首輪、足枷 鎖につながれている
先日、大宅映子さんが、「1日の3分の1くらいの時間を物を探す時間に使っている」と嘆いていた。
私は、こんな話を聞くと、自分だけじゃないんだな。こんなに聡明な人でも忘れ物探しに時間を費やしているんだとうれしくなる。
私が一番もの探しに時間を取られる代表は、携帯電話、手帳、鍵である。
探し物をしないための一番のコツは、使ったものをすぐに元の場所に戻すこと。
そんなことは、わかっている。けど、それができないから、物を探すことになるのだ。
それで私が、その対策としてやっているのが携帯電話、手帳、鍵を自分の体につないでおくことだ。
その姿がこれ。
胸のポケットに小型スマートフォン。右のポケットに母艦スマートフォン。左のポケットが手帳。
これをそれぞれ、伸び縮みするストラップでつながっている。
ストラップは、愛するダイソー製。
ストラップがビニールのスプリングで、伸び縮する。
ワニの口のようなクリップが付いていて、それでポケットにとめている。
鍵も、ダイソー。80cmくらいのひもがバネで巻き込まれるタイプのキーホルダーである。
鍵は、体から離すと必ず置き忘れしてしまう。だから、車に乗るときもキーホルダーにつないだまま運転している。
こんな対策をしても、1日に数時間をもの探しの時間に使ってしまう。
とはいえ、私は、これが認知症の始まりの物忘れだとは悲観していない。
私は子供のころから、物忘れが多かった。
それは今と変わりがない。
最近、ADHDという症状が流行のようにとりざたされているが、実に、これは私の症状。
知的な劣化を伴わない発達性障害だと私は自己診断している。
病気というよりも先天的な特質で、完全には治しようがないのだ。
だから、その特質を理解して、その欠点をカバーすることが肝要。
幸い私は、子供のころから便利グッズを探して使うことが趣味みたいなもの。
周囲の人から、「あんたは、ほんとに変わったものを見つけては喜んでいるね」とわらわれるが、楽しく自分の欠点とともに生きていたけっかなのである。
この年になっても(実年齢は伏せさせていただきますが)、楽しくやっているのであります。
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