ゴールデンウィークは認知症を発症させる
先月・4月18日のブログに長谷川式認知症スケールの話を書いた。
今日私が、この検査を受けたら第2問は点数が取れなかっただろう。
長谷川式認知スケールでの問診の第2問は、こうだ。
今日は何年ですか。何月ですか。何日ですか。何曜日ですか。
各質問、それぞれ答えられたら1点で計4点となる問題だ。
今日、私がその検査を受けたら、何年かはわかる。令和6年は即答できただろう。
何月?となると、一瞬考えたことだろう。うーんと。ゴールデンウィークの後半だから5月か。これも答えられた。
何日?これは即答できたかどうか自信が無い。3日だったか?・・4日だったか?・・ん?5日だったか?
何曜日?これは、おそらく正確に自信をもっては答えられなかっただろう。
実は今朝、私はいつもよりちょっと遅く起き出した。
居間に行くとテレビがついていた。
いつも見ている番組とは違うなと思って、家内に「これ何チャンネル?」と聞くと、51チャンネルだという。
「51チャンネル?いつも見ている番組じゃないよね?」と聞くと、家内は、土曜日はいつもこれを見ているよと答えた。
そうか。今日は土曜日だった。
ゴールデンウィークの休みが続いたもので、曜日の感覚を失っていた。
こんなことって、私だけじゃない。
いろんなことで、認知症の判定が必要な場面があるのだけれど、多くの人が、この長谷川式認知症スケールを使っている。
判定方法の一つではあるかもしれないが、人の尊厳にかかわる判定をする人は、それぞれ個性を持って心のある判定をしてもらいたいものだ。
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