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2024年5月

2024年5月31日 (金)

うわっ!5月が終わる

@! ←あっとびっくりと打ってEnterキーで変換したらこうなった。

あっとびっくり。今日で5月は終わり。

一年の半分が過ぎたのかという気持ちである。

毎度のことだが、それにしても早すぎて実感がなかった。

月の最終日と、月の初めだけは、気をとりなおしてブログの更新をするようにいるのだが、今日は今から出かけなくてはいけなくなった。

すでに死に体となってしまった私のブログだが、自分なりには愛着があって、指が動く間は続けていこうと思っている。

 

おっと、約束の時間が近づいた。

でかけるとしよう。

 

2024年5月29日 (水)

Jアートの疑問

昨日、一昨日録画していた「月曜から夜ふかし」を見ていた。

「月曜から夜ふかしは」深夜枠の番組だったのだが、最近プライムタイムに引っ越して「報道ステーション」と時間が重なるので、録画して見ている。

昨日も、いつものごとく録画で見ていたのだが番組の終盤で突然Jアラート緊急放送の真っ黒な画面になってしまった。

録画放送を見ていたことを忘れていたもので、一瞬、北朝鮮が昨日に続いてミサイルを発射したのかと思って画面に表示された警告文を注視した。

すぐに、録画番組だったことに気が付いて、チャンネルを変えた。

昨日は「報道ステーション」の時間にJアラートの緊急特番放送に切り替わったので番組が中断したという感じはしなかったが、Jアラートが発令されたら、番組を中断してJアラートの特別報道に切り替わることを再認識させられた。

幸い、今までJアラートが発令されても大事に至ったことはない。

毎度、毎度、Jアラートシステムの不備だけが目立つだけ。

Jアラート発令されると、携帯電話に緊急速報が入り、放送はすべてJアラート対応番組に切り替わる。

その都度、ミサイル発射の情報が伝達され、避難の呼びかけがある。

避難呼びかけの内容は、こんなかんじだ。

屋外にいる場合は近くの建物(できれば頑丈な建物)の中又は地下(地下街や地下駅舎などの地下施設)に避難してください。

屋内にいる場合は、すぐに避難できるところに頑丈な建物や地下があれば直ちにそちらに避難して下さい。

それができなければ、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。

なお、ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性があると判断した場合には、その時点で改めて、ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し、直ちに避難することを呼びかけます。

屋外にいても、屋内にいても、頑丈な建物や地下があれば直ちにそちらに避難してくださいと言われても、大都市圏以外の場所に地下街や地下駅舎なんてものはない。

それなら、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してくださいと言うが、そんな広い家に住んでいる人なんて多くはないだろう。

ダメ押しは、「なお、ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性があると判断した場合には、その時点で改めて、ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し、直ちに避難することを呼びかけます」なんてのんびりした呼びかけ。

今まで、Jアラートが国民の安全を守ってくれるシステムだと感じたことはない。

過去のJアラート全部が、「ミサイルのようなものが発射された模様」「安全なところに避難してください」と騒ぎ立てるだけ。

通常のテレビ放送は中断され、同じアナウンスと、関係各所が右往左往しているさまが報じ続けられる。

そして、しばらくの後に、「ミサイルはすでに太平洋沖に落下した模様です」ということで終わるのが決まりだ。

一昨日の報道はJアラートの能力の低さをの現実を見せつけるような映像が流れた。

韓国の特派員とのやり取りの画面の中で、ミサイルが爆発したと思われる映像が流れていたが、Jアラートのアナウンスは最初から同じことを繰り返すばかりだった。

日本は、防衛力強化ということでアメリカから、弾道ミサイル迎撃システムと迎撃ミサイルを数百億円の予算を投入しているのではないか。

「発射されたかもしれない」「分析中」という報道を数十分、数時間続けて、いつも結果は「〇〇〇〇に落下した模様」で終わる。

本州の上空を通過して太平洋に落下したことも断定できないでいる。

発射されたことも、どこを飛んでいるかも確証さえとれない弾道ミサイルを迎撃できるなんて、とてもじゃないけど考えらられない。

アメリカから購入している弾道ミサイル迎撃システムのプログラムは日本政府、防衛省にも極秘のプログラムなのだそうで、「かもしれない」とか「模様です」とか「思われます」という発表になるのだろう。

莫大な費用で導入している弾道ミサイルシステムのプログラムは、ミサイルがアメリカ本土に向かうことを阻止するためだけのプログラムなのかもしれないと思うのはアホの私の勘ぐり過ぎか。

とにかくシステムの内容はアメリカ防衛局の秘密事項というのだから、その効果は大事が起こってみないとわからないようで大事が起こらないことを願うのみだ。

 

2024年5月26日 (日)

立憲岡田幹事長 パーティー中止

立憲民主党の岡田幹事長が、自身の政治資金パーティーを中止すると発表した。

なんとも情けない結末だ。

「政治改革に熱心でないかのような印象を与えてしまっている。誤解を解くために中止する」という岡田さん弁が、政治に信念が無いことをさらに強調してしまっていることに気が付かないのか。

この期に至っても、「バーティー禁止などの規制をかける際は、各党が同じ条件、同じタイミングで行うべきだとの主張は変えない方針だと、またしても自分の体に泥をあびせるような主張をしている。

今、自民党の金の問題は深刻で、政権交代とまではいかなくても絶対的安定政権は維持できないのではないかという流れも感じていた。

しかし、このところの野党の動きはだめ。そのダメ押しが岡田さんの「パーティーはやめるべきだけど自分はやる」という発言。

とても、政権交代をして政権運営する能力が無いことを露呈してしまった。

かつて、岡田さんには多少なりともシンパシーを感じていた拙としては、もう、がっかりしてしまってお先真っ暗である。

政治を改革する信念があるのだったら、目先の利を捨てて、自民がどうあろうとも、まずは自らは政治資金パーティーを中止すると断言するべきだった。

1つのパーティーで得る金はたかだか1000万円程度だろう。

その金は、個人の贅沢につかうのではなく政治(選挙)に必要な金だというのなら、マスコミを集めて、自ら率先して政治資金パーティーを中止することを大々的に発表の場をつくれば、その宣伝効果はその何倍にも値するだろ。

新聞全紙の1面トップを飾るだろう。その効果は新聞の全面広告にも値する。

朝日新聞の全面広告は数千万円。他の全国紙でも数百万円から数千万円だ。

スポーツ新聞に及ぶ日本の新聞全紙が支持する方向の記事を書いて政権与党に攻め寄ったことだろう。

テレビのニュースもワイドショーも、時間を割いて、好意的な形で取り上げてくれただろう。

目先の金は集められないが、その金が選挙のためだというのであれば、集める金以上の無料の票が集まったはずだ。

今、選挙違反に問われている「つばさの党」の乱暴狼藉の所業が、よくも悪くもあれだけの注目を集めている。

N党は「んHKをぶっ潰す」一本で政党を立ち上げ、数億円の政党助成金を手にいれるまでになった。

あの理論でも、ガンガンやり続けて結果をあげている。

彼らの手法をまねして、下品にガンガンと「政治資金パーティやめろ!その金なにに使うんだ。オレらは政治資金パーティーしない。金とは無縁な公正な政治。オレらは汚い政治をぶっ壊す。」と、ありとあらゆるところで大声でアピールすればよかったのだ。

一人で大声を出し続けて成果をあげている山本太郎さんの手法を、立憲民主全体でまねて下品にゴリゴリと大声をあげて騒ぎ立てると、案外大きな渦ができるかもしれない。

迷惑系ユーチューバーに力を借りて、炎上を選挙の支援に替える方法でもあみだすことだ。

 

 

 

2024年5月25日 (土)

ガッカリ 立憲民主党岡田克也幹事長 それは、とおらんでしょう

立憲民主党の幹事長である岡田克也さんが、自分が27日に予定している政治資金パーティー開催を実施することを明した。

立憲民主党は政治資金パーティーの全面禁止法案を提出している。

これはどんな言い訳をしてもとおるはずはないでしょう。

岡田氏は24日午後に急きょ記者会見を開いて、「自民は何もやらないのに、立憲に文句を言っているのはおかしな話だ」と反論したというが、なんとも支離滅裂だ。

私は、岡田氏がジャスコ(現イオン)の創始者の御曹司で、お金には不自由しない身の上で、だからこそ金や旧体制勢力に交わらない、筋のある政治家だと思っていた。

岡田氏のパーティーは、後援会主催の「衆議院議員岡田克也大阪政経セミナー」で、会費は2万円。政治資金収支報告書によると、前年の同じパーティーでは約1270万円の収入があったという。

政治資金パーティ全面禁止法案提出が信義なのであれば、1千万円余の金を捨てて、自身のパーティーを中止してこそ国民に信義が理解されるだろう。

現在の立憲民主党を支持をしてはいないが、かつての岡田党首には期待していた。

金に困ってなくても、結局は金に魂を売るのかと残念至極である。

 

2024年5月24日 (金)

日向市のトランプ

今年3月に行われた、日向市(当地〈宮崎県の北端の町・延岡市〉のお隣の町)の市長選挙で、ぶっちぎり最下位落選となった候補が、選挙管理委員会等複数の職員が票を組織ぐるみで別な候補に付け替える不正行為を行ったとする内容を自身のホームページや動画サイトに投稿した。

この落選候補者が名誉棄損の疑いで日向警察署に逮捕された。

逮捕された落選候補者は、ホームページや動画サイトに投稿したことは事実だが、内容は事実であると容疑を否認している。

落選候補者は、「日向市長選挙票泥棒事件」として宮崎地検に告発し、犯罪認定を受けましたとしている。

さらに、今後の操作によって事実の得票数と真犯人があきらかになり、当選した西村市長は辞職せざるを得なくなるでしょう。

また犯行にかかわった職員は少なくとも20名以上だとみこまれます。などと主張しているようだ。

今回の選挙には前職と新人二人が出馬し、3選を狙う前職と、市長選のために県会議員を辞めて出馬した新人の西村氏の、事実上この二人の戦いという前評判だった。

結果は、西村氏13,148票、2位前職十屋氏が10,059票と若干票が開いた結果、問題のこの氏は2154票と大差で落選している。

自分の票が西村氏に5000票付け替えられ、1500票が十屋氏に付け替えられている。付け替えられた票を差し引きすると、自分が当選していたというのだ。

しかし、西村氏は県会議員を15年以上勤め、集票に手堅い公明党の推薦を受けた強力候補、一方は現職の市長で、地方首長候補としては強大な力を持っていた、そこにわりこんだのがこの氏。

さてさて、どうなるものか。

トランプさんは、多数の刑事事件を抱えながら、次期大統領の有力候補であり続けている。

トランプさんのようにいけるものか。

それにしても、温厚でのんびりしているのが長所で欠点の宮崎県だが、去年のスーパークレージー君が宮崎市議会で上位当選をしたかと思ったら、当選後まもなく不同意性交致傷罪で罪に問われ、先月懲役4年6カ月の実刑判決を受けた。

インターネットが人類の歴史を産業革命以上の激動の変革期にあることを、しみじみと感じ入っている今日この頃である。

 

2024年5月22日 (水)

図書館通帳

当地(宮崎県の北端の町・延岡市)の市立図書館では、図書館通帳なる読んだ本を記録する手帳を発行してくれる。

銀行の通帳にそっくりの、かわいい通帳だ。
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実に嬉しいサービスだ。

私は前々からこんなサービスを切望していた。

私は、新聞の本の広告を見て、買うほどではないけど読んでみたいなと思った本があったときに図書館で借りるようにしている。

私が子供のころは、手書きの図書カードがあって、自分が借りた本の履歴を見ることができた。

しかし、個人情報保護の関係からか、ずっと自分が借りた本の履歴を知る方が無かった。

それで、新聞広告だけを参考に借りてみたら、以前借りた本だったということが少なからずあった。

図書館通帳のサービスは、去年の暮れから始まったようで、私は3月にこのことを知って、すぐに通帳を発行してもらった。

 

図書館で本を借りるには、図書カードを作らないといけないが、これは住所と名前が確認できる書類(免許証等)があれば即時発行してもら生える。

図書カードを作っている人は、カードがあればすぐに通帳は作ってもらえる。

 

中身も銀行の通帳みたいだ。
図書館の受付のカウンターの近くのパソコンコーナーに通帳専用のプリンターがあって、通帳を差し込むと借りた日と本の名前と著者名が、即座に印字される。
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これが私の通帳。3月13日に発行してもらっている。

3月が6冊。4月が10冊。5月は17日までに7冊借りている。

きょう3冊借りてきて、このほかに予約待ち本があと9冊ある。

人気があって19人待ちと15人待ちという本もあるが、気になった本を片っ端から予約しておくと、とぎれることなく順番が回ってくる。

きょうは3冊同時に順番が回ってきた。

この他に、題名だけでAmazonで購入してしまう本もあるのだが、図書館の本は待っている人がいるので私が読むのは図書館の本が優先になって、買った本は積読状態が長くなってしまうのであります。

しごとも、ちゃんと最低限のことはやっているのであります。

最低限ではいけないのだと反省もしつつ、延岡市立図書館の宣伝をさせていただきました。

 

2024年5月20日 (月)

おつかれさまです 琴恵光関

当地(宮崎県の北端の町・延岡市)出身力士、琴恵光関が引退を発表した。

今日の地元夕刊紙に、琴恵光関の晴れ晴れしい顔の引退写真が掲載されている。

まったく悔いのない、とりきったという満足そうないい顔だ。

こんな素敵な引退の写真は見たことが無いほどだ。

 

幕内在位29場所。

身長177cm 体重125キロの小兵力士だった。

幕ノ内力士の中では、2位か3位くらいの軽量力士だった。

最軽量で人気のあって炎鵬のような派手さはなく地味なお相撲さんだった。

金星や3賞という華々しい記録もないがが、私は今の大相撲の世界で模範となる、一番立派な相撲取りだったと思っている。

お酒に弱く、遊びも苦手で、相撲一筋。

軽量を補うために独自の筋力トレーニングをした。

小さい体で、初土俵から1043回というのは、立派な誇れる記録だ。

その相撲に対する取り組み方は、小兵の名横綱千代の富士に匹敵すると思っている。

常に先に、しっかりと手をついて、どんな大きな相手とも正面から取り組んだ。

今の相撲で、こんなにきれいな立ち会いをする力士はいない。

体に恵まれていながら、勝負に勝つことしか考えていない、ずるい立ち会いをするようなことはなかった。

解説や司会が、この立ち合いを話題にしないことが私は不満だった。

昨年の11月場所、初場所から1044場所目の相撲で膝を痛めて、それが回復しないままの引退となった。

残念でたまらなかったが、琴恵光の引退会見の晴れ晴れしい表情で「17年間、真摯に相撲に向き合うことができた」という言葉を聞いて、私は尊敬の念を覚えた。

琴恵光の相撲は、まさに言葉の通りだった。

小さな体ながら、飛んだり、逃げたりせず、常に真っ向勝負。

十両と幕ノ内を行ったり来たりしていた時、私は、後援会の事務長さんに、「たまに飛んだり逃げたりする立ち合いをして、相手を迷わる立ち合いをしたほうがいいのじゃないか」と提言したことがある。

その時の答えは、「どんなに強い相手であっても、正面からあたる相撲を続けることで力をつけていきたい」というのが琴恵光の信条ということだった。

その言葉の通り、常にしっかり両手をついての立ち合いだった。

大横綱白鳳より、横綱に匹敵する立ち合いだったと思う。

相撲協会は、琴恵光の相撲を立ち合いの手本としてとりあげてもいいくらいだ。

 

おつかれささまでした。琴恵光関。

2024年5月19日 (日)

日本はいい国なのに

「日本女性カップル、カナダで難民認定」
今朝の朝日新聞一面の見出しだ。

私は、見出しを二度見した。

どういうこと? 日本に住んでいた日本人なの?

日本で自治体の同性パートナーシップ制度での照明を得ていた女性カップルだった。

日本では、同性愛者や女性であることで受ける差別から逃げらないとして、カナダ政府の移民難民委員会が「日本での迫害に対して、当事者が十分根拠がある恐怖を抱いている」として難民として認定をした。

2020年の日本での難民申請者は3,936人。認定されたのは47人で、認定率は1.1%。

なんと大きな違いだろう。

1996年に法制審議会が、「選択的夫婦別姓制度」を内容とする民法の一部を改正する法律案要綱を答申したが、いまだに国会に上程されてさえいない。

一方、先日は強い反対の声のあった共同親権が、あっというまに議決された。

反対者の意見は、DVや虐待が離婚の原因の場合であっても共同親権になる恐れがあって、DV・虐待の加害者は子どもと会う権利や機会を利用し支配を続けようとすることが理由だった。

共同親権についても、それに相対する「単独親権」が日本独自の制度になっているため、国際結婚で離婚した子供の連れ去り問題等から、対外的な圧力があったことが今回の法改正になったようだ。

しかし、日本独自の法律だから改正するというのだったら、夫婦別姓は世界で日本だけの独自の法律なのだ。

しかも、強制的に別姓にしろというのではなく、別姓を認めて欲しいという人については別姓でもいいという、選択的な法改正である。

それを20年以上にわたって法改正の審議もしないままというのは、どうにも理解がいかない。

 

私が、常々感じていることは、世の中は一部の権利者の利権の元に動いているということ。

日本の景気と株価がその典型。

景気がいいのは一部の上場企業とその身内。そして金融富裕層たちと利益の分け前を受けられるグループたちのもの。

トヨタが、ホンダが、史上最高益を重ね続けても、下請け企業の納入単価を据え置きのまま。

すべてがパレートの法則(80:20の法則)なのである。

パレートの法則というのは、ある特定の要素2割が全体の8割の成果を生み出しているというもの。

すべてのことが上位2割が全体の8割をしめているという法則で、ビジネスやマーケティングでも応用されている。

販売会社においては20%の営業マンが80%の売り上げを上げる。20%の上客が80%の利益を漏らしてくれる。というものだ。

この論でいえば、上位2割の富裕層が社会全体の8割の資産を占めているというわけだ。

現代の、特に資産の格差としては上位、数パーセントの人が資産の90%以上の資産を保有しているような気がする。

もともと、ひとにぎりの階級の人が世界を動かしてきたのだが、インターネットがそれを加速しているように思える。

 

何が理由なのかわからないが、夫婦別姓問題を認めないのは、日本のひとにぎりの人の意向にそわない制度だからなのだろう。

 

つい先日、液晶のシャープといわれたシャープが、液晶生産から撤退した。

国産スマホメーカーはソニーとシャープのみ。

 

世界で一番平和で幸せな国が、なにかおかしいことになりつつある。

そんな気がする、きょうこのごろ。

 

遅ればせながら、私も孫をさずかった。

せめて、このかわいい孫の時代までは平和で幸せな国であってほしいと、利己的じじいは願っている。

 

 

 

2024年5月18日 (土)

悪徳不動産屋日記 愛用の手帳用ボールペン

れは私のお気に入りのボールペンの1つ。細くてかっこいい。手帳用のボールペン。
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ジェットストリームの3色ボールペンと比較してみると、細さがわかるだろう。
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金属製のボディで、ずしりと心地よい重量感がある。安物しか買わない私にとっては高級感のあるボールペンに見える。

これが無料のノベルティだった。

去年、不動産仲間と大相撲の九州場所の観戦に行ったとき、宿泊したホテルの室内の備品だった。

にはメモ用紙や便箋といっしょに供えられていたボールペンだ。

私は一目でデザインが気に入った。

手に取ると、金属製でずしりと重い。

ボールは太字でこれも私の好み。

ペン立てに差してあって、他のホテルにあるいかにも安物のボールペンとは違う。

黙って持ち帰ろうかななんて思ったが、地元(宮崎県の北端の町・延岡市)の不動産仲間と同宿している。

私は悪徳不動産屋。私だけだったら、無料のノベルティーだと勘違いしたと、黙って持ち帰ってもいい。

しかし、たかだかこんなボールペンで延岡の不動産屋の面汚しをするわけにはいかない。

フロントに問いあわせたら、ノベルティで持ち帰ってもいいというのかもしれない。

小物の不動産屋だもので、こんなちっぽけなもののことで悶々とする。

次の日の朝の出発の前、持ち帰りを断られたら有料で分けてもらえないかと思ってフロントに電話した。

すると、何ということでしょう、優しい声で「どうぞお持ち帰りください」との返事。

同伴者は8人。私は、同行していた全員に電話をかけて、ボールペンを持ち帰るようにお願いしようと思ったが、全員に電話をするのも気が引けた。

それで、特に気の置けない3人だけに電話した。

電話してみて、もう一つの素敵なお土産を手に入れた。

私が、「サイドテーブルにボールペンがあるよね。それを持って出てくれないか。」という、3人とも、「そんなことをしたらダメでしょう」と言ったのだ。

なんという道徳心の高さ。どこかの国の団体客に爪の垢を提供したい。

私の仲間の不動産屋たちの道徳心の高さを改めて感じさせられた。

「大丈夫。フロントに聞いたら、『どうぞお持ち帰りください』ということだったんだよ。だから、お願いね。俺、絶対に欲しくてフロントに聞いたんだから、俺にちょうだいね」

この私の話に、3人とも快く協力してくれた。

やはり、私がつきあっている不動産屋は全員良いやつらだ。

自分への良いお土産になった。

2024年5月17日 (金)

首輪、足枷 鎖につながれている

先日、大宅映子さんが、「1日の3分の1くらいの時間を物を探す時間に使っている」と嘆いていた。

私は、こんな話を聞くと、自分だけじゃないんだな。こんなに聡明な人でも忘れ物探しに時間を費やしているんだとうれしくなる。

私が一番もの探しに時間を取られる代表は、携帯電話、手帳、鍵である。

探し物をしないための一番のコツは、使ったものをすぐに元の場所に戻すこと。

そんなことは、わかっている。けど、それができないから、物を探すことになるのだ。

それで私が、その対策としてやっているのが携帯電話、手帳、鍵を自分の体につないでおくことだ。

その姿がこれ。
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のポケットに小型スマートフォン。右のポケットに母艦スマートフォン。左のポケットが手帳。
これをそれぞれ、伸び縮みするストラップでつながっている。
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トラップは、愛するダイソー製。
ストラップがビニールのスプリングで、伸び縮する。
ワニの口のようなクリップが付いていて、それでポケットにとめている。

鍵も、ダイソー。80cmくらいのひもがバネで巻き込まれるタイプのキーホルダーである。
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鍵は、体から離すと必ず置き忘れしてしまう。だから、車に乗るときもキーホルダーにつないだまま運転している。

こんな対策をしても、1日に数時間をもの探しの時間に使ってしまう。

とはいえ、私は、これが認知症の始まりの物忘れだとは悲観していない。

私は子供のころから、物忘れが多かった。

それは今と変わりがない。

最近、ADHDという症状が流行のようにとりざたされているが、実に、これは私の症状。

知的な劣化を伴わない発達性障害だと私は自己診断している。

病気というよりも先天的な特質で、完全には治しようがないのだ。

だから、その特質を理解して、その欠点をカバーすることが肝要。

幸い私は、子供のころから便利グッズを探して使うことが趣味みたいなもの。

周囲の人から、「あんたは、ほんとに変わったものを見つけては喜んでいるね」とわらわれるが、楽しく自分の欠点とともに生きていたけっかなのである。

この年になっても(実年齢は伏せさせていただきますが)、楽しくやっているのであります。

 

2024年5月16日 (木)

カンムリクリップ いいものはいい

写真は、ウカンムリクリップ。

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最近、使ってみて良かった便利グッズです。

「宀」うかんむりみたいな形状だからウカンムリクリップ。

仕事をするとき、勉強をするとき、薄目の本なら、ちょっと重いものを載せておけば開いたままにできるが、ハードカバーの本や分厚い本は、ぱたんと閉じてしまう。

そんなとき、開いたページをキープしておくグッズだ。

新聞の家庭欄に、便利なグッズとして紹介されていた。価格は660円。

すぐに通販サイトを調べてみたら、メーカーサイトも売り切れ、メーカー紹介の販売サイトも売り切れだった。

Amazon、楽天で販売しているお店もあったが、人気品切れ状態のようで、販売している店は定価より高く売っていた。

メーカのホームいページで再販予定の通知はなかった。

品切れ人気商品となると、定価の数倍の価格で販売している店もある。

良心的なお店でも、送料を加算すると1000円を越してしまう。

しかし、欲しいとなると欲しいもの。

頼みのメルカリで調べてみたら送料込みで950円というのがあったのだが、1000円近くのお金を支払う決心がつかなかった。

この、かんむりクリップのことを知る前に、私が使っていた、同様の目的のクリップがこれ。

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これは純正品が200円くらいだが、まったく同等の品がダイソーで110円で販売されていたので、それを購入して使っていた。

しかし、残念ながら、これはクリップの口が1.5cmくらいにしか開かず、手帳や薄い文庫本程度の本しか使えない。

ちょうど、そのとき調べものをするのに500ページ以上の本を読んでいたもので、なんとか厚い本を開いておけるクリップはないものかと感じていた。
そのとき知ったのが、ウカンムリクリップだったのだが、660円なら即購入しようと思ったのだが、1000円だと躊躇してしまった。
私は、仕事は後回しにするが、こんなことには真剣に取り組む。

それで、つくったのがこれ。
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セリア(100均ショップ)で、私が希望しているサイズの洗濯物ハサミに出会った。
やってみるとサイズはちょうどいい。洗濯さおにかけるハンガー部分は邪魔だから、取り去って、使ってみたらなかなか具合が良かった。
100円で良いものを見つけたと思って、満足して使っていたが、この大型クリップの欠点はバネが強すぎることだった。
洗濯ものが飛ばないようにバネが強力になっている。ページーめくることを繰り返していると、バネが強すぎるのが困りもの。
おまけに、本の紙にうっすらバネの後がついてしまう。

それで結局、うかんむりクリップを購入することになった。
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やはり、いいものはいい。

大きさ、口の開き、ばねの強さ。すべてが、ちょうどいい。

980円を投下したことに悔いはない。

そう思って使っていたら、その2か月後くらいに、生産が間に合いだしたのか、660円で販売が始まった。

ちょっと早まったかなと、軽く公開したが、660円なら惜しくないので(これが価格の微妙なところ)、事務所用と、自宅用として、すぐに追加購入した。

んー。いいものは、いい。

2024年5月12日 (日)

IT依存の恐怖

現在私が、かろうじて継続しているブログはニフティ・@niftyのココログというブログサービスを利用して書いている。

最初にブログを始めたのは小泉政権発足の時だったから、ブログを始めて20数年前くらいになる。

一時は、1日に数千件以上のアクセス数を得る記事もあって、平均では数百アクセスという時期があった。

当時は、Twitterもフェイスブックもなくて、1日に1万アクセスのブログを作ったらちょっとした小遣い銭が稼げそうだった。

それで私も1日に1万アクセスを狙っていたのだが、平均400~500アクセスというところで足踏みが続き、更新が途切れることが多くなった。

ブログの更新にモチベーションを保てなくなった一因に、ブログ運営の主体会社であった富士通が、この部門を手放したこともある。

私がココログでのブログを続けたのは、無料サービスでありながら、アクセス解析がむちゃくちゃ充実していたことだった。

アクセス解析でブログ更新のモチベーションが高まっていた。

そのアクセス解析が、年々簡素化されてきた。

ブログがSNSの主流ではなくなってきたせいもあるのだろう。

もう一つ、私を不安にしているのが、サイト側が行うバージョンアップの度に、私撮って必要なものがなくなっていった。

最近、私のブログの更新が極端に少なくなっているのは、事務所で使っているパソコン以外からの更新ができなくなってしまったことが大きな原因である。

突然、ログイン方法が変わっていて、事務所のパソコンではログインできるのだが、スマートフォンやタブレットからのログインができなくなった。

一番困っているのは、自宅のパソコンでもログインできないこと。

サポートセンターに問い合わせようにも、ココログのサポートはサイト内の掲示板がメインになっていて、サポート専用窓口が見つからない。

ココログに限らず、一時はSNSの主役だったブログは、今では主役の座からははずれてしまった感がある。

ブログ全盛期には、数多くなブログサイトが会員拡大競争をしていたが、消滅しているブログサービスも少なくない。

ココログの運営会社が破綻したら、登録しているブログは一瞬で消え去ってしまう。これがインターネットの怖いところだ。

これはIT事業が抱えている恐ろしい問題なのだ。

私は、Evernoteというメモアプリのクラウドサービスを利用している。

クラウドサービスの展開の初期、様々なクラウドサービスの中で私はEvernoteを選んだ。

Evernoteは、文字情報、画像、Webサイトを、メモする感覚で保存できるサービスで、ドロップボックスと双璧のクラウドサービスだった。

その後GoogleのGooglekeep、マイクロソフトのonenote等々、類似のサービスが展開されている。

IT事業が恐いのは、まずは利用会員数の獲得競争のため、当初はどの会社も無料で使えるサービスを提供する。

会員数を増やして勝ち残った事業者は、次に有料化を進めていく。

Evernoteもそうだった。私はずっと無料で使っていたが、さらに使い勝手がよくなる機能を求めて月々500円程度の有料会員になった。

会費はクレジットカード払いで、自動更新というのがミソというか使う方からすると地雷だ。

数年前、年会費を引き上げてきた。解約するのも面倒だし、わずかな値上げだったからそのまま継続していた。

すると今年は、またまた値上げ。おまけに無料のサービスでは使い物にならないような容量しか与えてくれない。

もっと恐ろしかったのは、Evernoteの日本法人を解散するという報道があった。

私は、たいそうなデータを保存してはいないが、十年以上にわたって保存してきたデータを全部移動するとなると大仕事だ。

ITは便利だが、一瞬にすべてが消えてしまうという危険を抱えている。

今、自分のブログの見直しと、さらに新しいSNSに手を染めようかと、少々悩んでいる。

終活の年齢。整理・処分のほうが現実的かな。

2024年5月11日 (土)

みんな行く道

今朝のラジコで聞いている、ラジオ番組TBSの「まとめて土曜日」で、大宅映子さんが、「物を探すのに一日の三分の一の時間を使っている」と嘆いておられた。

実に、同感、同感と、なぜか心が安らぐ思いがした。

朝にそんな出会いがあって、そして先程読んだ、楽天マガジンに配信されてきた今週号の週刊新潮の、五木寛之さんの連載コラム「生き抜くヒント」で、五木さんが同じようなことを書いておられた。

「モノが忽然と消え失せるということは、私にとっては日常茶飯事である。 やれ万年筆がない、老眼鏡が見当たらない、さっき脱いだばかりの帽子がない、などと言うのは日常生活の一部だ。

つい今まで使っていたハサミがない。机に入れておいたはずの健康保険証がない。読みさしの文庫本が見つからない。
度絵に立てかけておいたはずの杖かない。大事な印鑑が出てこない。

腕時計は?サングラスは?

 

一日に2度までも、私よりちょっと年上の知識人さんの物忘れの告知を見聞きした。

私も何度か書いた覚えがあるが、今使っていたボールペンがないとか、今持ちだそうとして用意していた書類が消えてしまったとか、私の印象では神隠しとしか思えない事象が毎日たびたび身の回りに起こる。

私の数歩先(いや、数百歩先、数千歩先)を歩いておられる、人たちも私と同じ現象に悩んでおられるのを知って、なぜか勇気が湧いてきた。

私の場合は、老化による物忘れという症状の前にADHD(注意欠陥多動性障害)という発達障害の特性を兼ね備えている。

だから若い頃から、物忘れは直せないことを前提にして、それをカバーする対策をとっている。

例えば、老眼鏡は20本以上持っていて、仕事机の前にぞろりと常備している。
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れが私の机の前のメガネと文房具の収納グッズ。(これもダイソーの収納ネットとネットかごを使って。
この他、事務所内のそこかしこに、置忘れのメガネが散乱しています。

このほかに車の中に2,3個。居間に2,3個。寝室に2,3個。風呂場とトイレにも1個ずつ。

こんなことができるのも百均のおかげ。百均は物忘れ人(ビト)の強い味方だ。

探し回る常習品は、百均でまとめて購入、事務所、自宅、車の中にそれぞれ常備している。

2024年5月10日 (金)

パンダ犬 いいじゃないか

パンダ犬がちょっとした話題になっていた。

白と黒の配色。まるまる、ころころした姿は、一見パンダの赤ちゃんのようだった。

よく見ると犬。

どこの話かと思えば、中国の動物園の話らしい。

犬種はチャウチャウ。

もこもことしたぬいぐるみのようなチャウチャウの毛をパンダに似せて染めたものだった。

客寄せのためのアイデアだったようだが、その姿を見た客が画像や動画をSNSにアップすると、またたくまに広まって、連休中は毎日数万人を超える人が押しかけたそうだ。

話題になるとテレビがそれをまた追っかける。

そして話題が沸騰する。

すると、一方でこれは動物虐待ではないかという抗議の声がSNSに上がる。

ちょっとした火種があがると、テレビはここぞとばかりに、動物虐待の声を拡声する。

全体からみれば1パーセントに満たない数の人間の強硬な意見が、マスメディアがそれを取り上げることで流れが変わることがある。

是でも非でも、そんなにむきにならなくていいいじゃないか。

パンダ犬が痛い思いや苦しい思いをしているのなら虐待だけど、パンダ犬の行動を見ていると染められたことを苦にはしていない。

波風立てることでお金儲けができている人たちが、それぞれ自分の利益のために頑張っているのだろうけど、自分の感性を押し付けるやり方は好きではないなあ。

 

毎日のように政治屋たちのセクハラ報道が大きく取り上げられるが、これも、どうでもいいこと。

私はお笑いがすきなんだけど、下ネタで笑いをとる芸人は好きではない。

マスコミがやっているセクハラを糾弾する報道は、視聴者が下ネタをよろこぶと思い込んでいるマスコミの商魂にほかならないのだよなあ。

 

2024年5月 9日 (木)

認知症 65歳以上では3人に1人

今日の朝日新聞の1面トップに、「認知症 2040年に584万人」の大きな見出し。脇見出しには「前段階含めると3人に1人」

全段階と言うのは「軽度認知障害」のこと。

軽度認知障害と言うのは、 記憶力の低下などの症状があっても、家事や買い物などの日常生活では支障が出ていない状態のこと。
認知症となる手前で、その後に生活機能障害が出て、認知症に移行する場合もあるが、生活習慣の見直しといった認知症予防の取り組みによって、健常な状態に戻る可能性もある。

厚生労働省によると、MCIの人のうち、5~15%程度の人が1年で認知症に移行するが、16~41%程度の人は1年で健常な状態になるという。

新聞の見出しの65歳では3人に1人というのは、軽度認知障害を含めての数字。

軽度認知障害から認知症に移行するのは、概ね10%程度の話で、65歳以上の人が認知症になる割合は4~5人に1人といったところか。

身体の衰えを感じて不安を抱えている高齢者に対して、65歳以上になると3人に1人は認知症になるぞなんて大げさに驚かすと、それが原因で頭がパニックを起こしてしまい、認知症に陥るのではないか。

軽度認知症のような状態になっても、生活習慣の見直しと言った認知症予防の取り組みによって41%の人は健常なの状態に戻るってところを強調するべきでしょう?

軽度認知症のような状態からでも生活習慣の見直しで健常な状態になるということは、生活習慣次第で軽度認知症になることも抑えられるってことで、このことをもっと強調するべきでしょう?

気弱になっている老人を、見出しから脅してはだめですよ。

3人に1人が認知症にかかわる症状があるのだというのは、3人に2人は認知症なんて関係ないよってことでしょ。

私は2人の組に入る。

みんなが前向きにこんな強気で生活すれば、健常で生活できる人は、3人に2人から5人に4人になるだろう。

ぼけない老人にならないための生活習慣のすすめといった記事をもっと頻繁に大きく報じたほうがいいんじゃないのかな。

病は気から。

私の周りは、ぼけない頑固な老人が大きな顔をして生きている。

そんな老人たちに、ぼけないための、よたひょろにならないための生活習慣ってのを、懲りずに繰り返し繰り返し指導していただきたいものだ。

 

 

2024年5月 8日 (水)

広まりつつある変動価格制

大型連休も終わった。

私には、小さな子供もいないし、小さな自営業だから、休もうと思ったらいつでも休みにすることはできる。

だから、連休の混雑の最中に旅行をしようなんて思わない。

しかし今年は、ちょっと小旅行でもと考えた。

というのも、3歳の孫が帰っているもので、孫をつれての近場の旅行はどうかなと思ったわけだ。

そんな想定で、連休の前に旅行サイトでホテルの空き室を検索したが、連休中はどこも満室状態。

宿泊料金はコロナ前に比べると5割以上高い。

従来、ゴールデンウィークと盆、暮、正月は特別料金は当たり前だった。

需要と供給。繁忙期には料金が高くなる。

しかし今年の宿泊施設の価格高騰は驚くべきだった。

コロナ明けで一斉にヒトが動き出して、それに加えてインバウンド。

感覚的に2倍くらいになっている。

そんな混雑の中に、わざわざ高い金を出していくのも馬鹿らしいし、3歳だと楽しい旅行の記憶は残らないことだしと、行かない理屈をつけて連休は家で過ごすことにすんなり決定。連休の混雑をテレビで高見の見物と決め込んだ。

テレビの連休の定番は、道路渋滞の小仏峠。羽田空港に成田空港、それに東京駅の大混雑。観光地では京都、鎌倉。

毎年、常連の連休のスター地が登場する。

そんな中で、ちょっと違ってきているのは、従来の繁忙期だけの特別価格だったものが、宿泊施設に限らず、いろんな施設で年間を通じて変動価格制がとられだしていることだ。

今日の新聞で、ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの業績が好調が報じられていた。

客単価が大幅に上がったことなどで、2024年3月期は売上高や営業利益が過去最高になっている。

同社は22年4月に公表した中期経営計画で「1日あたりの入園者数上限を下げる」と掲げた。

1日当たりの入場者上限を上げる?

どういうことかとみれば、コロナ禍前は土日などは混雑し過ぎてアトラクションの待ち時間が長くなり、満足度が下がる懸念があったためなのだそうだ。

それで、そのぶん土日などの客単価を高めつつ、平日の入園者数を増やして利益を確保しようと、3年前に導入した入園料の変動価格制の見直しを重ねてきているのだという。

その結果、現在は最高額を1万900円まで上げ、最低額は7900円と差額が大きくなっている。

さらに、別料金を払うことでアトラクションにスムーズに乗れる施設も拡大。待ち時間が短くなるぶん、客がグッズ購入や食事にお金を使うことにもつながり、客単価を押し上げた。

その結果、23年度の入園者数は外国人客の増加もあり2751万人と3年連続で伸びたが、ピークだった18年度(3256万人)よりは少ない。

それでも客単価が1万6644円と、18年度から約4800円も増えたことなどで、売上高(6184億円)、営業利益(1654億円)ともに過去最高となった。

お客様に楽しんでもらうための運営対策だが、資本主義経済すなわちお金儲けの方策。

金持ちに気持ち良く、ドカンとお金を使ってもらうための作戦に他ならない。

混雑するときの価格は普通庶民がちょっと手が出しにくいくらい高くして、さらに別料金をだせば並んでいる人を飛び越えてアトラクションに入場できるようにする。

様子を見ながら会社全体の利益を計算して、変動価格はさらに進化していくだろう。

 

今朝のワイドショーでは、午前0時から一斉に高速道路に大型運送トラック列をなしてなだれ込む映像が流れていた。

混雑を分散するために午前0時からの通行料金を割引にしているので、12時すぎから高速道路入り口付近の路上に待機するとらっくが列をなし、0時すぎにいっせいに高速道路に入ってきていた。

東京湾のアクアラインも、夕方の大混雑の解消のために、混雑時間の料金を割高にして、通行量の少ない時間を割安にしている。それでも混雑が収まらないので、混雑する時間をこまかくきざんで、一番混雑する時間はさらに割増しにして混雑緩和を図る検討をしているという話もある。

大渋滞をすいすい通れるのであれば5千円1万円の割り増しもかまわないという金持ちもたくさんいるわけで、世の中すべてが二極化の時代。

その典型がプライベートジェット機で、金で時間が買えるなら金に糸目はつけないという金持ちは掃くほどいる。

金持ちに気持ちよくお金を使ってもらって儲けるのが資本主義経済での当然の経済行為。

これからすべての活動に二極化は進む。

これからさき金持ちに気持ちよく過ごしていただいて大金を落としてもらうための料金設定がますます増えていくのだろうなと、腹立たしい思いの一般庶民の私。

 

 

 

2024年5月 6日 (月)

連休最終日 今日は月曜、明日は火曜日

ゴールデンウィーク後半の4連休も今日で終わり。

今日は月曜日、明日は火曜日である。

連休中に片付けようと思っていた仕事のほとんどが手つかず。

なにをやっていたのかとふり返ってみると、なにもしていない。金曜日からきょうまでの4日間がすっぽり抜け落ちている感じだ。

せめてものこととて、今日の午後から事務机を占領している紙の山を片付けた。

重要なものもすぐに処分していいものがいっしょくたに積み重なっている。

毎日3,4通の郵便物が届くが、すぐに開封すればそのまま処分していいものがほとんどなのだけど、期限のある重要なものもある。

とにかく、後で見ればいいと放っておくもので、机の上は大混乱。未開封の郵便物も山ほどある。

県外の不動産会社とやりとりしている商談があって、あきらかな商談の郵便物はすぐに開封するのだが、役所からの郵便物は未開封のものが多かった。

ゴールデンウィーク中日の30日に、当社の顧問の会計事務所からの封筒を開封してびっくり。

消費税の納付書が入っていて、納期が4月30日となっているではないか。

時間の感覚が鈍っているとは自覚していたが、そういえば固定資産税の納期も近かったはず。

市役所からの郵便物も未開封の者があった。

慌てて中を確認してみたら、固定資産税の納期も4月30日となっている。

時間は午後2時35分。急げば間に合う。

歩いて1分未満のお隣のディスカウントスーバダイレックスにCDがあるが、CDでおろせるお金は50万円まで。これでは足りない。

あわてて、バイクで2分の駅前信用金庫に走る。

会社の税金、もう一つの会社の税金、そして個人の税金。それぞれの出金伝票をきり、そのまま送金の手続きをとる。

やっと間に合ったとおもったら、国税は取り扱いしないとのこと。

いやはや、一番肝心の国税は1日遅延してしまう。あわてて手続きをしていたが、こうなったらあきらめるしかない。私はあきらめは早い。

郵便局はバイクで3分。

郵便局で、「振り込みは3時まででしたよね。明日の振込予約をしたいですけどできますか」と尋ねると、4時まで大丈夫ですよ、とのこと。

で、一件落着。

私の人生そのままの、すべり込みセーフ。

ということで正気を取り戻していたのに、その後の4連休でまたしても正気を失っていた。

明日は、火曜日。連休終わりの仕事初め。

仕事もやまほど残っている。

さあ、今からAmazonで井上尚弥のタイトルマッチが待っている。

明日から、明日から。

 

今日は大谷翔平選手が4打数4安打ホームラン2本。

井上尚弥はKO勝利をすることだろう。

日々、目標に向けて命がけの努力。

その反対が拙。

 

2024年5月 5日 (日)

大人の事情 権力者の都合

5日2日の朝日新聞「声」の欄に、広島市の8月6日の平和記念式に、ロシアとベラルーシの代表を招待せず、イスラエルの代表は招待するのはおかしいという投稿があった。

これが本当なら、投稿者の意見のとおり「これはどう見てもおかしい」と私も思う。

イスラエルのガザ地区への軍事攻撃での死者は3万人を超えている。

「世界のどの国の人も広島に来て、被爆の実相を見てもらいたい」という、松井広島市長の主旨なのだとしたら、ロシアもベラルーシの代表にもて被爆の実相をみてもらわないと言葉の整合性がとれないのではないのか。

平和訴えている広島市長もアメリカの意向を忖度するのか。

戦争を起こす立場の人は、常に国民を守る正義のためと言うが、過去の戦争を見ているとすべて戦争を起こす人の事情から戦争を初め、国民がその犠牲になっている。

常に、現実に今も、戦争を指揮する人は安全なところにいて国民に国のために血を流せと言っている。

私が、なにをほざいてもどうにもなることではないが、私は痛い思い苦しい目にあいたくないし、人を傷めつけたり殺したくないだけの戦争が恐い臆病者だから、「声」の欄の投稿を見て、いたたまれなくなって投書してしまった。

 

「声」の欄の投稿は本当なのだろうか。

私は、テレビのニュースワイドショーや新聞をよく見ている方だと思うが、私の見る限り広島の平和式典招待についてのマスメディアの意見を今日までは目にしていない。

マスコミも大人の事情か。

 

2024年5月 4日 (土)

ゴールデンウィークは認知症を発症させる

先月・4月18日のブログに長谷川式認知症スケールの話を書いた。

今日私が、この検査を受けたら第2問は点数が取れなかっただろう。

長谷川式認知スケールでの問診の第2問は、こうだ。

今日は何年ですか。何月ですか。何日ですか。何曜日ですか。

各質問、それぞれ答えられたら1点で計4点となる問題だ。

今日、私がその検査を受けたら、何年かはわかる。令和6年は即答できただろう。

何月?となると、一瞬考えたことだろう。うーんと。ゴールデンウィークの後半だから5月か。これも答えられた。

何日?これは即答できたかどうか自信が無い。3日だったか?・・4日だったか?・・ん?5日だったか?

何曜日?これは、おそらく正確に自信をもっては答えられなかっただろう。

 

実は今朝、私はいつもよりちょっと遅く起き出した。

居間に行くとテレビがついていた。

いつも見ている番組とは違うなと思って、家内に「これ何チャンネル?」と聞くと、51チャンネルだという。

「51チャンネル?いつも見ている番組じゃないよね?」と聞くと、家内は、土曜日はいつもこれを見ているよと答えた。

そうか。今日は土曜日だった。

ゴールデンウィークの休みが続いたもので、曜日の感覚を失っていた。

こんなことって、私だけじゃない。

いろんなことで、認知症の判定が必要な場面があるのだけれど、多くの人が、この長谷川式認知症スケールを使っている。

判定方法の一つではあるかもしれないが、人の尊厳にかかわる判定をする人は、それぞれ個性を持って心のある判定をしてもらいたいものだ。

 

 

2024年5月 3日 (金)

憲法記念日

今日憲法記念日。

新聞紙面やテレビ報道での憲法論議はひと昔前に比べるとささやかな感じになっている。

私が習った憲法とは、国民の権利や自由を守るために国家権力を制限すること。

国がやってはならないことを決めたものだと理解している。

それがどうもさっ込んでは、国のために国民がどうあるべきかという理論が跋扈している気がする。

戦争は国民のために戦うものではなく、戦争で得する階級の者が己の利益のために国民に血を流させること。

こんなことを言い張る戦争を体験した政治家や学識者、インフルエンサーが、次々に表舞台から消えていっている。

私ごときがどうすることもできないけど、自由に意見が言える時代が少しでも長く続くことを祈っている。

2024年5月 2日 (木)

連休騒動

明日から4連休。

テレビは、連休の話題で番組を盛り上げようとするが、今一つ。

連休の話題が今一つと思うのは、自分が連休に特別な行事が無いせいなのかもしれない。

「今一つ」なのは、連休で人がごった返する中で愉しんでいるシーンの主人公が外国人にとって代わられているせいなのではないか。

テレビが騒いでいるネタのもう一つが、円安と物価高騰。

オリーブオイルが80%も値上げするという話もあって、今日の発表では食料品全体の物価も30%上昇しているという報道もあった。

こんな話題の主役としては日本人の庶民が登場する。

訪日外国人は円安で優雅に食事や買い物を堪能する。

ハワイに行きの日本人へのインタビューで、円安とアメリカの物価高のため、ハワイでの食費を節約するために米を持参して自炊するなんて言う人がいた。

現地での食事を楽しんでこそのハワイ旅行なんだろうに。

日本人と訪日外国人とのギャップが悲しい。

だからというわけではないが、「武士は食わねど高楊枝」とばかり、拙は自宅で積読蔵書を開いての読書三昧を楽しむことにする。

2024年5月 1日 (水)

5月1日 ヒートテックを脱いだ

今日は5月1日。ヒートテックを脱いだ。

今年は例年よりヒートテックを脱ぐのが遅くなったような気がする。

今年は、例年よりに早く冬が去って、すぐにでも夏が来るような話だった。

それで拙は、4月の初旬にヒートテックのタイツを脱いだ。

すぐにでも夏が来て、記録的な暑さになるというような話だったのだが、タイツを脱いだ次の日から、なんだか肌寒い日が続いて、拙はヒートテックの肌着を脱ぐことができなかった。

連休前の天気予報では、連休は猛暑ということだったはずだ。

マスコミは異常現象が好きだから、猛暑猛暑とあおりたくて猛暑の映像をかき集めて報道していた。

しかし、少なくとも当地(宮崎県の北端の町・延岡市)は、暑い日は来ていない。

朝、晩は、ヒートテックを着ていてちょうどよい。

この2カ月、暑くなるぞ、暑くなるぞの天気報道を懐疑の目でみてきたが、今日はというか本当は昨日の夜、風呂から出て下着なしにパジャマに着替えた。

そして今日、朝からの雨の中、1日の神社参りをしたが雨の冷たさは感じなかった。

拙は昨日、正気にもどっていたもので、5月の初日は好発進のだった。

明日の予定までは詰まっている。

明日の予定をこなせば、ゆったりと3連休を過せそうだ。

遠出はせず、たまっている積読本を読むことにしよう。

 

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