7月1日。
半年があっという間に過ぎた。
「月日の経つのが年々早くなる」というのは、誰しもが感じていることのようだが、とにかく時間が経つのは早い。
私の場合は、やるべきことをやらないままに時間が過ぎて行って、昨日も急遽、引き渡し日が迫っている住宅の庭の草取りに行ってきた。
契約から引き渡しまで1週間しかなかったもので、いつも頼んでいる業者さんが仕事が詰まっていて受けてもらえなかったので、自分でやれる範囲で草取りをしてきた。
商談中に手配することもできたのに、契約してからでいいと先送りしていたのがまずかった。
頭の中では、3時間もあれば終わると思っていたのだが、ここ一カ月の雨で雑草が見事に成長していて、昼からはじめて夕方までかかってしまった。
おかげで、今日は全身筋肉痛で、1日中事務所にいて、たまった仕事の整理をしていた。
その仕事の一つで、先週末に始めたスマートフォンの機種変更のデータ移行にも時間を割いた。
グーグルアカウントで自動的に移動できるアプリもあるのだが、個別で引き継がなくてはいけないアプリが多い。
Amazonや楽天などの通販や銀行系のアプリ、電子マネー電子決済のようにログインを要するアプリは、一つ一つIDとパスワードを入力して設定しなければならない。
その作業が膨大で、結局、今日も移動は終わらなかった。
新機種以降の作業を中断させることになった大きな原因は、私が利用しているブログサイトの「ココログ」アプリの移動でつまづいたことだ。
SNSのアプリの移動は個別にやらなければいけないのだが、「Google play」で「ココログ」を検索したのだが「ココログ」のアプリが見つからないのだ。
ココログアプリはどうなっているのかを検索してみたら、ココログフリーは2024年4月で新規受付が停止になっている。
なんと、公式ココログスマートフォンアプリを終了しますという告示もある。
ココログは、ずいぶん前から使いにくくなっていて、それが私の更新が途切れだした原因でもあるのだけど、サポートの窓口が見つからないのだ。
一番衝撃的だったのが、去年有料プランをフリープランに戻そうと思ったのだが、IDとパスワードが必要だとなっていた。
ノートに記録してあるIDとパスワードを入力したのだが、間違っていると表示される。
どうしたらいいものかと、検索しまくってやっとサポートに電話がつながったのだが、〇〇年で経営が変わっているので、それ以前のことについては当社ではわかりかねますという回答だった。
有料プランで月々の会費を引き落としされているのだから、調べる方法はあるはずなのだが、IDとパスワードがないと調べようがないとの回答。
10年以上続けてきているブログだから、閉鎖してしまうのも惜しいし、パソコンでの更新はできるのでそのまま継続してきていたのだが、早めに行動に移さないといけない時期のようだ。
会員のページからサポート先が見つからないというのがいけない。
スマートフォンの機種変更に取りかかってみて、利用しているブログサイトの「ココログ」アプリの終了を知って、ちょっと焦っている7月1日となった。
私たちは、インターネットで無料で様々な情報を手に入れる代償として、自分たちのプライバシーを提供させられているのだ。
私は、インターネットを使う限りプライバシーはないと割り切っているのだが、最近、何を検索した結果かなのかわからないが、デジタルカメラの広告や記事が送り込まれてくる。
中でも、コダックのコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)FZ55の記事が、頻繁に送り込まれてくる。
私のネット環境の中では、いわゆるFZ55 がバズっている商品となっている。
送り込まれてくる広告記事によると2万円を切った価格で高性能なカメラだと絶賛されている。
2万円というのは私が手を出しやすい価格だ。
購入しようかと思ってネットショップを探したのだが、新品として販売している店が無い。
検索にかかってくるのは、メルカリや楽天、Yahooショップ。
中古品として販売されているものが多くて、中古品なのに販売価格が24,000円前後で売られている。
新品未使用なんてのもあるが、それだと26,000円から29,000円以上の価格がついている。
2年前くらいに発売されたようだが、現在は製造停止になっているのか品切れなのか、とにかく品薄のせいなのだろう。定価より高額で販売されている。
話題になっているけど品切れとなると、欲しいとは思うのだが定価より高く買おうとまでは思わない。
中古でいいから定価程度で売っている人はいないか、いろいろ検索していたら、これがよくない。
検索を繰り返したもので、パソコンやスマホを開くとFZ55に関連する記事がベタベタと張り付く結果になってしまった。
2万円以下で以下で買えるKodak FZ55 とか、1万円台で買えるKodakのコンデジ、なんて見出しの広告見出しがどかどか貼り付けられてくる。
そんな広告をクリックするもので、さらに同じような広告が張り付くという悪循環。
結局、現在は新品を定価で売っている店はいないと理解させられた。
しかし、送り付け広告をクリックしていたら、今、10年以上前のコンパクトデジタルカメラがちょっとしたブームになっていることを知った。
私も、10年くらい前には、デジタルカメラを何台も購入した記憶がある。
デジカメの創成期には、日本中の電機メーカーがデジカメを販売していて、新機能を搭載した新製品が次々に登場してきた。
画素数の競争も展開された。
最初は数百万画素。それがすぐに数千画素となり、1万画素という新製品も登場してきた。
コンパクトさの競争。さらにはズーム機能。
同じ価格で機能くなった製品が次々と売りに出される。
最初にとびついた数十万画素なんてカメラは、次に数百画素のカメラが出たらもう使い物にはならない。
この時代のデジカメは、けたたましい進化をしていて、新製品が出るたびに買い替えざるを得ななかった。
電気量販店の売り場でも、デジカメのコーナーは花形コーナー。百花繚乱、あれもこれも、買って帰りたいカメラであふれていた。
そんなブームも、マートフォンのカメラの進化で急激に衰えた。
私も、会社のホームぺー掲載の物件写真用にミラーレスカメラを購入してからは、新しいカメラに対する興味を失っていた。
それがこのところの、インタネットの世界から押しかけてきたコンパクトデジカメブーム。
販売価格は19,800円だったカメラが、メルカリなどの販売サイトで24,000円程度で売られているというわけだ。
しかし、つい先日まで19,800円だったものを24,000円で買うのはなんだか気に入らない。
ほぼ同類のFZ45はまだ販売されていて、メーカーの希望価格よりやすい16,000円台でも手に入る。
私としては、電池式のほうが好みではあるのだが、サイズが若干大きいのが気に入らなくてどうしようかと迷っていた。
迷っていたら、こちらの方も品薄となってしまって新品が定価では手に入らなくなった。
他に類似のものはないかと、あれこれとコンデジを検索していたら、一世を風靡した5万円程度のコンデジは壊滅していて、高級コンデジとして10万円以上20万円前後の製品は生き残っていた。
そして知ったのが、往年を風靡していたコンデジがオールドコンデジの小さなブーム。
レトロで面白い画像が撮れるということで、小さなマーケットができていた。
そんなサイトをながめていたら、私が処分しかねて保存していたコンデジが人気の品となっていた。
それがこれ、キャノンA1200
サイズ的には、絶賛売り切れ任期中のFZ55と、ほぼ同じサイズ。(手は私の手です。年齢がでてしまってるなあ)
専用バッテリーが切れたときの予備用として、わざわざ電池式のカメラとして購入していたものだ。
十数年前に買ったものだが、中古市場で13,000円以上で売れている。
気分がよくなって、机の中やロッカーを探してみたら、使えそうなデジカメだけでも4台あった。
左上から時計周りに、Cannon PowerShot Panasonic LMIX Cannon IXY Ricoh Caplio
大きさがわかるように、右下はクレジットカード。
ヒマだもので、これらのデジカメをメルカリで探してみたら、すべてが売却可能。
一番安いもので5,000円程度、1万円以上で売れそうなものが2台。1万円弱が1台。
充電器もとってあったので、充電して撮影してみたら、これがなかなかいける。
ブログ程度だったらこれでも十分。
ちなみに最近アップした画像はCannon PowerShot で撮ったものだ。
スマホより扱いやすい。
ブログ程度だったら十分きれいな画像だ。
高機能なスマートフォンを使っている若い人にとっては、これがレトロな画像ということになるのだそうだ。
久しぶりに使ってみたら、なんとも使いやすい。
私は、ブログ用にはこのオールドデジカメを多用することになりそうだ。
しばらく使ってみて、いらないものは子供にあげるか、メルカリで処分するか。
とりあえずは、楽しいおもちゃとして遊んでみようと思っている。