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2024年9月

2024年9月27日 (金)

袴田事件 大谷翔平地区優勝 自民党総裁選挙

今日は大きな出来事の多い日だった。

袴田事件再審無罪判決。

ドジャースが大谷翔平選手の活躍で地区優勝。

自民党総裁選で石破さんが新総裁に。

テレビで大騒ぎしているほどの大問題ではないと思うのだが、兵庫県斎藤知事の出直し選挙出馬。

 

どれも大きな出来事だが、こんな時に限ってよくあることなのだが、私は小さな出来事に1日中振り回された。

まだその小さな出来事の始末が終わらなくて、ゆっくりパソコンに向かう時間が無い。

 

そんな中で、一番言っておきたいのは、一番個人的に身につまされる大問題は袴田事件のことだ。

日本の司法制度だと、いつ自分の身に起きるかもしれない問題なのだ。

大谷選手の活躍は、私にとっても最大の注目しているニュースだし、自民党総裁選も大いに気になる結果だけど、それがそのまま自分の身に直接影響を与える問題ではない。

しかし、袴田事件の問題点は、いつ私の身に及ぶことになるかわからない怖い問題だと思っている。

犯罪とは全く無関係な立場であっても、誰かが悪意に犯罪者に仕立てようとして告発され逮捕されてしまったら、そこから抜け出す方法はないのだ。

このことは、私が私の身の回りで体験したことで何度か書いてきているが、無実であっても疑われて逮捕されてしまうと、自白するまで監禁されてしまうというの日本が日本の現実だ。

怖がりで小心者の私としては、日本の司法が、憲法に遵守した運営がなされることを切望している。

 

時間がないので、また時間を見つけて主張していきたい。

今は、痩せガエルの独り言だが。

 

2024年9月23日 (月)

秋分の日 暦の通り 暑さ寒さも彼岸まで

今日は秋分の日。彼岸の中日(ちゅうにち)。

今年は、まさに暑さ寒さも彼岸までの言葉の通り、今朝はちょっと肌寒く感じるほどの涼しさだった。

朝のワイドショーで、今朝の気温は6月なんにちか以来の気温だそうだ。

猛暑、猛暑の残暑、残暑。

近年、その年だけが特別なような言い方になっているけど、大昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言ってきた。

ということは、9月になっても暑い年は珍しくないってことだろう。

人は、苦しいことや辛いことは過大に感じる、愚痴の多い生き物なのだ。

何度も言ったことだが、ワイドショーなんかは「良い気候になりましたね」と喜びの声を上げる時間は短い。

楽しいこと、幸せなことは、当たり前のこととして、ことさらに喜びや感謝の言葉は発さない。

そもそも、ワイドショーってのは視聴率第一で作っているわけで、ジャーナリズムではない。

人の小さな幸せなんてものでは視聴率は取れない。

それは人間がゲスであるってことで、人の不幸は蜜の味。

人の悪口を肴に飲む酒が一番おいしいなんて言葉もある。

 

一つ今日は、自然が運んでくれた秋の気配に、ひとりで感謝することにしよう。

2024年9月22日 (日)

なんということ 能登半島地震被災地域が豪雨災害

昨日、夕方のテレビの石川県能登地方の豪雨被害の映像には言葉を失った。

街が川の底に沈んでしまったような映像が流れている。

さらに驚いたのは、ニュースから聞こえてくる被災地の地名だった。

大きな被害が出ているのは、「輪島市、珠洲市、能登町」だと言っている。

1月1日の地震の被災地そのものじゃないか。

昼間、スマートフォンに、石川県に線状降水帯による豪雨災害が発生しているというニュースが入っていたが、地震被災地にだとに集中しているとは思わなかった。

テレビに表示されている地図を見ると、豪雨の被災地は能登半島地震の被災地の地図にそのまま重なっている。

地震被災者用の仮設住宅も床上浸水している。

なんということ。なぜ、同じところに。

豪雨の被害がもっと広範囲で、その一部に能登がはいっているのであれば、まだ理解ができる。

しかし、地震の被災地と寸分たがわない地域を限定して豪雨を降らせている。

まだ地震の後片付けにも手をつけられないまま、避難していた仮設住宅が水に浸かってしまった被災者は心が折れてしまうのではないか。

 

 

おかけする言葉も見つからない。

2024年9月21日 (土)

大谷サン

なにはともあれ、大谷サン。

すごいですね。

前人未到の50ホームラン・50盗塁をやれるのか。

やりそうだな。

間違いなくやれるな。

達成はいつになるのだろう。

記録達成目前で、数試合ホームランが止まった(ように感じた)。

一昨年、ヤクルトスワローズの村上選手がホームランを打ちまくり、あっさり王さんのホームラン日本記録55本に並んだと思ったら、それから12試合53打席ホームラン無しの大スランプに陥ったことを思い出していた。

大谷サンにも大記録を目前にしたプレッシャーがあるのだろう。

そう思っていた矢先、大谷サンはあっさり大記録を達成した。

それも一試合で、6打数3本塁打10打点という劇的な形で。

もう、何にも言えねー。

それにしても大谷サンは、すべての人を楽しく幸せにしてくれる。

我々世代の大スターであった、長嶋さんも王さんも、石原裕次郎だって、アンチはいた。

だけど、大谷サンへのアンチの声は聞こえてこない。

 

大谷サンのような勢いで戦争をやめさせるような人は出ないものかなあ。

2024年9月18日 (水)

厳罰の必要性をていねいに説明してもらいたい

17日、福島第一原発2号機で実施予定だった燃料デブリの試験的な取り出しが、またしても失敗に終わった。

これは、8月22日に取り出し作業にとりかかったものだが、装置の接続順のミスが発覚して中断して、再発防止策をとって今月10日に作業を再開したものだ。

再発防止策をとってかかったはずなのに、今度は、 使う装置のカメラ映像が確認できなくなったということで中断。

原因は調査中で、再開の見通しも立っていないという。

もともと、政府と東電は当初、2号機での試験的な燃料デブリ取り出しを2021年までに始める予定だった。

莫大な国費も投じながら、ロボットアームの開発の遅れなどでこれまでに3回延期してきた。

880トンの燃料デブリがあるとされているのに、事故から13年半が経つというのに、たった3グラム以下を試験的に取り出す作業に着手するという話なのだ。

デブリの組成や硬さなどはわかっておらず、燃料デブリの本格的取り出しに向けて、まずは3グラム以下を試験的に取り出し、分析するというなんとものんびりした計画なのだ。

3グラム以下という言い方も、なんとも理解しがたい。

取り出せるのは0.1グラムということもあるわけだ。

事故から13年ですよ。

本当のところは、どうしていいかわからない。

とにかく、一所懸命やっているふりをしておこうということではないのか。

必至になって試験的な取り出し方を検討している姿を見せて、時間を引き延ばせるだけ引き延ばして、なんとか国民の非難の声が収まるのを待っているのではないか。

ようやっとのことで耳の垢くらいのデブリの取り出しに成功したら、取り出しに成功しましたよと手柄を立てて見せて期待を持たせ、次には成分の分析でまた時間稼ぎをする。

分析が終わったら、そこからまた取り出し作業方法の検討に入る。

時間稼ぎをしている間に、自己の責任を負うべき立場の人たちは、先に此の世を去っていく。

 

いったん事故を起こしてしまうと、処理方法の無い原発を、どうしてさらに推進しなければならないという流れを作ろうとしているのだろう。

今後は絶対に事故は起こさないといっているが、世界中から注目を浴びていて、見事に成功させなければいけないデブリの取り出し作業でさえ、単純な作業ミスで失敗したり、原因もわからない故障で失敗している。

原発が必要だという考えの人は、原発は安全なんだと見え見えの嘘をつくより、こんなに危険な原発でも、人間社会を維持するのに必要なんですよと納得できる説明をしてもらいたい。

 

 

 

2024年9月17日 (火)

衝撃 朝日新聞大スクープ   安倍元総理 統一教会会長と面談

今朝の朝刊を手にして、びっくりした。

一面ぶち抜きで、「安倍氏、旧統一教会会長と面談」の見出し。

カラー写真の中央に安倍総理と並んで統一教会の会長。

その右側には萩生田光一さん、岸信夫さんと統一教会幹部、左側には勝共連合の二人の幹部。

自民党本部の総裁応接室で撮られた写真だ。

時期は2013年の参議院選挙直前。

 

衝撃的なニュースだが、私は、今朝のワイドショーでは見ていない。

 

インターネット検索をしてたが、朝日新聞のスクープのようだ。

 

その中で、「x」でトレンド入りした「写真は私」という記事。

この明々白々な写真について問われた羽生田さんが、写真は私と認めつつも「記録はなく、記憶もない」と、なんとも言い訳にならない回答。

岸信夫さんも「確認できなかった」と述べているとのこと。

 

今、時の人となっている齊藤兵庫県知事にも見るように、事実をつきつけられても一切認めず、都合の悪いことは忘れきることができることが政治家の特性のようだ。

 

総選挙を見据えた自民党総裁選で、悪い流れを断ち切ろうとしていたこの時期の大スクープ。

 

どうなることだろう。

 

 

 

 

 

2024年9月16日 (月)

警察からの電話

電話が入った。

表示されている番号は、市内の固定電話の番号だった。

なんだか見覚えのあるような気もする。

ん? 末尾が0110。

これって、警察署の番号だ。

警察からの電話となると、なぜかドキッとする。

警察にごやっかいになるような悪いことをした覚えはないのだが、警察からの電話というのは楽しい話ではないことは確かだ。

なんだろう?

子供が交通事故にあったのではないか?

管理しているアパートで事件でもあったのか?

不安がよぎる。

同時に、一昨日から、普段の買い物用のダイレックスのクレジットカードが見つからなくて、家の中で紛失したと思っていたのだが、外で落としていて警察に届いているという電話なのか?という都合のいい想像もした。

まさか、昨日のブログで警察の悪口になる内容を書いたことでの苦情の電話ではないかということはあり得ないことだろうが、まったくないとは言えないなと、ちょっとだけ不安がよぎる。

一瞬で、いろいろ想像しながら受話器を取った。

「こちらは延岡警察署からですが・・・・」

やっぱり警察署からの電話だった。

犯罪をした覚えはないのだが、なぜか緊張がはしる。

「延岡駅近くの〇〇ビルの管理は、そちらでやられていますか」

想定していた内容のひとつだった。

泥棒が入ったのか。入居者が問題を起こしたのか。

入居者のことで問い合わせを受けた経験も何度かある。

何だろう?

「はい。〇〇ビルは当社の管理ですが、なにかありましたか」

気の弱い悪徳不動産屋としては、不安をいだきつつも平静を装って冷静に応対する。

「実は、〇〇ビルに長期間放置されている自転車がありまして、そのことで管理者様にお話があるので、お伺いしたいのですが・・」

私が責められる話ではないようでほっとしたが、自転車置き場のないビルだから、入居者が路上に放置しているのでなんとかしろというはなしだとちょっと面倒だ。

「どういう話でしょう?」と聞くと、警察で放置自転車の処分をするので管理者様の同意の署名と印鑑をいただきたいのですが、ご協力願えませんでしょうか」

私は、ここで完全に心が安らいだ。

ラッキーなことに、近所の人から警察に放置自転車があるという苦情があって、警察で調べてみたら盗難車だったというのである。

盗難車であれば、警察が収容することになる。

そのために、自転車の放置場所の管理者としての印鑑をもらいたいというのである。

 

これは、はなはだ幸運なことなのだ。

これが盗難車でなかったら、法にのっとって処分するとなると、なかなか大変なのだ。

空き地とか駐車場と言った私有地に不法に放置された車や自転車は、勝手に処分すると窃盗罪や損害賠償で訴えられることになる。

私の経験でも、私有地に無断で放置されたままになってた車の撤去について警察に相談しても、民事問題だからということで警察は撤去はしてもらえなかった。

悪意で、ナンバープレートをはずした車を放置されでもすると、結構大変なことになる。

壊れかかっててゴミみたいな車であっても、勝手に処分はできない。

法律違反になるから、まっとうな車の解体業者さんだと、移動も引き取りもしてくれない。

正統な法律手続きをとって処分するには、弁護士に依頼しなければないが、40,50万円の費用がかかってしまう。

 

さらに私にとってラッキーだったのは、担当の警察官がうら若き、かわいい女性であったこと。

こんなことを言うとジェンダー差別だと叱られるかもしれないが、相手がいかつい男性警察官であったら、なんとなくこちらが緊張してしまう。

まだ赴任して間もないようで、非常に恐縮した感じで丁寧に手続きの書類を作成されていた。

 

重ねての話になるが、私有地に悪意の放置車両の処理は大変です。

ということで、今回はラッキーでした。

 

昨日のブログの話とは外れるが、多くの場合は警察は国民の安全を守ってくれているのですよ。

 

 

2024年9月15日 (日)

憲法 どうなっているの?

今回、憲法を読むきっかけになったのは、つい最近出版された角川歴彦著「人間の証明」を読んだことだ。

角川歴彦さんは、角川書店創業者の次男。

「人間の証明」は、森村誠一著で同名の本がある。

映画化もされ累計700万部を超す大ベストセラー森村誠一の代表作である。

しかも出版は角川出版。

なぜ、出版会社が経営者の手による手記本を出版したのか気になって私は本を手にした。

角川歴彦さんは東京オリンピック贈収賄の疑いで逮捕され、一貫して無罪を主張し続け226日もの長期にわたって勾留された。

角川歴彦さんの「人間の証明」は、自らが体験した、拷問とも呼べる「人質司法」の非人道性、違法性を広く世に問うとして、森村誠一さんの遺族の了解のもとに出版されたものだった。

「『人質司法』をなくすために、死力をつくして最後の闘いをする」という氏の使命感が語りつくされている。

 

昔、私の知人で、虚偽の通報により逮捕され1カ月くらい勾留された人がいる。

1人は婦女暴行事件。

もう1人は賭博の罪。

2人とも、まったく事実無根の通報がされ、それに伴って逮捕された。

逮捕については新聞テレビで報道された。

幸い、通報者の通報内容があまりも不自然で、虚偽の通報であることが判明して無罪放免となった。

しかし、無罪となったことは新聞テレビでは報道してくれない。

まったくの無実の罪であったが、2人とも1カ月近い勾留を受け、その間一切の外界との接触が遮断された。

無罪釈放されたが職を失い、人生は大きく狂ってしまった。

せめてマスコミが救済してくれるといいのだけど、こんな金にならないことにはかかりあってもらえない。

 

憲法34条には、「直ちに弁護人に依頼する権利を与えられなければ、抑留又は拘禁されない」とある。

憲法38条には、「何人も、自己に不利益な供述を強要されない」「不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない」とある。

 

しかし現実には、逮捕されると罪を認めるまでは、一切の外界との連絡は遮断されてしまう。

角川さんの勾留期間は226日。

郵便不正事件の村木厚子氏は164日。

衆議院議員だった鈴木宗男氏の未決勾留日数は437日。(なぜか、鈴木氏の勾留日数については、なかなか検索結果が得られなかった)

 

だれかに恨まれて、虚偽通報されて逮捕されると、通常の場合そこで人生は破綻してしまう。

テレビドラマで「弁護士を呼んでくれ」は、実際には通用しないのだ。

 

心配性の私は、そんなことになったらどうしようと不安になって憲法を読み直した次第。

 

憲法の条文には、「直ちに弁護人に依頼する権利を与えられなければ、抑留又は拘禁されない」「不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない」と書いてあるのだけど、法の番人裁判所はどう解釈しているのだろうか。

 

2024年9月12日 (木)

憲法

今、私は憲法を読んでいます。

日本国憲法です。

憲法は103条。

ページ数におさまる短編です。

いろいろな事案や裁判において、違憲だ合憲だと話題に上がるが、はずかしながら私は、全条文をじっくり読み解いたことがない。

なにを血迷ったのか、今日、ふと憲法とは何なのかが気になって、座左(私の事務所の本棚は事務机の左にあるので座右の書とはならない)にある小六法を開いて第1条から読み始めました。

今、電話が入って中断します。

 

 

私は毎日、何もしない時間が結構多いのですが、何かやろうとすると用事が入ります。

昨日も、一昨日も、ブログを書き始めたところに電話が入りまして、2日間更新が空白になってしまいました。

 

 

 

 

 

2024年9月 9日 (月)

兵庫県知事 出直し選挙で再選はあるか

パワハラなどの疑惑で告発されて大炎上してる兵庫県の斎藤元彦知事に、兵庫県議会の第2会派である「兵庫維新の会」が斎藤知事に対し、辞職を求めた上で、「出直し選挙」で民意を問うべきだとする申し入れを行ったそうだ。

果たして斎藤知事は辞職するだろうか。

すんなり辞職するとは思わないが、辞職して出直し選挙で民意を問うべきだという兵庫維新の会の意見がなんとも腑に落ちない感じだ。

県議会で県知事の不信任案が可決されると、不信任を受けた首長は辞職するか、10日以内に議会を解散することがでる。

知事は解散しなければ失職するから、死なばもろともとばかりに議会を解散するかもしれない。

兵庫維新の会の意見がまわりくどいのは、斎藤知事が兵庫維新の会を支持母体としているからだ。

議会に不信任案を提出されて不信任案が可決されたら、この知事がすんなり辞職するとは思えない。

県議会で不信任案を提出されとしたら、維新の会としてもそれに反対票を投じざるを得ないだろう。

そうなって議会解散となって県議会の選挙となると、知事を支持してきた兵庫維新の会は議席を大幅に失うことは目に見えている。

知事が自ら辞職してくれれば、県議会の解散はないから、当面の県議会での議席は確保される。

こういうことだから、兵庫維新の会は裏では必死になって辞職を呼び掛けていることだろう。

取引条件として、出直し選挙では裏で応援するなんてことも言っているかもしれない。

 

つらつらと、こんな知事の再選はあるだろうかと考えるのだが、ないとは言えない。

かの、常習的脅迫・暴力行為法違反の罪に伏した、暴露系ユーチューバー・「ガーシー」氏は、支援団体無しで参議院選挙で当選した。

恥ずかしながら、私の郷土宮崎県の宮崎市議会議員選では、後に性的暴行の罪で実刑判決を受けたスーパークレージー君を宮崎市民は2位で当選させた。

斎藤知事も、やりかたをうまくやれば、東京都知事選で蓮舫氏を破って2位の得票を得た石丸氏の立ち位置を取れたのではないか。

斎藤知事の失態を見て、石丸氏は同じ轍は踏まないだろうが、石丸氏の安芸高田市長時代の過激な発言の動画がYouTubeで話題となっての都知事選の結果だった。

私は、石丸氏のYouTubeの動画を見ていると、斎藤知事と似た色を感じてしまう。

トランプさんしかり。

小泉さんにもそれを感じる。

インターネットの世界は、過激に一方向に極端に偏った言動が、一部の一定数の強力な支持を得ることで全体を掌握するという傾向が見られる。

 

結局、選んだのは選挙民であることを選挙民が自覚することだ。

結果は自らが選んだ結果であることを。

2024年9月 7日 (土)

テレビは自民党の選挙応援特番    小泉進次郎候補 演技が達者だなあ

今やテレビは自民党の選挙応援特番。

小泉進次郎候補の演技が秀逸。

喋りがうまい。

なにか変えてくれそうという期待を抱かせるスローガンだけの連発。

岸田さんのままだったら、裏金問題で自民党は惨敗必至という感じに追い込まれていた。

小泉候補は、それを一気に切り崩してくれそうなキャッチコピーをばらまいている。

総理になったら直ちに解散して、国民に自分の掲げる政策の審議を問うなどと、うまい選挙戦略を展開している。

自民党の最大の汚点となっている裏金問題には触れない。

自分が自民党の古い体質をぶっ壊す。それを是とするか非とするかを問うという戦略だ。

父親の純一郎氏が、郵政民営化が是か非かということ以外の論点には目を向けさせない戦い方をしたが、それに似たやり方を感じる。

候補者たちの立候補の弁を聞いていて感じることは、全員、どうふるまえば総裁選に勝てるかという戦略なんだなということ。

選挙ファースト。そう見てしまうのは私の素養が薄弱だからなのだろうか。

2024年9月 6日 (金)

河野さんを総理大臣にしたら大変だ!

次期自民党葬参戦に立候補している河野デジタル大臣が、年末調整を廃止し全国民が確定申告をする仕組みを導入することを公約に掲げている。

この人、自民党の異端児といわれ、実行力、突破力を売り物にして官僚を引っ張りまわして、新しい世の中を作ってくれるかと期待していたのだが、どうもスタンドプレーの人のようでガッカリしている。

デジタル大臣になったときには、突然保険証を廃止してマイナンバーカードに置き換えると言い出して、作成は任意だったはずのマイナンバーカードを、実質強制的なものとした。

私はこの時、近々保険証が廃止になるのであればポイントをもらったほうがいいと思ってマイナンバーカードを作った。

しかし、私の行きつけの病院でマイナンバーカードが使えるようになったのは河野さんが言っていた保険証が使えなくなった時期よりはるかにあとのこと。

前日社会でのマイナンバーカード導入にあたっての混乱にの解消には、河野さんの姿は見えなかった。

印鑑廃止もそうだ。

押印が必要な行政手続きが14,992種類あって、この99%以上の14,909種類を廃止すると高らかに打ち上げたが、現実社会ではまったくその成果を感じない。

私は仕事柄、役所に申請書をだしたり証明書を取りに行ったりすることが多いのだが、印鑑廃止の効果を感じない。

実際、当地(宮崎県の北端の町・延岡市)市役所で、お客様に依頼された証明書を取る際に認印を求められることが多いのだが、その認印は市役所内の売店で販売している。

こ市役所の窓口で認印の押印を要請されることがあるのだが、受付窓口のすぐそばにある売店で認印を購入して押印し、その書類を提出したら証明書を交付してもらえるという局面がいくつもある。

私はひねくれものだから、その場で購入してきて押印したとわかるようなタイミングで申請書を提出したりするのだが、それをとがめられたことはない。

故河野さんのいう、市販の認印でも住むような印鑑は不要というのは、実に正しい。

ただ、それは見せかけだけのスタンドプレーで終わっている。

 

国民全員が確定申告するなんて言っているが、河野さんはマイナンバーカードでの混乱をどう感じているのだろう。

混乱したら、担当者をどなりつけるだけなのでは?

自分が思いついたことは、その結果を十分検証せずに口に出し、自分が口にしたことは強引に押し通す。

総理大臣になって、こんな政策をやられたのでは国は大混乱することになる。

岸田さんが、総理大臣になることが総理大臣になった理由だと揶揄されているが、河野氏も似たようなもののようだ。

総理大臣になるために、突拍子もない政策を振りかざしているようにしか思えない。

 

 

2024年9月 5日 (木)

米不足 冷静に

ニュースワイドショーがコメ不足をネタにしている。

ちょっと前には、日向灘地震のトラフ大地震報道でスーパー、コンビニから水が消えた。

コロナの流行り初めの深刻なマスク、咳止め、解熱剤、消毒用アルコールが枯渇したことも記憶に新しい。

そもそも、すべての品物は通常の販売量に見合う生産をしている。

作りすぎるて在庫が余り過ぎたら値崩れして損をしてしまうから、販売数にあわせた製造をしているのが現代だ。

だから、ちょっと異変があって不安にかられた人が普段より多めに買い込む行動に走ると、一時的に品不足がおこる。

品不足に出くわした人が、あわててさらに買い込むと、品不足が拡大する。

それにさらに拍車をかけるのがマスコミだ。

ワイドショーで商品不足を煽り立てる。

不安に駆られた人は、品不足が永遠に続くように思わされて、必要以上に買いだめをする。

かくして、品不足は拡大し品不足の期間も長くなる。

こんなことを、こりずに繰り返すのだなあ。

私は米派だけど、米の高騰が続くようであれば、落ち着くまではパンに切り替える。

私は、常日頃から、異常に値上がりしたものは買わない。

キャベツが値上がりしたらキャベツは食べない。

サンマが高級魚になったら、サンマは食べない。

卵が高くなり過ぎた時には卵は食べなかった。

幸い、まだ、代わりになるものはいくらでもある。

急激に値上がりしたものは買わずに、代替品を買うことだ。

いつか適正な価格に落ち着く。

 

米派の私は、米が高騰して高級食材になってしまうと困るが、買えないほど高止まりすることはないと思っている。

 

2024年9月 4日 (水)

安らぐことを許さない

台風10号が去って、朝夕に秋の気配を感じるというか感じたい、昨日今日。

連日、真夏日、猛暑日の連続の8月だった。

9月に入り、わずかな気候の変化を見つけ出して、秋が来るのだなあと一息つきたい。

今朝は、ちょっと涼しい朝だった。

テレビをつけると、TBSの朝のワイドショーの天気予報コーナーだった。

やはり全国的にも涼しい朝を迎えているようだ。

猛暑の中でやっと涼しい日が訪れたのだから、「今朝は過ごしやすい朝になりました」などと人の心を安らげる会話をすればいいものを、今日は一転6月の気温で肌寒い朝となりました」と話を展開する。

街を歩いている人の一人を人を丸く線で囲んだので、なにごとかと見ていると、「長ズボン、長そでの人も見受けられます」とのコメント。

次の画面では上着を羽織って歩く女性を取り上げ「上着姿の人もいます」などと肌寒いという表現を用い、急激な温度の変化で体調を狂わせないようにご注意くださいなどと心配してくださる。

「この涼しさも今日限り。明日からはまた真夏日の暑い日が続きます」と、人々を絶望の淵に追いやろうとする。

最近は、春と秋の期間が短くなったと感じるが、テレビのせいでそれをより強く感じさせられるのではないか。

私は日ごろバイクを移動手段にしているのだが、9月に入ると、夏日の炎天下の中でも、バイクイクで切る空気の中に秋の気配を感じることがある。

そんなとき、地球の温暖化で季節を感じにくくなっているけど、それでもしっかりと季節は変わっていっているんだなあと感じる。

まだ、温暖化を止めるのに手遅れにまではなっていないのではないか。

本気で、人間が住み続けられる地球にするために、一人一人が、自分にとっての小さな便利さの一つを少しずつ我慢しなければならないのかもしれない。

 

 

2024年9月 3日 (火)

世界中、権力者のための政治

アメリカは大統領選の真っただ中。

日本は次期総選挙を目指しての自民党総裁選。

イスラエルでは、ガザで人質6人が殺され、ネタニヤフ首相の停戦交渉の進め方に不満が高まり30万人がデモに参加。「戦争をやめろ」「最も大切なのは人質の生還だ」という国民の声が高まっている。

しかしネタニアフは攻撃の手を休めようとはしない。

「ネタニヤフ氏は選挙で負けることを恐れて戦争を続けている」とも言われているとおり、ネタニアフ首相の岩盤支持層はイスラエルのパレスチナ攻撃の支持者だからだ。

ロシアのプーチンが絶対安全なところにいて自国の若者を戦地に追いやり、ウクライナで殺戮を続けているのはわかりやすいが、それに徹底抵抗するウクライナのゼレンスキーも、自分は死なない場所にいて戦争継続の声を発し続けている。

ウクライナ国民の本音は、戦争の勝敗よりも停戦を望んでいるはずだ。

戦争に負けてたとしても、苦痛と死の恐怖からは免れられる。

ネタニアフも、プーチンも、ゼレンスキーも違いはない。

そしてアメリカも、日本も、ある意味大きな違いはない。

なにがアメリカのためだとか、何が日本のためになることだとか、何が人類のためになるのかということで政策を講じるのではない、どうすれば選挙に勝てるかということで政策は練られるのだ。

大統領選は、どのような政策を掲げることが大統領の道に近づくのかということで演出をしている。

日本でいまやっている自民党の総裁選は、誰に日本の将来を託すことが国民の幸せなのかということより、次の総選挙で誰を自民党の顔にすれば自分たちが選挙で勝てるのかということで自分たちの代表を選ぶのだろう。

太古の昔から、為政者は自分に都合のいい世のために権力を手にしようとするのだ。

 

平民は、今できる範囲で、自分たちの権利を主張できる世を維持するにはどうしたらいいかを考えることだ。

仮想敵国を作り、国防の重要性を強調し国民を国防増強に向かわせる。

しかし、国防増強を進めて侵犯してくる敵国と戦うことになると、国民は国のためという名のもとに死地に向かわされる。

それを指揮する権力者たちは絶対に弾の飛んでこない安全なところで作戦を立てている

2024年9月 1日 (日)

9月1日

毎度毎度言ってきたことだが、私にとって月の初日・一日(ついたち)は特別な日になっている。

私は「すべてが先送り病」という厄介な病気を背負っていて、この病気は当地(宮崎県の北端の町・延岡市)の方言では「よだき病」という病気で、すべてのことを先送りにする性癖があっていつもやり残した仕事を抱えている。

正月には年に一度の大リセットをして今年こそはと気持ちを新たにするのだが、それが長続きせず、次には毎月毎月の1日(ついたち)にまたリセットをするということを繰り返してきた。

私にとって一日(ついたち)は、気持ちを切り替えて前向きな気持ちを取り戻す日だった。

しかし寄る年波、最近はリセットも聞かない年代になったと、流石に自覚させられて、一日(ついたち)は後悔にさいなまれる日になっている。

この年になっても直っていない悪癖。

馬鹿は死ななきゃなおらない。(これも何度も言ってきたこと)

体の心髄のところが小学生のときと変っていない。

 

9月1日。

こりもせず気持ちを新たにしている。

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