったか言ってください」
    (時計,鍵,タバコ,ペン,硬貨など必ず相互に無関係なもの)
    答えられたら、各1点。
第9問「 知っている野菜の名前をできるだけ多く言ってください。(答えた野菜の名前を記入する。途中で詰まり,約10秒間待っても出ない場合にはそこで打ち切る。             合
   0~5までは0点, 6個答えたら1点, 7個だと2点, 8だと3点、9だと4点, 10だと5点

以上のテストで、満点は30点。20点以下だと認知症となる。

うわー恐いですねー。

私は、人見知りのあがり症だから、知らないお医者さんや司法書士やなんかに急にこんな質問をあびせられたら、動揺して答えに詰まりそうだ。

私、自慢するようで(自慢だけど)宅地建物取引士の試験だったら、今でも一夜漬けじゃ無理だけど、1週間か10日勉強すれば合格点をとる自信はある。

入学試験のシーズンに、新聞に高校受験の問題が掲載されていて、ときどきそれを解いてみるんだけど、解いてみようとするだけすごいと思うし、やった結果、国語、算数、理科、社会は合格点をとれそうだった。(苦手の英語はちょっとむりかも)

そんな私だって、この認知症テストの内容は苦手だ。

第1問から不安になる。

60歳を過ぎて以降、自分の正確な年齢を自覚しなくなった。63歳なのか64歳なのか、1,2歳勘違いしてしまうのだ。

それと、サラリーマンから自営業になって、人に拘束されて仕事をしていなくなって、曜日を意識しなくなった。朝の日課の新聞の日付で日日と曜日を確認しているようなもので、忙しくて朝、新聞を読んでいないと月日曜日がわからないということも少なくない。

丸暗記ってのが苦手で、脈絡もなく単語を3つ暗記するのは苦手だな。ランダムに絵を見て暗記するというのも苦手。

私は、数字の引き算、足し算、掛け算、割り算は得意な方だと思うが、日ごろの生活で認知症でなくても、数字の引き算割り算が苦手って人は多いんじゃないかなあ。

計算が苦手な人には、100から7を引くというのがなかなかで、100から5だとか、2を引いていくなら簡単にできるだろうけど、7ってのはね、一番微妙な数字ですね。

75歳以上の人の運転免許更新の際に認知テストがあるということで、そのテストが長谷川スケールの認知テストと似ているようだ。
私も、これにひっかかる年代なのだが、私はこの認知テストには不安を抱いている。
みなさん。若い方も例外ではない。
突然、試験されたら、だれもが認知症と判定されてしまうかもしれませんよ。
ご用心ご用心。

2024年4月16日 (火)

悪徳不動産屋日記 本人確認

認知症の調査についての話の前に、本人確認の話をさせてもらいます。

昨今の不動産の取引では、本人確認と意思能力の有無の確認が厳格になっています。

本人確認と言うのは、不動産売買の当事者が不動産の所有者であるかどうかの確認のことです。

本人確認には写真付きの身分証明が必要で、日本においては運転免許証かマイナンバーカードがそれにあたります。

かつてはパスポートも身分証明となったが、2020年からパスポートに住所が記載されないようになって、住所記載のないパスポートは身分証明書として認められなくなりました。

運転免許証が無い人の場合は、ちょっと厄介で、保険証、介護保険証、年金手帳等の官公署が発行した証明書2点、若しくは官公署が発行した証明書1通と写真付きの学生証や社員証明書等1点で確認することになります。

もうひとつの意思能力の有無の確認も厳格に取り扱われています。

意思能力というのは、自分の行為の法的な結果を認識・判断できる能力のことです。

不動産売買の場合、売主として売買契約を締結すると、代金を受領すると同時に不動産の所有権を買主に引き渡すという認識ができるかどうかということです。

2、30年前は、親が所有する不動産を売買する際に、親から委任を受けているということで、親が契約に立ちあわないままでも権利証と印鑑証明書があれば取引をすることが珍しいことではありませんでした。

私は、お客さんが親から委任をうけていると言っていても、必ず親御さんに意志の確認をすることにしていました。

すると依頼者からは「俺が信用できんのか」なんて怒鳴られることもありました。

しかし、私は猜疑心の強い小心者の悪徳不動産屋。あとで親御さんから、「誰の許可を受けて自分の不動産を売却したんだ」と訴えられる方が恐かったのです。

実際、それでまとまりかけた商談をダメにしてしまったこともあります。

取引収入を当てにしていたまわりの者から「融通がきかんヤツだ」とか言われたこともありましたが、私は自分が納得できない仕事はしたくありませんでした。

私は、とにかく契約して手数料にすればいいというやり方が許せなくて、セールスマンとして会社の利益を損なったのかもしれないのですが、それを許してくれていた、今は亡き当時の社長には今も感謝しています。

そんな私も、本人確認をしないでの売買をまったくしたことはないかといえば、まったくないということはありません。

そのことについては、明日にまわそうと思います。

ということで、認知症の診査のやり方については、その後にしたいと思います。

2024年4月14日 (日)

さらさらと抜け出てしまう

昨日、久々にブログを更新したのだが、実は別に書きたい面白いネタがいくつかあった。

それを書くと長くなりそうなので、昨日は、ちゃちゃっと短い記事でお茶を濁し、実は今日から2,3日は毎日更新していこうと思っていた。

あー、それなのに、それなのに、パソコンを立ち上げて、はたと困った。

時間をかけずにさらりと書ける面白い話で、忘れることはあり得ないと思ってメモをしていなかったのだが、まったく思い出せない。

記憶が、さらさらと抜け出てしまう。

年齢的には認知症を心配するに値する年齢なのだが、記憶が一瞬に焼失するというのは拙の子供のころからの特質で、これはADHDといって、昨今流行りの病名というか体質というか、怖い言葉で表現すると発達障害のひとつで「注意欠如・多動性障害」というものではないかと思っている。

拙は、これにADSといって、かつてはアスペルガーと呼ばれこれも一時期流行りの発達障害として陽の目をあびていたが、今はADSという名でとりまめられている。

日本語に訳すると自閉スペクトラムなんて、おどろおどろしい病名になるが、芸能人や著名人にもADHDやADSを自称する人は少なくない。

人間にかぎらず、すべての事象はひとくくりにできるものではなくて、それぞれ細かに分類すると物の数だけ特質はある。

と、また話がそれているのもADHDの特徴だと思うわけで、話しを戻すと昨日思いついていた話を思い出せない。

ただ、発達性障害だとか注意欠如・多動性障害だとかいう、恐ろし気な病気だと言うと拙の仕事においては信頼を失いかけないことになるが、拙は子供のころからこの病気?を抱えつつこの年まで大過なく、人様に迷惑をかけることなく生きてきているので見捨てないでもらいたい。

この、ASD、ADHDのことについては、常々、長文ブログで書きたいと思いつつ、書くと長くなりそうなので書きあぐねている事項ではある。

と書いてきて思いついた。認知症検査の話を明日のブログのネタとしよう。

2024年4月13日 (土)

自分に甘い 

あー!これだ!これ!

「まだいい。まだいい。と思って、何もしないまま一日が終わってしまう」

今朝のワイドショーで、お茶飲料「生茶」の新CM発表のコーナーでのこと。

新製法により刷新された「生茶」の「新茶のような〝あまみ〝際立つ」というキャッチフレーズの〝あまみ〝という言葉に掛けてなにかエピソードはありませんかと聞かれての答えだ。

高畑充希さんは、「私、自分に甘いんですよねー。なんにもしないで、ぼーってしているだけのことが多いんですよ。何かやらなくてはいけないことがあっても、まだいい、まだいい、と思って何にもしないまま一日が終わってしまうんです」と言っていた。

高畑充希さんほどの人気女優が、そんなことはないだろうけど、この話を聞いて、拙の生活ぶりを表す言葉としてピッタリな表現だなと、変に感動してしまった。

このことろ(と言っても、最近はめったにブログの更新をしていないが)、拙の表現としては「時間が塊となって過ぎ去っていく」と何度か書いた。

拙が感じる、時間が塊となって消えていくという感覚には違いはないのだが、高畑充希さんの「まだ、いい。まだ、いい。と思っていたら1日が終わっていた」とい表現も、その通り!と感じ入ってしまった。

ということで、やらなきゃ始まらないと思い至り、久々にに更新した次第。

2024年4月 4日 (木)

悪徳不動産屋日記 なかったことにはさせません

当社のホームページを見て、気にいったので借りたいという電話が入った。

この節は、ホームページを介しての商談が多くなっている。

こと賃貸物件については、ホームページを見て候補の物件をしぼってから商談になるというお客さんの方が大多数となっている。

しかし、まったく現物を見ないままに契約するというお客さんは少なくて、条件に合う物件をホームページで目星をつけてから現物を見て決定するという流れになる。

ただ、県外からのお客さんとなると、ホームページだけで契約になるということも少なくないが、ほぼ借りるつもりで絞っている客さんも、やはり現物を内見してから契約ということになる。

今日のお客さんは当地(宮崎県の北端の町・延岡市)、市内にお住まいの方。

ホームページには現地の案内図は載せていないのだが、場所はわかっているのだろうか。

「借りるとおっしゃいますが、場所はおわかりになったんですか」

「うん。写真で見て、目星をつけて探して見つけている」

「そうですか。でも中を見ないまま契約はできないでしょう?」

「いや。外観を見て、間取り図とてらしあわせて、これを借りようと思っているんですけど・・・」

お客さんはそういうのだが、見ないまま借りるという話は私が納得いかない。

「後々トラブルの無いように、現地で物件を見て、条件等納得をしてからでないと話は進められないですよ」

「それは、そうですよね。自分も中を見て確認したいと思っていので、今からすぐに中を見せてもらえますか。それと、その時諸経費なんかの計算書も持ってきてください」と言う。

今からすぐにと言っても、本来ならこちらも都合がある。よだきんぼ(宮崎弁で、怠け者)の私としてはすぐに来てくれという話は気に入らない。それに現地集合というのも通常、私は余りやりたくない商談のやり方なのだ。来社してもらったお客さんの内、こちらが貸したくないというお客さんもいる。(何せ、私は悪徳不動産屋。直感的に貸したくないという人がいるのだ)
 しかしこの物件は、しばらく空家期間が長くなっている物件で、私の個人的な都合は言っていられない。気がすすまない話なのだが、お客さんの要望に現地集合で物件を案内することになった。

現地に到着すると、声からして若いとは感じていたのだが、若いカップルだった。

電話をしてきたのは男性の方。「あー。急に案内してもらってすみません。これ絶対にいいと思って、借りようと思ってるので・・」などとやけに愛想がいい。

一方の連れの女性は、男性の方が「ね。いいだろう」なんて言っているのに無言である。

私がカギを開けると、男性はノリノリで、「中を見せてもらっていいですか」と室内に入る。

女性は、気乗りしないように男性に続く。

私はと言えば、これはいいですよ、ここがいいですよ、なんてついて回って、押しつけがましい売り込みセールスはしない。

「まずは、ご自由に見てください」と、言葉の通り、まずは自由に見てもらう。

特に今回のように気に入っているような場合は、余計なことは言わなくていい。

男性は、「ね。これならいいだろう。〇〇(女性の職場のようだった)にも近いし」と、女性に同意を求めている。

しかし私には、女性はまったく気に入っていない感じに見えた。

男性は、気にいったので借りたいけど、入居はいつから可能か。できるだけ早く入居したいという意向だった。

余りにも入居を急ぐことは気になるが、話している限り私のこの男性に対する人物感としては入居を認めてもいいと判断していた。

リフォームは済ませている物件で、入居前のハウスクリーニングをしなければいけなかった。それで、急ぐならすぐにハウスクリーニングの手配をするので、清掃御者さんになるべく早くかかってもらうように手配しますと答えた。

男性の「初期費用はいくらになりますか」の質問に、私は初期費用の計算書を示して、もし気に入ってもらったら入居申し込みをして保証会社の審査を受けてもらってからの契約になります。それまでにハウスクリーニングも終わらせます、という説明をした。

すると男性は、「すぐに引っ越したいんので、ここで申し込みできるなら申し込みをしたいんですけど、申し込みは会社にいかないとダメですか。会社までいかないと申し込みできないなら、行けるのが来週になるけど何とかなりませんか」と言ってきた。

私は、そういうこともあるかなと想定して入居申込書と保証会社の審査申し込み書を持ってきていた。

男性は、その場で申込書を書き。保証人予定者にも電話をしていた。

それで私は、早速入居審査をして、審査の結果が出たら連絡します。お急ぎのようですので、同時にハウスクリーニングの手配もしておきますというと、「早く入居したいので、なんとかよろしくお願いします」と嬉しそうに頭を下げられた。

普通ならのんびり屋の私だが、会社に戻るとさっそく保証会社に審査願いの手続きをした。

ハウスクリーニングの手配もなんとか間に合わせた。

その数時間後、先ほどのお客さんから電話が入った。

あれ、なにごとだろう。順調な話であればこのタイミングでお客さんから電話をもらうことはないはずだが。

いやな予感で電話に出ると、「あ。さきほどの○○です。すみませんがさっきの話はなかったことにしてください」

こんなお客ばかりではないが、不動産業ではよくある話。

善良なる消費者様は、なんでもありで何にも悪くない。

逆に、不動産屋が確認ミスで先約で決まっていて貸せないとなると、借りる予定だったのにどうしてくれるんだ。予定が狂って迷惑を被った弁償をしろ。なんていうお客もいる。

今の世の中、善良なる消費者という悪魔が大きな顔をしてのさばっている。

しかし、忘れてはいけない。私は悪徳不動産屋。私は、この「なかったことにしてください」という断わり方が大嫌いだ。。 こんなとき私の言い分は、「お客さん。私をひっぱりまわして貴重な時間を使わせて、何もなかったことにはできませんよ」とういうこと。

たじろぐお客さんもいれば、まだ契約していないんだから文句を言われる筋合いはないと逆切れするお客もいる。

だが、どうあれ、私は自分の言い分をきっちりいわせてもらうことにしている。人を自分の都合で動かしていて、私だけではない保証会社も掃除屋さんも全部あなたの意向で動かされている。私はそれを、「なかったこと」にはできないのだ。

気が変わった、もっといい物件が見つかった、なにかの事情が変わったということでキャンセルしたいのであれば、それを私は責めるつもりはない。

なかったことというのは何にもなかったこと。そんな馬鹿な言い分は通らないだろう。

多くの人を自分の都合で動かしていて、それを「なかったこと」にはできない。

私は、相手がどう思おうと、そのことをきちんと説明する。そして、「労力を割いているのだから、それをなかったことにはできないでしょ。あなたに言ってもらいたいのは、いろいろしてもらって申し訳ないのですが、都合でキャンセルさせてもらえませんかということです。そう言ってもらったら、私は『あ、そうですか』と何も言わずに納得します。以後、こんなときはそうするべきです」ということだけは言わしてもらっている。

それに対する相手の返事は聞かなくてもいい。それでこそ、私は悪徳不動産屋なのだから。

 

2024年4月 2日 (火)

ヒートテックとエアリズム

昨日、一昨日と暖かい日が続いた。

それで昨日、拙はヒートテックのタイツを脱ぐことにした。

拙は、ヒートテックはユニクロによる歴史に残る発明だと思っている。

一昔前は、パッチ、ももひき、ズボン下と呼ばれ、おじさんの象徴となる下着として、軽蔑の対象となる恥ずかしい下着だった。

今も若い人は、タイツをはくことをよしとしないのかもしれないが、ヒートテック1枚で冬の寒さが圧倒的にしのげる。

ヒートテックとダウンジャケットのおかげで、拙は冬でも移動手段をバイクにしていられるのだ。

着心地、はき心地がいいもので、ヒートテックをいつ脱ぐかは、意識しないと決められない問題で、拙は昨日、ヒートテックタイツをぬぐことにした。

これも、いつものことのように感じることなのだが、今日はちょっと肌寒い一日だった。

事務所内のエアコンは無くても寒いと感じるほどのことはなかったが、バイクで移動するときに膝から下の方では冷たい空気を感じてしまう。

ただ、季節は確実に春。

もう冬の気配は無い。

ユニクロのチラシもエアリズムに総入れ替えになっている。


年度替わりの新しい気持ちで過ごす、昨日、今日。

申し訳なく感じてしまう、平穏な日々である。

2024年4月 1日 (月)

4月1日 新年度

今年も、早や四月となった。

朝のワイドショーでは、能登半島地震発生から3カ月の特集と同時に、企業の入社式の様子が新年度の行事として報じられていた。

思い起こせば、能登半島地震発生は今年の元日だった。

それから3カ月。

もう3カ月かという気持ちと、まだ3か月かという気持ちが交差する。

今年は発生の年だから、これから先も、毎月1日は能登半島地震から〇カ月という、けじめの日となって報じられるのだろう。

そして来年からは、毎年1月1日が、お正月という特別の日であることに変わりはないが、同時に能登半島地震のけじめの日になるわけだ。

そんな中で、4月1日は新年度の始まりの日でもあった。

拙のブログは、3月も更新が途切れっぱなしだったが、新年度の最初のけじめの日ということで、気が乗らないままではあるが、けじめの日としての更新のキーをたたいている。

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拙は毎月1日に、我が家から徒歩2分に一の鳥居がある今山神社に参拝しているのだが、今日参拝に出かけたら桜が満開だった。

拙はもともと人との交流が得意ではなく出不精の気味があるのだが、最近とみに動きが悪くなっているもので季節を感じることが少なくなっている。

そんな中、突然満開の桜に遭遇して、春を強烈に感じさせられた。

拙は、毎月1日を特別な日として、怠惰な日々に活を入れているのだが、なんと、ひと月の過ぎる時間の早いこと。

ともあれ、今日から新年度。気持ちを新たにしてブログの更新をしている。

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